転落人生のはじまり
そもそも、50代での再就職は厳しいと
わかっていたにも関わらず、
なぜ次の職が決まっていないのに
退職してしまったのか
について語ってみたいと思います。
いまから5年前まで、私は千葉にある某社の
本社に勤務していました。
そして私は2019年10月に衝動的に
上司に退職を切り出します。
ちょうどその頃、愛知に住む父の体調がすぐれず
千葉と愛知を毎月何往復もしていました。
仕事も順調だった頃に比べると
やや、陰りが見えてきた頃で、
今思えば、心労が重なり、
かなりメンタルがやばかったんだと思います。
上司は私に
『こんなクソ会社でも、辞めん方がええで、
おった方がええ』
といい、介護休職や介護勤務、愛知への転勤を
打診してくれました。
5年経った結果論で言えば、
その上司の言うとおり、
愛知への転勤が正解だった気がします。
いまさらですが…
そして、その面談では結論が出ないまま
2020年3月
世の中がコロナで大騒ぎになってきた時に
私は京都への転勤を告げられます。
千葉より愛知に近いのですが、
文字通り“左遷″みたいなものだなと
とてもショックでした。
自分の部下だった人が自分の上司になり
肩書きもこのタイミングで無くなりました。
中高年にありがちな、しょうもないプライドが
大きく傷つけられた転勤になりました。