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線のはなし

絵を描くのが好きです。1日の大半、何かしらを描いています。

みなさんは、絵を描きますか。
今日は、絵の中でも、線の話をしてみようと思います。

絵のこと

私は、ものごころついた頃から、ずっと絵を描いています。

自由帳・いっぱい

創作活動を始め、Twitterで絵を描く人と繋がりを持つことができました。
周りで絵を描く人が少なかった私にとっては、とてもありがたい経験です。

そこで疑問に思ったのですが、皆さんは、どんなことを考えて絵を描いているのでしょうか。

私の興味はにあります。

私は主に、アナログで絵を描いています。
シャープペンで、自由帳に描き込む形です。

いつもの

私の調子が良いときは、線も濃く、滑らかに伸びている気がします。
逆に、線がガタついて、何本も重なってしまう時は、あまり調子が良くないようです。

線は、描き手の緊張や指の動き、力の入り具合によって大きく変化します。

自由帳一頁(部分)

不思議なことに、何年も前の自由帳を見返しても、調子が悪かったときの絵、楽しかったときの絵が、線を見ると分かります。

毎日描いていても、同じ線が現れないのが不思議です。そのときの自分を映す、鏡なのかもしれません。

線②

線、といえば、漫画を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ここで、私の好きな漫画家さんを少しだけご紹介します。

・高野文子さん
・入江亜季さん
・こうの史代さん

皆、アナログ原稿を主流としている方です。
画像は載せられませんが、どの方の作品を見ても、絵を描く楽しさ、こだわりが伝わってきます。描き手の原稿に向かう緊張や、楽しさまで伝わるようです。

いつも、漫画を読むと絵が描きたくてたまらなくなります。絵を描くこと、線を引くことの楽しさが伝播するのかもしれません。
いつか、心地よく楽しい線が引けるようになりたいものです。

線を引こう

私は、気がついたら絵を描いていたような人間なので、何故描いているのか、いまだに答えは出ていません。

ただ、絵を描いている時が、一番自分を理解できる気がします。どういうものが好きで、どういう線が引きたいのか、それが集合して、答えになるのが絵でした。

もし、貴方が、絵に興味をお持ちなら、なにか描けるもの、ペンでもスマホでも、地面だって構いません。
線を引いてみることから始めてみませんか。

どんなに曲がっていても、真っ直ぐでも、それは紛れもなく貴方の線です。
線の魅力に気づくと、絵を描くのが楽しくなるかもしれません。

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