:0255 横浜発、琴座ゆき / 北村朱美 感想 #ポエマ川越
今回から著者名もタイトルに入れるようにしました。他の読書感想文の記事にも追記していきます。
一番左の本です。
川越で見つけた横浜
ポエマ川越の会場にはステージがあります。その前に2つのダンボール箱が置かれていました。運営のライトバースさんのご厚意で「そのまま持ち帰っていい」とおっしゃっていました。川越の会場にわざわざ横浜から来たのはわたしぐらいでしたから、横浜を選びました。
横浜発、琴座行き
誰かに豆知識を語るような形式の詩を、わたしは書いたことがありません。ぼんやりと特定しない詩の中で使えたら効果的でしょうね。わたしは具体的な名詞を多用するタイプなので、このままではこの技法は上手くいかせそうにありません。
全体的に好き
新しい職場になってドタバタしている今、通勤電車内で座って読みました。心が落ち着きます。『またの日に』の「もう身動きもとれない せめて互いに手をさしのべようと 思うのにその隙間さえない」が目の前で立っている動けない人々みたいだなぁと読んだり、元々そんな意味の詩ではないですが。情報量の多い生活になるとこのくらいの具体性の詩がちょうどいいです。
2002年ってまだ住所を書いていたんですね
1999年生まれのわたしも小学生のとき(2006-2012年)に連絡網のプリントは配られていましたが、こんなにはっきり市場に回る出版物に住所を書いてよかったんですか。まだ郵便でやり取りする時代ですもんね。