カオナシたちの宴
ネットハラスメント、ネットストーカー、デジタルストーカー(サイバーストーカー)、という言葉を聞いたり、身近に被害者がいたりしますか?
実はもう七年ほど、ぼくはサイバーストーカーと戦っています。実のところ、同じ人物がほぼ同時期からリアルストーカー(女性、東大卒カナダ在留歴、既婚子持ち、ぼくには顔と実名が知れている)になっていたことが最近判明しました。
リアルの方は置いておいて、今回は「訴えることが難しい」サイバーストーカーについてお話しします。
冒頭の三者の違いはなんでしょう? とりあえず、AIによる凡例を見てみましょう。
“デジタルストーカーとは、インターネットやその他の電子的手段を用いて、特定の相手を執拗に追い回す行為やその人物を指す言葉です。ネットストーカー、サイバーストーカーとも呼ばれます。
ネットストーカーによる行為には、次のようなものがあります。
1. メールやSNSのDM、掲示板などで嫌がらせや脅迫をする
2. SNSアカウントを乗っ取ったり、偽アカウントを作成したりする
3. 監視アプリや追跡アプリで監視する
4. 誹謗中傷や偽情報の拡散をする
5. ターゲットの居場所を突き止める
6. オンライン上の恫喝や脅迫をする
ネットストーカーによる行為は、多くの場合、計画的、意図的、かつ執拗な方法で行われます。ターゲットが不快感を示したり、やめるよう求めたりしても、終わることはありません。
ネットストーカー行為はストーカー規制法の罰則の対象となり、一年以下の懲役または百万円以下の罰金が科せられる可能性があります。”
とあります。
弁護士事務所や、探偵社なども、「ネットストーカーに強い!」とうたうところがあります。
警視庁にもサイバー犯罪対策課があります(※東京都民。普通は生活安全課)。
ところが、ぼくがそれらに駆け込むとどれも
「うちでは対処出来ません」
と言ってお祓い箱を喰らいます。何故でしょうか。
相手の顔名前、下手すると大体の実家までわかっているのに?
もう一度、AIによる凡例を見てみてください。
被害者のもとに実害(メール、DM、手紙、書き込み、暴力、ほか)がある場合とない場合があることに気付かれましたか?
そうです。
1.4.6. (実害)
2.3.5. (実害とは言えない)
に分かれるのです。
そしてぼくは、すべて2.3.5. に分類されるタイプのサイバーストーキングでした。
これは、罪状はありますが、シッポが捕まえにくいため、最初から彼らサイバー犯罪に関わる人が避けがちなスタイルです。
1.4.6. はシッポがあるためさっさと捜査してくれます。
もしあなたが、2.3.5. に該当するサイバーストーキングに遭ってしまったら?
残念ながら、ぼくには有効な手立てをお伝えすることが出来ません。
少しだけお伝え出来るのは、別れた恋人などが「スパイアプリ」を仕掛けることがあること(スパイアプリ で調べてください)、「探す」アプリを悪用されることがあること(iPhone 探す 悪用 で検索下さい)です。
あとは徹底して心当たりのないSMSやメールは削除してください。
この記事が、同じように悩んでいる誰かに届いて、少しでもためになれば幸いです。
ぼくの七年がすこし報われます。
シキウタヨシ
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