2023/4/16 インターネット宇宙葬

※このブログはフィクションです。実際の人物や団体とは一切の関係がありません。実在の私は20代後半の男性ですが、このブログ内では私は私を20代後半の都内に住む独身女性と仮定しています。

 こんばんは、インターネットの皆々様。
本日の私は、退屈な仕事を終えてレイトショーを見てきました。
今週の仕事も、終わって解放感の中に行くレイトショーは素晴らしいものです。
タイトルは伏せますが、ネット上では面白いと絶賛の声が多数で正直かなり期待していました。
ウキウキと普段は、買わないポップコーン(塩味)等買って映画館にお布施をしてまで楽しみにして見たこの映画…
まあ、結果から言ってしまえば期待外れでした。
世間では、容認されているようですが私にとってはそれはとても許容できないものであり、物語というモノのセオリーから外れているとしか思えません。
誰かと、一緒に見て盛り上がったり、その場限りの時間潰しであればそういう映画も良いのかもしれません。
が、しかし、私は一人で観て、誰とも語らなくても良いシーンを思い返して噛み締める事の出来る、尚且つ心に残るような映画を求めていたのです。
期待外れとしか言いようがありません。
20代も後半に入った辺りからでしょうか。
私の、心には虚無感が広がりつつあります。
世間で言う面白さというモノがどこかズレているような、何かが間違っている感覚が心の中にあるのです。
当然、これは世間様皆々様インターネット様の感覚が間違っている訳もなく、私が段々と老害と呼ばれるようになってきたのでしょう。
20代後半で老害だなんて、本当の老害の皆々様からすれば烏滸がましい事かもしれませんが…
こういう想いを抱くようになったのも、去年の暮れにネット上における最後とも言える友達を失くしてしまったからかもしれません。
こんなくだらない前書きを書きましたが、本当の所この事から書き始めたかったのです。
しかし、なんだかそれから、書き始めてしまいますと、おや、あんたなかなか引きずってるんじゃないかだとか、未練がましいだとか思われるのが嫌だったからなのです。
だからこそ、私は私のアイデンティティたる嫌いなモノから書き出しを始めました。
元は小説でも書こうかと思いましたが、それもなんだか私には気恥ずかしく書ける気がいたしませんでした。
13歳から始めましたこのインターネットというモノに於ける友達、昔はネッ友とか言いましたね、その最後の防波堤が崩れました
これは、偏に私の不徳の致す所であります。
クリスマス~年末にかけてのことですが、私はその少し前に過労で倒れ救急車で運ばれ、その後コロナにかかるも仕事は休めずかなり厳しい精神状態の中で、twitterで言ってはいけない事を書いておりました。
まあ、それ以外の理由もあるとは思います。
それに、疲れている時こそ人の本性でしょう。
謝る事も出来れば、どうにか弁明もしようがあったかとは思います。
しかし、しませんでした。
誰か人と関わるのに疲れていました。
自分の心を説明したり、140字のツイートの意義を解説したりする事に意味を感じませんでした。
それに、良い区切りかもしれないとも思っていました。
この広大な宇宙とも言えるインターネットで出会い、住んでいる場所も遠いのに10年以上友達を続けるというのは、私のような面倒くさがりには困難でしょうから。基本的に、今回の件は私が一方的に悪いですが、まあ、私にしてはよくやったのではないかと思っています。
読んではいないでしょうが、もし読まれていたのならこの場で謝罪とさせてください。
善き友人でいてくれたことにも感謝しています。
力になれなくて、申し訳なかったとも思います。
それから、4か月
色々と考えました。
この10年以上にわたるインターネット人生にどう区切りをつけてやろうかと。
小説でも書いてやろうかとも、思っていましたが上記の理由により破棄。
それに先人が、「電気サーカス」という素晴らしいネット黎明期の小説を書いております。
私が、書くことに意味はありません。
私の思想として、やられてない物語はないというものがあります。
基本的に、先人はなんでもやってます。
見てないだけです知らないだけです、自分で書かずとも面白いモノ求めているモノはこの世に溢れているんです。
わざわざ自分で書くなんて馬鹿げてます。
無限とも思えるくらい面白い物語がありますから、それを読むだけで時間は足りません。
しかし、今回ばかりは私の心は何かをしたいと思ったようです。
そこで、気軽にブログから始めてみようかと。
過去のHNであるpelmaなんて名前を使って、ネットを始めたばかり@gamesで日記を書いていたように気持ちを綴ってみようかと思いました。
それが、今回このブログを始めた理由です。
どうにも、長く個人的なつまらない理由に付き合っていただきありがとうございます。
わざわざここまで読んでいてくれる方がいれば、多大な感謝を。
今日から、何時終わるかもわかりませんが、時間とお暇があれば何時でもこの葬儀に参列ください。
題して、インターネット宇宙葬です。
いつか、終わるときまで、よしなに。

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