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現地観戦負け男が気づいたレノファ愛(2023年 レノファ応援記)

 2023年のレノファ山口は全42試合で10勝14分18敗(勝ち点44)の20位(22チーム中)でした。私が今季見に行った試合は11試合で1勝3分7敗という散々な結果でした(笑)。しかもその1勝は開幕戦の1勝で、その後はずっと勝っていなかったので、私は9か月間スタジアムで山口一番を聞けないまま、今シーズンが終了してしまいました。そんな、負け試合ばかりを観戦したからこそ気づいたレノファ愛を書きます。

2023年度の私の現地観戦の成績

1.引っ越しで山口県から出る

 私は2017年に大学入学のために愛知県から山口県に移り、以降6年間修士課程卒業まで山口県に住みました。そして、2023年度に県外(九州地方)の大学院の博士課程に進学のため、山口を離れることになりました。

私は大学1年生(2017年)にレノファ山口のファンになり、そこから毎年20試合前後ぐらいレノファの試合には行ってました。しかし、2023年シーズンは引っ越しをしたため現地観戦は少なくなってしまいました。それでも住んでる所から近い場所でのアウェイ戦や関東でのアウェイ戦などに行ったので観戦数が11試合という例年の半分ぐらいの試合には見に行くことができました。

 山口に住んでいたころはスタジアムから比較的近いところに住んでいたので、レノファの試合に行くのは日常でした。しかし、6年間続けた習慣をやめることは難しく、レノファの試合に行かないと夢にレノ丸が出てくるぐらいでした(笑)。そして、レノファの試合を観たいという気持ちが抑えきれず、11試合も見に行きました。6年間でレノファ愛がいつの間にか育まれていたんだと実感しました。

2.サッカーの楽しみ方は様々

 レノファのサポーターになった2017年から2019年までは、ほぼ見に行った試合ではゴール裏席に行き、声が枯れるまで応援していました。そういった応援がサポーターの基本だとも思っていました。

 しかし、2020年にコロナが流行り、声出し応援は出来なくなりました。声出しが出来ないので、私はゴール裏にはいかずMA席やBA席など普段行かない席に行って観戦するようになりました。普段、声出しをして応援することしか頭になかったのですが、ゆっくり席に座ってみんなでご飯を食べながらサッカー観戦するのも良いことだというのに気づかされました。

 2023年のシーズンは応援がコロナ前に戻ったので、私は基本はゴール裏の席にいました。しかし、第2節のジュビロ磐田戦では久しぶりにサッカー観戦をするという友達と行ったのでBA席で観戦しました。その友達は試合が始まる直前にスタジアムにつきました。そして友達は試合が始まった瞬間に試合を観ずにスタジアムグルメ売り場の方に行き、大量のビールとご飯を買ったのです。結局前半30分ぐらいはサッカーの試合は見ず、どのスタジアムグルメを買うか迷ってました。

買ったスタジアムグルメの一部

 この観戦方法は衝撃的でした。サッカーを見に行って90分間試合をしっかりと観ないことなんて僕はしたことなかったので、カルチャーショックを受けました。けど、スタジアムグルメは試合が始まる前は混んでいるので、ある意味効率的な買い方なのかなとも思いました。その友達は「太鼓とか使って応援している人が多くて、ある種のお祭りみたいな空間で飲むビールは美味い」って言ってました。実際友達はそれで試合の勝敗関係なくすごく楽しんでましたし、これはこれで一つのレノファ愛の形なのかなと思いました。こういったサッカーの楽しみ方も来場客数を増やすためにレノファ(サッカー界)で提案していくのもありなのかなとも思いました。

3.負け続けても応援

1.負けてもアウェイに行く意味

 今シーズンの現地観戦ではとにかく負けまくりました。特に9/9のアウェイ東京V戦ではレノファは相手ゴールに全く攻められなくて、他のサポーターとずっと愚痴を言ってました(笑) 。 一人でホテルに帰ってるときに、「なんでわざわざアウェイまで来て、こんな辛い試合を観て帰らなきゃいけないんだろう」と思いましたし、遠くまで行ってアウェイ観戦はもうやめようかなとも考えました。まぁ1か月後に懲りずにアウェイ大宮戦に行って、また負けるのですが..(笑)負けるのになぜアウェイに行くのかを自分なりに考えてみました。

 僕は7年間レノファサポーターをしていますが、山形から沖縄までいろんなアウェイに行きました。その中で以下の掛け算が成立することに気づきました。

現地観戦の掛け算

 上の掛け算から、遠くのアウェイまでお金をかけて行って、内容がダメダメだったら相当がっかりしますし、逆に勝利したときなんかはこれ以上ない爽快な気持ちになることがわかります。2017年のアウェイ松本山雅戦の0-2からの3点を逆転した試合なんかもう嬉しすぎて今でも忘れられないぐらいです。

 そのため、アウェイ戦に行って勝った時の喜びは何事にも代えられないぐらい嬉しいです。そして、その喜びが忘れられないので、遠くのアウェイまで行って応援します。 ぼくは山口から引っ越してホームに行く機会自体は減りましたが、アウェイの勝利の快感は忘れられないものなので、頑張ってアウェイに行くようにしました。これも一つのレノファ愛なのかなと思っています。

2.シンセダイから学んだこと

 私はレノファ山口を応援している大学生グループの「シンセダイ」のメンバーです。私だけ大学院生なので年齢が一人だけ高くなっていますが..(笑) 私以外のほとんどのメンバーがレノファファン歴1~2年ぐらいです。

 シンセダイのメンバーは熱い人が多く、特にゴール裏にいるシンセダイのメンバーの応援は全力です。どんだけレノファが負けていたとしても、選手の力に少しでもなりたいと思ってあきらめず応援してます。

 そういったシンセダイの応援をみると、自分も負けてられないなと思うようになりました。長年ファンをやっていくと、この試合はもう負けそうだな、、とかいうのを勝手に想像するようになっちゃいます。そういった想像をせずにひたむきに応援する後輩の姿を見たら、そんな考えを捨てて応援した方が、試合に集中できるし楽しめることに気づきました。

 ファン歴が長くなるにつれて、自分の中で忘れかけていた応援熱を思い出させてくれた後輩たちに感謝していますし、レノファ愛というのを具現化してくれる後輩が大好きです

4.最後に

 今シーズンはファンになってから初めて山口県外に住むようになったシーズンでした。しかし、たくさんのファンやシンセダイとの出会いによって、例年以上にレノファ愛に気づけたシーズンになりました。だからこそ、Noteに【緊急企画】エスナイデル飯を作って食べてみた|uukotyann (note.com)なんかを書いたりしたんだと思います(笑)。(皆様から高評価頂けて嬉しいです!!)

 来シーズンもレノファを応援してJ1昇格の夢をかなえたいと思ってます。そして、現地観戦成績を良くして平均勝ち点数の会長の企画の上位者になりたいと思います!!


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