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恋を知った新御三家 美波編Part2

〇:もう行くよー

麻衣:ちょっと待って〜 

〇:先乗ってるからね〜

麻衣:わかった〜

〇:よし、えーとここか 15分あれば着くな

ピコン

〇:ん??

美波;今日は一日よろしくね??  玄関の外で待ってますっ

〇;了解 今から向かうね

麻衣:おまたせ〜行くよ〜

〇:先に美波迎えに行くよ??

麻衣:はーい   

〇:気合い入れてるね

麻衣:え、そう?? いつも通りだけど

〇:いつもの服装じゃないじゃん

麻衣:へぇ〜いつも見てくれてるんだぁ〜

〇:………じゃあ知らない

麻衣:え〜!!素直に言えばいいのにー

このこのー

〇:ちょ、危ないから!

麻衣:このこのこのー


〇:おはよ 隣乗って?

美波:おはよっ  お邪魔します

あ、麻衣さん、今日はご無理言ってすみません

よろしくお願いします

麻衣:いいのいいの〜 こちらこそよろしくね??

〇〇の隣で大丈夫?? 私の隣来る??

〇:あ、そっちの方がいいか笑

美波:あ、じゃあ失礼します。

麻衣:気分がいいなぁ〜

〇:はいはい 出発するよ〜

〇〇が運転してる間は2人の空間が出来上がってしまい入る隙すら無かった

それほど美波は麻衣の事を好きでいてくれてるんだと再確認できた

車を走らせて20分ほどいつものスタジオに到着した

カメラマン:おはよー おっ言ってた子か〇〇君の彼女??

〇:違います笑 麻衣姉のファンです

カメラマン:あははそうか 今日はゆっくりしていってね

美波:はい!ありがとうございます!

麻衣:主役の私は最後ですか??

カメラマン:いや、そんなことないけどさぁ 何回目よ

麻衣:さぁ??

カメラマン:いつから麻衣の専属カメラマンになったのやら。

麻衣:撮りやすいでしょ??

カメラマン:1番楽

麻衣:同意

美波:〇〇ってこれいつも1人でしてるの??

麻衣さんの予定組んだり送迎したり

〇:うん もう慣れたよ笑

このカメラマンさんと撮る時は必ず朝からで昼までに終わる

麻衣姉にとっては息抜きって感じかな

美波:凄いなぁ 雑誌とかで見る麻衣さんの表情だ

〇:一応ベテランだからね笑

美波:………

〇:見とれてるね笑

美波:え、あ、ごめん笑 ほんとに綺麗だなって

〇:ありがとうって言っておく笑

美波:こんなお姉さん羨ましい

〇:いや、そうでもないよ笑

美波:え??

麻衣:〇〇〜!!休憩〜だって〜

〇:ちょ、止まって!!

麻衣:止まれなーい どーーん!!

〇:ぐはっ

麻衣:お昼っお昼っ

〇:苦しいってば〜

麻衣:美波ちゃんも一緒に行こ??

美波:あ、はい!

〇:歩きにくいから離れて

麻衣:やーーーー

カメラマン:ちょっといい??

美波:え、はい

〇:外で待ってるね??

美波:うん




〇:何食べたいの??

麻衣:ん〜パスタかな〜

〇:いつものとこ??

麻衣:そうそう〜 

〇:なら歩いて行くか

麻衣:いえーい あ、きたきた

美波ちゃんパスタでもいい??

美波:あ、は、はい!!

〇:なんかあった??

美波:昼から、麻衣さんと一緒に撮らないかって……

〇:あ〜だから昼からもあるのか

麻衣:あ、そういう事ね よろしくね?? リラックスしてていいから

美波:は、は、はい!

〇:ガチガチじゃん笑

その後もガチガチのままお昼ご飯を終えて撮影場所に戻った

カメラマン:よし 始めよっか だ、大丈夫??

美波:ちょっとやばいくらい緊張してます笑

麻衣:私もそうだったな〜

カメラマン:撮り始めるのに2時間かかったもんね〜

麻衣:え、そんなにかかりました??

カメラマン:かかったよー 〇〇くんとどれだけ話したか、ねぇ??

〇:懐かしいですね笑

美波:皆さんもそうなんですね。

カメラマン:最初から緊張しなかったのは奈々未位かな  あの子はしてたかも知れないけど顔には出てなかったな

麻衣:ななみんはしてなかったらしいですよ カメラマンの喋り方が面白かったって

カメラマン:おい!それは問題だろ!

美波:ふふふっ

カメラマン:お、いいね〜 その笑顔だよ

美波:え??

カメラマン:カメラ向けててその笑顔出せるならもう合格  〇〇君いい子連れて来てくれるじゃん

〇:良かったです笑

麻衣:よし、頑張ろ??

美波:はい!!

その後2人の撮影は盛り上がり2時間ほど撮り続けた

カメラマン:いやぁ〜楽しかったよ ありがとう

もし入りたいなら〇〇君にいいな カメラマンは俺がやるし

美波:ありがとうございます 本当に貴重な一日でした

麻衣:いいのいいの これから3人と呑みに行くから〇〇は先帰っといてここから近いし

〇:分かった 気をつけてね

麻衣:迎えに来てよ??

〇:ははっですよね〜

麻衣:じゃあ美波ちゃんまたね??

美波:はい!!ありがとうございました!!

〇:送ってくよ

美波:お礼にも何だけど料理作るよ??

〇:じゃあお言葉に甘えて、

美波:そう来なくっちゃっ 

買い出しに行き〇〇はパソコンと向き合っていた

美波は淡々と料理を作り1時間半程で出来上がった

〇:うわぁ美味しそう〜  

美波:どうぞっ

〇:うんまっ!! 僕より上手い……

美波:良かったっ  〇〇君ってさ好きな人居るよね??

〇:え???

美波:女の勘ってやつかな 私にはそこに入れる自信ないなって 

〇:………居ないよ?? 好きな人

美波:そう?? じゃあ私も立候補しようかな、〇〇君の彼氏に

〇:僕なんかでいいの??

美波:〇〇君がいい 

〇:ふふっそっか ありがとう

美波:美月には絶対負けない

〇:負けず嫌いだね笑

美波:美月には負けたくない

〇:そっかっ

22時頃美波を送り麻衣を迎えに行き泥酔した麻衣をおんぶしてベットまで運んだ

何故かその後離してくれず一緒に寝る羽目になった……

翌日

〇:おはよっ

飛鳥:………本は??

〇:………あっ

飛鳥:はぁ?! 買ってきてない訳?!

〇:忘れてました。

史緒里:何そんなにやけてるの

美月:なんかいい事でもあったの??

美波:じゃーん  昨日撮ったの

二人:えー!!

史緒里:白石麻衣さんじゃん!! 

美月:もう挨拶してきたの?!

美波:違う!! でも一生の宝物。

飛鳥:まじありえない

〇:すみませんでした……

次回飛鳥編 Part1




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