松明けや一挙にうごく鍋しやもじ 小林みさ
何もかも普段通りの日常がもどってきた。一切の家事を棚上げにされていたが、働き者にとってはうずうずしてくる。苦あれば楽あり、楽あれば苦あり。この波が人生の摂理である。楽を求め、苦を乗り越えようとし、楽が続けば退屈してくる。正月の目出度さを堪能しきったころ、忙しかった日常の在り難さに気づく。台所で料理をするのは楽しい。豪華なご馳走にも飽きて、食べ慣れていた味が恋しくなってきた。いつものあれが食べたい。
何もかも普段通りの日常がもどってきた。一切の家事を棚上げにされていたが、働き者にとってはうずうずしてくる。苦あれば楽あり、楽あれば苦あり。この波が人生の摂理である。楽を求め、苦を乗り越えようとし、楽が続けば退屈してくる。正月の目出度さを堪能しきったころ、忙しかった日常の在り難さに気づく。台所で料理をするのは楽しい。豪華なご馳走にも飽きて、食べ慣れていた味が恋しくなってきた。いつものあれが食べたい。