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感動する準備は出来ている 〈一行詩集〉



生きるって感動だ

その昔、感動の無い時期があった
つまり私にとって死んでいた時期だ

ベッドの上で死んでいることも出来るだろう
死にたくない死んだように暮らしたくない

一人の人に触れてみたら
詩と出合ったかの様に出会ってしまった

そうなったらもう
感動する準備は出来ている







今回こちらを訪れたのは3度目
6月下旬に咲く沙羅の花が有名なお寺です



2023年




2024年













2023年の記事




2024年の記事


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是非、写真だけでもご覧下さい





今回は紅葉目的で訪れました

皆さまは、梅雨の頃の鮮やかな青葉と秋の頃の朽ち葉へと準備していく様とどちらがお好みでしょうか?


私は葉も言葉もはらりとする方が好みです
奥ゆかしいとでも言うのでしょうか



・いつも偉そうなお爺さんがレジで一所懸命に小銭を数えている

・饒舌な青年が言葉を詰まらせながら愛を語る

・雑な母親が栄養のある物をとあれこれ考えるが結局いつも通りになってしまう

・可愛くなりたくてあれこれ着飾るが想い人から「引き算でしょ」と言われて眉毛しか描かなくなる



もうこれだけで詩が作れそうですね

青葉をみて枯れゆくのを想像し
枯葉をみて元気な時があったなぁと思う

きっと常にはらりとしておきたい人間なんでしょう
そこを表現していきたいなと思います





では写真と言葉との相まった作品をどうぞお楽しみ下さい



一行詩    39本
画像        40枚





かへる かへる
我がふるさとの
田を耕さねばならぬ





フルートをやめた日少女を脱いだ






あいしかたを わすれた 猫




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