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詩:0110 もう「群れ」はいたのに

罵倒が教室に響いている
わたしの身体も響いている
鼻の先に「群れ」がいる
わたしの行手を遮る罵倒

「群れ」には
元請けと下請けがいて
虐げられないように
わたしを罵倒しているんでしょう
可哀想に弱そうに

わたしは「群れ」が見えなかった
霊感よりも大切で
今いちばん ほしいんだ
「群れ」には1対1の話し合いはなかった
フォロワーってやつが
見えているんですか?

ひとりで生きているんじゃないです
みんなは「群れ」で生きていた


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