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AIは最強の占い師になれるのか[ミロク⇸ソワカ]

前略 ソワカ様

先日、個人のお仕事のクライアントであるご夫婦に男の子が誕生!お祝いを一緒に買いに行ってくれてありがとうねソワカさん。贈り物って楽しいけれど難しい。ましてや自分や周りには子育て中の方がいないから何が喜ばれるのか。ソワカのアドバイスでよだれかけとポンチョ型バスタオルのセット!お渡ししたらとても喜んでくださったわ。ありがとう!

生命の誕生とは神秘的よね。前回のソワカからのお便りでは”占い”を取り上げていたのでわたしも少し想いを綴ってみようかしら。

読者の皆さま。こちらのマガジンは姉妹のお便りのやり取りで成り立っております。ぜひ前回のお便りも合わせてお読みいただければよりお楽しみいただけるはずです。

万物のリズムに人のリズムを重ねて見る...それが占いでしょうか

商品の寿命を「プロダクト・ライフサイクル」という「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」の4つの成長段階に分けて見ていく手法があるのは知っている?これは人生の成長曲線と同じような考え方を商品に当てはめているの。例えばiPhoneもこの成長曲線に合わせ数年前に分析されていた方がいて「次は多色展開で出るはずだ。」って言ってたことが本当に当たってたっけ。

その人自身がどうこうではなくて、「万物のリズムのある一点に生まれたあなたはこのような流れを汲んでいるんですよ〜」ということが占いということかしら。

万物のリズムの環状に生物が乗って、それぞれの人生を歩んでいく。占いって統計学って言われているわよね。万物のリズムに関するデータを色々な角度から体系立てたもということかしら。そう考えると占いの見方が少し変わる気がするわ。

四柱推命や西洋占星術、カバラ数秘術...ありとあらゆる占いが様々な方法で”リズム”を見出しているっていうことなのか。

風水は脳に与える影響を体系立てる環境学だそうよ

先日YouTuberカジサックさんの「3日で"1億"稼がせる風水師に新居見てもらいました」という動画を見たわよね!あの動画で風水師の出雲阿国さんがこんなことを言ってたわね。

”(風水とは)脳にどういう影響を与えるかっていうことを考えた環境学なんですよ。"ー出雲阿国さん

これわたしにとってすごくおもしろい考え方だったの。「あぁ〜環境学なのか。」ってね。普段生活している中で意識せずとも入ってくる情報ってたくさんあるからその環境を整えることで自分自身を整えるっていうアプローチに興味を持ったの。

例えば、店に置いてある脚立を違う場所に移動させただけで開放感があったけど戻すと圧迫感があって、置く場所変えたいって思うけどいい場所見つからなくてそのままだけれどね。

タロットは無意識を顕在化するトリガー

占いの一つのタロットもとても人気よね。タロットに関する本いくつか読んでみたのだけれど、ここにも意外な考え方があったの。出たカードをキッカケに無意識下に眠る様々な情報を引っ張ってくるというものなんだそうよ。おもしろいわね。タロットカードは元々トランプのようなカードゲームの一種だったの。人々がそのカードにいろいろな意味を見出してタロットカードは今の形にまで拡大。つまり、どんな物事においても考え方、使い方次第ということね。

わたしはやったことがないのだけれど興味本位でこの前ネットでポチったわ。でも「何占えばいいのかしら。」って呆然としてスッと袋に戻したわ。トホホ、また無駄遣い。

AIは最強の占い師になれるのか?

やっぱり人工知能が気になるわたし。占いは統計データを元にどのように分析するのか?っていうことよね。人によって見るべきポイントは違うわけだから、同じデータでも人によって分析内容、また伝え方もそれぞれ。

もしAIが人、人類を、地球を占うとしたらどうなるのかしらってね。
検索してみたら、Twitterなどの文章をAIが分析して性格診断するサービスがあるそうよ。

人工知能はデータが多ければ多いほど精度は上がる。あらゆるデータを蓄積できれば占いの的中率が上がると思う。そのデータを事業者に売る人も出るかもしれないわね。

AI占い師「結婚のチャンスが高まるのは来年です。」
相談者 「来年?お相手はどこ〜。あれ、この婚活に特化したマッチングアプリ良さそう。」

知らない間に自分の悩みを解決するサービスが適切なタイミングで広告されたら確度高いわよね。これに近いことが今でもあって、インターネットの行動履歴を追われて広告が表示されるけれど。”占い”で得られる個人の悩みや要望ってとても有益なお金になる情報よね。

ここまでくると”人間”の占い師か”AI”占い師どちらがいいのかしらね。
”人間”だからできること。それを考えると他のことにも応用できそうな気がしてきた。

この見出しのわたしなりの答えは「AIは最強の占い師になれるけれど、なれない。」という卑怯な回答よ!占いに求めることが正確さなのか、それともカウンセリングのようなものなのか。んん〜もし占いが必要な場合はどちらもバランスよく使い分けるということなのかも。セカンドオピニオン的な。

”人間”を理解するための方法いろいろ

占いもだけど、哲学や宗教、文化や慣習を紐解いていくことも自分を知る一つの手法よね。ソワカが教えてくれたこの本!わたしも目から鱗というか。飲茶さんの解説は本当にわかりやすく、楽しみながら読み進められたもの。哲学に興味のある方は飲茶さんの著書から読み進めることをオススメしたいわね。


この二冊から思うことはアプローチの違いだけで求めている答えは一緒。それは「私とは何か」ということ。そしてそれは答えを何かに求めても無駄で、答えは自分次第で導く必要があると解釈したの。

わたし”It’s up to you.”という英語のフレーズが好きなの。”自分次第”っていうこと。奇しくもあのMr.都市伝説さんも「信じるか信じないかはあなた次第です。」っていう決めセリフね。

お店に立っていてよく感じるんだけれどお客様のご質問に答えづらい場面があるの。例えば、「子どもが食べるものありますか?」というご質問。わたしその方のお子様が何歳で、どんなアレルギーがあって、何がお好みで、どんなお腹の空き具合かなどなど情報0。無責任にオススメできないじゃない?出産経験、子育て経験ないし。

その度に内心”It’s up to you.”って思ってしまう。自分で決めなくてもいいような質問の仕方をなさる方が多い気がしているの。悪いことではないけれど、自分で考えなくても生きられる、誰かが答えを出してくれるという日本の環境の良さのためかしらね。

「令和元年=スピリチュアル元年」というタイトルでnote書きたいのだけれど、スピのプロではないからなんとなくまとめづらい。占いやスピリチュアルは以前だとマイナーな印象があったけれど、ここ数年で本格的にビジネスシーンに登場してきている。あるビジネスコンサルの方は占い師の方とタッグを組んで、スピリチュアル分野でビジネスを今後展開したい方向け高額な講座をパッケージングしていたりするの。令和元年。精神テクノロジー文明の幕開け...おっと「信じるか、信じないかはあなた次第です。」

お丁夫人
第一夫人その後離婚

草々

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