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転生したらマドンナ天国でした

あれから1週間の時が経ち〇〇は今の生活に馴染めつつあった

何もかも知っている状態でまた人生をやり直すというのは得もあるだろうが苦痛の方が多い

知らないフリをして聞いておかないと行けないからだ

それに飽き飽きした〇〇は席替えを提案し美波の横になるように仕向けた

美波:〇〇なんかしたの??

〇:え、まぁ、暇つぶしに。

美波:はぁ。ほんと賢いって困るね

〇:頼むよ 相手してくれよ

美波:やだよ、〇〇みたいに賢くないんだから

〇:勉強教えてやるから、な?? 頼む

美波:…………成績下がるし

〇:授業態度なんて愛嬌振り巻けばなんとかなる

結果は点数、だろ??

美波:そうだけど……100点取れるの??

〇:誰だと思ってんのよ笑

美波:はぁ、分かったよ。で、何??

〇:あれから飛鳥の事調べたんだよ

美波:まだ気になってんの?

〇:そらなるだろ、もとおs、じゃなくて友達なんだし

美波:いつからそんな仲になったのよ

〇:片想い

美波:アホらし、で何が分かったの??

〇:出会い系って知ってる??

美波:今流行りのね

〇:そう、あれの裏があるんだよ

美波:裏??

〇:そう、まぁ、夜の営みってやつ専用のね

美波:………それで??

〇:飛鳥らしき人がそこにいたんだよ まだ確証は無いけどほぼといってもいいと思う

美波:何で分かったの??

〇:それは……まぁね。

美波:何よ 言わなかったらストーカーって言うよ?

〇:ったよ。す、スリーサイズを記入しないといけないんだけどそれの数値が近かったからさ

美波:……観察力は認めるけど。いくらなんでも気持ち悪いわ!!

〇:いった!!

先生:喧嘩は休み時間にしろよ

〇:え、いまの、

美波:すみません 気をつけますっ

先生:ならよろしい

〇:今愛嬌振りまくなよ

美波:へへへっ

放課後美波と別れ〇〇はバイトに向かった

〇:おはようございます

店長:おう!おはようー

美月:〇〇君〜おはよっ

〇:おはよ

美月:今日は2人きりだねっ

〇:え??史緒里は??

美月:元々オフだよ?? ずっと2人で入ってる訳じゃないからね?笑

〇:あ、そうなんだ

美月:そうそう よし、今日も頑張ろ〜

〇:おう

バイト時間は5時間 接客や飲食等を運んだりする

高校から近いのと駅近という事もあり人はいつも多い状態だった

美月:ねぇ〇〇君

〇:ん??

美月:私ってさ。

店長:美月ちゃーん会計頼んでいい??

美月:はぁい ごめんまた言うね!

〇:お、おう。

美月はそのまま何も言わずバイトが終わり帰宅した

〇〇は飛鳥かどうか確かめる為アプリを入れて模索を始めた

ーーーーーーーーーー

真夏:こーらっ 仕事しないと

〇:あ、真夏さん

真夏:なに、彼女探してるの??

〇:え、ま、まぁ。

一実:〇〇君幼なじみいなかったけ?

〇:いますよ

一実:その子とはどうなの??

〇:どうって、大切な人ですけど、

真夏:恋愛まではいかないかっ

〇:はい

一実:でもねっいつか気づく時が来るよ 

〇:はぁ。

真夏:あまり女遊びしないようにねー

〇:分かってますよ笑

    そしてついに飛鳥らしき人と面識を取り会う約束まで出来た

その月日は1ヶ月を要した

中間テストは500点を取り美波も490点をたたき出し学年一二になった

一方妹の祐希は勉強が苦手だったらしく五教科で150点をだし親と〇〇に怒られ〇〇が家庭教師することになった

〇〇は渋谷に10時にと約束し10分前には着いていた

姿がバレないようにサングラスとマスクをし偽名まで作り女の人を待っていた

??:あ、あの。健二さん、ですか??

〇:あ、はい。そうです

??:あ、Aです よろしくお願いします

〇:よろしく とりあえず行きますか

A:はい

2人は映画館に向かい映画を見てご飯を食べてある場所へ向かった

その間にあまり会話は無かったが声で100確信した〇〇は深く掘らずに過ごしていた

店員:ごゆっくりどうぞ

〇:緊張してる??

A:ま、まぁ……ちょっとは

〇:そっか とりあえず風呂入ってきて貰っていいかな?

A:分かりました

Aが風呂に入った瞬間〇〇はサングラスとマスクを取りホテルには鍵をかけた

ここからが本番……

30分後お風呂が開く音がして〇〇はベットから体を起こし背を向けて待っていた

A:あがりました。

〇:………僕の声分かる??

A:………いえ。

〇:そっかぁ 残念だな飛鳥

飛鳥:………え。な、何でいんの

〇:最初から映画館見てたじゃん

飛鳥:………帰る

〇:ちょっと待って その格好で帰るのか?

飛鳥:………

〇:とりあえず話ししようよ お金は払うからさ

飛鳥は逃げても意味ないと思ったのか着替えながら聞く耳を持った

〇:何でこんなことしてんの?? 

飛鳥:別に関係ないじゃん 他人の敷地に首突っ込む気??

〇:最初はする気はなかった、でも齋藤飛鳥だから俺は助けたかった

飛鳥もしたんだろ?? "転生"

飛鳥:………は??もって何まさか〇〇もしてたの??

〇:うん、現生ではもう死んでる

飛鳥:……嘘でしょ

〇:飛鳥は何で転生したの

飛鳥:分からない どうしてここに来たのかも気づいたら知らない親にお金とられてて私は泣いてた

今の家計はお金が無くてお金を欲してたみたい

だから私はすぐ稼げると聞いてこれを利用してる

〇:親の為にか??

飛鳥:………うん。毎日5万入れないと家に入れてくれないし。

〇:何で助けてって言わなかったの

飛鳥:言えるわけないじゃん 赤の他人なんだし

〇:………推しが身体売ってるなんて聞いたらみんな泣くぞ??

飛鳥:別に、私の身体じゃないし

〇:姿そのままなのに??

飛鳥:どうせ時間経てば戻れるでしょ

〇:どうやって戻るんだよ 時間で戻れるようになってると思うか?

この世界で普通の生活してるのに寝ても起きるのはこの世界だ

飛鳥:じゃあどうしたらいいの。もうやだよこんなの。

〇:なら、俺ん家来る??

飛鳥:は??

〇:行くぞ

飛鳥:ちょっとまっ、

〇:推しへの恩返しって思えばいいさ親なんて縁切ればいいしずっとここに暮らしたらいいよ

祐希いるし笑

飛鳥:え??よだっちょあんたの妹なの??

〇:らしい、梅は俺と幼なじみだって

飛鳥:ふーん、変なの てか、行きたいなんて言ってないんだけど

〇:手の震え消えてるのにか?? それは安心したって事なんじゃないの?

飛鳥:………します。

〇:ん??

飛鳥:お願いします!!

〇:ふふっそうこなくっちゃ

2人は建物から出て〇〇の家に帰宅していた

飛鳥:てか何で手繋いでんの 

〇:同い年だし、ここでは普通の女の子じゃん

飛鳥:やだ、離して

〇:はいはい

〇〇は手を離すと飛鳥は〇〇の腕を組んでくっついていた

飛鳥:こっちがいい//

〇:………あのな可愛すぎるって。

飛鳥:う、うるさい!! てか何で私が転生って分かったの

〇:初対面の時に去年も同じクラスって言ったろ??

梅に聞いたら今年からの転校生だったらしい

飛鳥:………外したかぁ

〇:それに趣味とかは受け継がれてるけど仕草は反映されないはずなのに飛鳥はされてたからねー

飛鳥:私を推してたから分かったのか

〇:そういうことっ

飛鳥:ふーん やるじゃん

〇:そらどうも てか身体大事にしろよ??

知らない人となんか……

飛鳥:それ以上言ったら許さないから

〇:分かりました飛鳥様

飛鳥:よろしいっ

〇〇の親も了承し祐希は大歓迎、飛鳥の親も縁を切ることに賛成し新たな家族となって向かい入れた

そして翌日……

〇:ごはっ!!

飛鳥:起きろ!!遅刻するぞ!!

祐希:ゆうーきーだーいぶ!!

〇:うぐっ 祐希そこは……

祐希:あ、ごめんね?!

飛鳥:いひひっ だっちょ行くよ〜

祐希:あ、飛鳥さん待って〜

〇:ぐ、マジ覚えとけよ……

美波:お母さんおはようございます

〇母:あら、おはよう 毎日ごめんね??

美波:いえ、もう慣れました笑

飛鳥:早く起きてこいよ!!

美波:え??今の声って……

祐希:あ、美波さんおはようございます!!

美波:おはよ

飛鳥:……あっ

美波:え。なんで??

〇母:昨日から家族になったの飛鳥ちゃん

飛鳥:どうも。

美波:どうも……

〇:ふわぁ あ、美波おは……

美波:〇〇ちょっと

〇:え、なになになに?!

飛鳥:………ふふっ変わってないなぁ

祐希:え??何がですか??

飛鳥:ん??なんにもないよっ

美波:どういう事

〇:えーとね……

美波:………一日でやる事なのそれ

〇:成り行き大事って言うじゃん??

美波:はぁ……もう知らない 先いくから

〇:あ、ちょ、美波!!

飛鳥:よっ

〇:あ、飛鳥

飛鳥:怒らしたの??

〇:君のせいね

飛鳥:こうなったの君のせいね

〇:間違いない……はぁ女子ってムズいわぁ〜

飛鳥:あ、〇〇が行ってるバイト先私も行くから

〇:………あ〜え。ちょっとそれは。

飛鳥:なに、嫌なの??

〇:嫌というか、組み合わせが。

飛鳥:何誰かいる訳??

〇:まぁ、行けばわかる

飛鳥:絶対山じゃん

〇:分かってるならやめてくれ

飛鳥:無理いく

〇:………きっつ

波乱は中々静まらない……

続く



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