兄が好きすぎて元殺し屋にも関わらずマネージャーに雇いました
マネージャーになってから月日が流れ〇〇は淡々とこなすようになっていた
今は全員の名前と顔も覚え転々とメンバーのマネージャーになって付き添っている
美月:おにぃ〜 今日は誰の付き添いー??
〇:美月
美月:……え、ほんと??
〇:うん、あ、あと、
美月:やったぁー!!やっとやっとだぁー!!
ーーーーーーーーーー
美月:なんで居るの……
美波:いや、仕事でしょうよ
史緒里:山下仕事把握してないの??
美月:おにぃの敵2人発見、美月成敗、やぁー!!
美波:はぁ……しめるよ??
美月:久保ー!!
史緒里:私が1番年下なんですけど。
〇:いつもこんななの??
美波:まぁ同期の間だと、
美月:梅〜
史緒里:ほぼ情緒不安定というか、テンションが高いと言いますか、
〇:なるほどね……
美月:あ、おにぃ今日2人家に連れて行っていい??
美波:もういないよ??
美月:へ?? おにぃー!!!
今日は3人で撮影があり付き添いが〇〇が行っていた
やはり5期、4期とは異なり仕事の慣れというのか淡々とこなしていた
カメラマン:お、いいねぇ!そうそう!
〇:美月ちゃんとやってるんだな、
史緒里:意外でした??
〇:お、お疲れ様
史緒里:お疲れ様ですっ 美月いつもあんなんですけど本当に〇〇さんの存在大きいと思いますよ??
いっつもお兄ちゃんお兄ちゃんって言ってるし疲れた日も頑張った日も全部お兄ちゃんに甘えるって言って笑
〇:ふふっ だからあんなにしつこいのか笑
史緒里:私も甘えられる人欲しいんですけどね、中々メンバーには笑
〇:僕ならいつでもいいよ?? まぁ、別に甘えて欲しいとかじゃないけどマネージャーだしさ、ケアするのも仕事の1つだし
史緒里:ふふふっありがとうございます でも山下に怒られるのは勘弁なので隠れて甘えさせていただきますねっ
そう言って史緒里は〇〇に抱きつきその場を離れた
15時頃には撮影が終わり事務所に戻ると3人は振り入れの練習を始めていた
〇〇は今野さんと次のLIVEの打ち合わせをしていた
気がつくと時刻は20時を過ぎていた
打ち合わせを終わり3人の様子を見に行くと……
美波:これはこの方がいいんじゃない?
史緒里:ん〜確かに
美月:ならここもこうしてさ、あ!!おにぃ〜
〇:もう20時だけどまだやる??
美波:あ、ほんとだ笑
美月:帰る!帰る!
〇:2人家に送っていこうか??
美月:あ、今日私の家来るから
〇:ん??いや、俺も居るけど……
美波:ご迷惑はおかけしないようにしますので。
美月:ね?!いいでしょ?!
〇:明日仕事休みだしな、しゃーなしな
美月:え、ほんと?!ありがとう〜!!
〇〇は史緒里に言われたことを思い出したまにはと心を許した
その時史緒里と目が合いにっこり微笑んだ
ハイテンションな3人を乗せて自宅に戻ると〇〇は速攻自分の部屋に戻った
〇:あ〜やっとできる。
下からの笑い声を遮るかのようにヘッドホンをしてゲームをしていると後ろから肩を叩かれた
〇:おっ!!びっくりした
美波:あ、すみません、ご飯できたのでお呼びしようと思って、え……
〇:あ、またやっちゃった
美波:え、これが素顔ですか??
〇:まぁ、そうだよ笑 美月が付けろってうるさくってね
美波:これは誰でもいいますよ、私だってこんなお兄ちゃん取られたくないですもん//
〇:そ、そうかな笑
美月:おにぃ〜!どうしたの?!あ……
史緒里:え、え〜!!めっちゃイケメン!!
〇:あ、あはは、ありがとう笑
美月:なんでいつもとるの!!
〇:いや、熱いんだから仕方ないだろ!
ゲームしにくいし
美月:またおにぃの素顔がぁ
史緒里:〇〇さんと結婚する、
〇:ん??
美月:え???
史緒里:一番タイプ……山下ごめん!!
美月:いやいやいや絶対嫌だね!!
美波:確かに、身長も私より高いし、
〇:ん??梅ちゃん??
2人:必ず〇〇さんを夫にする!!
美月:ダメだってー!!
〇:君たち、アイドルよ……
美波:アイドルじゃなきゃいいんですか??
〇:いや、別にそういう訳じゃ……
史緒里:なら、私辞めますよ??
〇:え、軽くない??
史緒里:だって〇〇さんいつ取られるか分からないじゃないですか、現にさくとかっきーもでしょ??
ライバル少ないうちに付き合っとかないと
美月:いや、私のお兄ちゃん!!
美波:でも兄妹は結婚出来ないよ??
美月:むぅぅぅ……
〇:あはは、美月どんまい
美月:お兄ちゃんまで〜
〇:まぁ、気持ちは嬉しいけど僕は誰とも付き合うつもりもないからね笑
美月:えへへっ 一生私のモノ
〇:違う
美月:へ??
〇:まぁとにかく、ご飯作ってくれてるんだし食べよ
美波:私が全部作ったんです どうです??いいお嫁さんになれますよ??
〇:ま、まぁね笑
史緒里:やば、私何も出来ない……
美波:史緒里は諦めな、可愛さだけじゃ無理無理
史緒里:くぅぅぅ梅〜
美月:ねぇおにぃ
〇:どしたの
美月:なんでそんなにイケメンで生まれてきたの、もう少しブサイクならもっと独り占め出来たのに。
〇:いや、知らないよ 親に言うべきだろ笑
美月:今日一緒に寝てよね?? バレた罰
〇:2人はどうするのよ
2人:もちろん一緒に
〇:絶対嫌だ
美月:お願いおにぃ〜!!
〇:無理!!
史緒里:あ、じゃあ王様ゲームで賭けよ!
美波:おぉ〜いいねぇ
美月:受けて立つ!!
〇:ご勝手、
史緒里:やりますよね???
〇:え、史緒里ちゃん??
史緒里:よね??
〇:…………やります。
史緒里:そうこなくっちゃ!!
3人:王様ゲームスタート!!
この後〇〇は3人に囲まれて眠ることになりその次の日もゲームが出来ず〇〇はストレスMAXになっていたとか……
〇:ゲームさせろー!!!
美月:えへへっ
続く……