一点豪華主義

「平均化したお金の使い方から生まれるバランス的マンネリズム。」
「住居は橋の下で毛布一枚でもいいから、スポーツカーを手に入れる。」
「4日間の食事をパンと牛乳にして、素晴らしい背広を買う。」

ある本の中にこんなことが書かれていました。

一般的には、背広もアパートも食事も並べてバランス的に配分することで、それはそれで良い生活を過ごしている。

その生活に満足いっていればいいけれど、死ぬまでバランス的な考え方では飽きは来ないだろうか。

人はときに、何かに狂うことで心地よいと感じることがある。そこに、集中的に経済力を注ぐことがあっても良いと思う。

人間生きているうちに、得ることの出来るお金は限られていて、それ10代20代30代のようにある一定のところで短く区切っても同じである。
あるものにだけは勘が良くなって、値段など気にせず買ってしまえばいい。

一点豪華主義。そこに至るほど狂えるものがあることは幸せだと思う。


ちなみに最後に補足すると、その本の著者はギャンブルをうまく解釈するために、一点豪華主義を使っている。
(定年までに得られるお金が、ある芸能人の1年分であることに気付いたなら、どうせ貯まらないお金を持っているより、八百長のオートレースに男をかけてみてください。親父さん。と言っている)

僕の考えることとは根底から違うみたいでした。面白いです。





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