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あなたの携帯は普通に使えていますか/ネットストーカーの脅威
ぼくはかれこれ2017年1月から、ネットストーカーと戦っている。六年になる。
「そんなもの携帯変えればいい」「キャリアを変えればいい」ご愁傷様、全てやり尽くして今に至る。
ぼくの名前(苗字と名前)はすこし変わっているので、おそらく検索でも掛けて(つまりキャリアにも侵入していることになる)いるのだろう、と推測するしかない。
さて置いて、ファイルは移動されたりログを取られたうえで削除されたり、コピーが増えていたり、改ざんされたりする。それが写真・画像ファイルやテキスト、エクセルファイル、メール(SMSも)など全てのファイルに及ぶ。パスワードはないに等しい。ネットバンキングから、PayPayなどの電子マネー、appleでの課金などはすぐ抜かれる。怖くて現金しか持ち歩けない。以前は、パスコードまでやられて、端末自体が開けなかった。
完全に掌握されているわけだ。
SNSやメールアカウントもいくつ盗られたか覚えてないし、Appleアカウントもそうだ。いまは小康状態にあるが、はっきり言って「生殺し」にされている、泳がされているだけの話だ。
今ですら、監視下でこれを書いている。記事にしてもすぐ消されるかも知れない。
おわかりいただけるだろうか?
24時間7日監視下にあって、どこへ行っても場所を特定され、電話や通信は全て盗聴、全てのデータを抜き取られて搾取されていくこの状況が。
六年も続いたのだ。そして先は見えない。
ぼくは精神をわずらい、ぼくの髪の毛は八個歳のはなれた兄より白くなった。
たぶんだけど、三〜四年前から、彼女はリアルストーカーになってもいた。
ぼくの身の回りで不可解な出来事が起きだしたのがその頃だ。
お金が無くなる、部屋が荒れる、ものが無くなる、部屋の中のものの配置が変わっているなど。
まさか彼女とはその当時は思わなかったから、家人がやったのだと思い込んでいた。
でも一年ほど前、一人暮らしをした時、空き巣に入られて、あっ、と思った。あれもそうなんだと。
空き巣は空き巣に終わらず、ぼくの寝ている間に居抜きに入ることまでしだして、身の危険を感じたぼくは部屋を引き払い、実家に帰った。
でも、居抜きはまだ続いている。
携帯やiPadの恒常的なクラッキングも。
ぼくはあまり他人を羨んだことはないけど、なんの心配もなく電車やバス、カフェなどで携帯を使っている人を見ると辛くなる。ならぼくは? と我に返ってしまうからだ。それが六年そうなんだ。悲しくもなる。
もう逃げることに関しては諦めている。
それよりは尻尾を掴んで逮捕に至った方がいい。
読者の皆さんに知っておいてほしいのは、この世間には、望めばぼくのように携帯を(Androidだともっと簡単に)支配下に置ける手段が存在し、それを悪用する人のいること(多くはスパイアプリを使って行われる)、そしてその被害者は、乗っ取りに気付かないことも多いこと。
悪意のかけらをここで見たなら、「自分だけはそうじゃない」という正常性バイアスは捨てて下さい。
あらゆる対策を講じて下さい。
手遅れになる前に。
シキウタヨシ