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研究室の選び方
大学には研究室というのがあります。教員や学生がそれぞれの専門分野について研究する場所(部屋)のことを指したり、その研究集団のことを指すこともあります。研究集団としての研究室は、ゼミと呼ばれることもあります。
コミュニティデザイン学科の場合は、教員一人ひとりが一つずつの研究室(ゼミ)を構えています。学生は3年生になったら、どこかの研究室に所属し、そこで卒業研究に取り組むことになります。実際には2年生の12月頃に決めるんですね。多くの2年生がどの先生の研究室に所属しようか、悩みます。
私達の学科では、ゼミ選びのために教員を訪問して話を聞いたり、研究室の様子を見学したりする仕組みを取り入れています。ですが、そこで聞けるのは教員からの説明が中心でした。
そこで、今年から新しい取り組みとして、学生によるゼミ紹介、というイベントが開催されるようになりました。教員からの依頼があったわけではなく、学生が独自の企画として開催したものです。
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教員が学生のためにと考えてアレコレ行うことに加え、学生も自ら必要だと考えたことを実行しちゃう、というのが大学の面白さですね。教員と学生がそれぞれの視点で考え、それぞれが必要と考えることを実行し、学びの場をより良いものにしていく。まちづくりでも同じように、様々な主体がそれぞれで考え、できることややるべきことを実行して補い合っています。これを観察・分析したり、体験・実践したりすることは、私たちの学科での学び、そして卒業研究にも繋がっていきます。
私たちの暮らしには何が必要か、何が足りないか、自分に何ができるのか。それを考え、行動に移すことに興味がある人は、ぜひコミュニティデザイン学科にいらしてください。あなたに適した環境やあなたが存分に力を発揮できる研究室がきっと見つかります。