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:0291 批評の教室 チョウのように読み、ハチのように書く/北村紗衣 感想


感想を「批評」にするためには

これまで #読書感想文 のnoteを60は書いてきたうたもも。あくまで読書感想文なので、自分の好きなところを伝えたり、より魅力が伝わるキャッチコピーを模索してきました。

なので、どこを直したほうがいいと思うかは全く言及していません。理解できないのはわたしの経験値がないからで、技術がないわたしの提案をだれが知りたいのですか?

批評の流れ

この本では、精読→分析→書くの3段階+批評を読み合って議論をする段階について紹介されています。『ロミオとジュリエット』『華麗なるギャツビー』など既存の作品を用いて批評とはどう考えて行うものか解説されています。

わたしはそういった名作をほとんど把握していなかったのでこれから読んだり観たくなりました。作品を知れば知るほど、相対的な視点が増えて批評しやすくなるんでしょうね。

分析

今回のnoteには分析のメソッドだけ記しておきます。どうやら、作品を分析するためにやることは大きく分けて2種類あるようです。
まずは作中内の分析です。作中の時間軸や要素を書きおこすのがこちら。
もう一つは作品の外の分析です。既存のデータベースを調べ、作品が制作された当時や作中の時代・関連作品について調査をするほうです。

「作品の外の分析」が足りていない自覚はあります。詩の場合、単語だけでは時間軸や作中の時代は探りにくいですが、作者の生きてきた時代はわかるはずです。また、要素面では知らない単語が出たときや、知っている単語でもわたしの感覚とは意味が違うかもしれないと想定しなければなりません。

時間かかりますね。これからアンソロジーの感想を相次いで書くつもりなのでかなりお待たせします。


マガジン名はどうする?

この本で批評のメソッドを学びましたので、これからは感想と批評を併記していきます。マガジン名は「読書感想文」から「本を読む」に変更しました。最初は稚拙な批評になるとは思いますが、より説得力のある価値づけに努めて参ります


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