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2人のアイドルに育てられることになりました 完結

〇:あれ乗りたい!!

飛鳥:メリーゴーランド??

〇:そう!ずっと乗りたかったんだ!

飛鳥:3人じゃ乗れないよ?

〇:じゃあ交互に一緒に乗ろ!

さくら:飛鳥さん先に行ってきてあげてください

飛鳥:じゃあいこっか

〇:うん!!

中学生になったとはいえ心はまだあの頃のままなのかもしれない

寂しさや辛さが成長を止めるというのは起こりうること

〇:飛姉前乗っていい?

飛鳥:いいよ? ちゃんと持っておくんだよ??

〇:うん!!うわぁ!すごい! さく姉〜!!

さくら:ふふふっ はぁーい!! 可愛いな、〇〇

あんなに身長高いのに。

飛鳥:またさく居たよ?

〇:ほんとだ!

さくら:いいなぁ 楽しそう……

さくらと〇〇が乗ってる間飛鳥はトイレに行っていた

だがしかし乗り終わっても帰ってこず迎えに行くことに

さくら:どこ行ったんだろ、

〇:さく姉あれ、

さくら:あっ。

男:な〜行こうぜ せっかく1人なんだからさ

飛鳥:1人じゃないです

〇:あ、あのどちら様ですか??

男:逆にどちら様??

〇:僕の、ぼくのk

男1:ん??

さくら:………警察呼びますよ??

男:やば、行くぞ

さくら:飛鳥さん大丈夫でした??

飛鳥:うん、ありがとう。うお、

〇:もう、心配させないでよ……

飛鳥:ふふっ ごめんね〇〇 泣かないの

〇:ほんとに心配したんだからぁ

飛鳥:頑張って声掛けてくれてありがとうね

〇:ゔん……

さくら:あ、そうだ〇〇 あそこ行く??

二人:え??

店員:ではお気をつけて〜

飛鳥:ちょ、なんで、ここなのよ

〇:さく姉前行って

さくら:〇〇も怖いの??

〇:べ、別に怖くないもん

お化け:う〜

飛鳥:ひぃぃぃ!!

〇:うわぁぁぁ!!!

さくら:ふふふっ

飛鳥:えんちゃん!早く行かないでよ!!

さくら:普通ですから笑

〇〇は怖くないと言いつつもお化けが出てくると必ず声を上げて叫んでいた

飛鳥は怖がってさくらの手をぎゅっと握っていた

さくら:ゴールッ

飛鳥:はぁはぁ……

〇:疲れたぁ

さくら:お疲れ様っ あっちで休憩します??

飛鳥:するする あ、〇〇アイス食べる??

〇:え、食べる!!

飛鳥:どれにする??

〇:ん〜苺!!

店員:毎度あり〜

飛鳥:なんか皆一緒って仲良しじゃん笑

さくら:たまたま一緒になっただけだもんねー??

〇:そうそう 飛姉が真似したんだよ

飛鳥:違うから!!

〇:飛姉だけ1番いい苺だしっ

飛鳥:ならそれにしたら良かったじゃん 遠慮なんてしなくていいのにお金はあるから

さくら:まぁもう一生3人で暮らしていけるお金はありますからね笑

〇:え?!2億あるの?!

飛鳥:どこで覚えたのよ 2億って笑

〇:小説で書いてたの〜

さくら:え、それは流石にないかも、

飛鳥:甘いなぁ えんぴーは、

さくら:え、あるんですか??

飛鳥:あるわけないでしょ

2人:無いんかい

その後も3人は夕方まで遊園地を堪能した

〇〇は今までで1番笑顔で飛鳥とさくらはそれを見て安心していた

帰りは〇〇は眠りについており飛鳥とさくらは〇〇の寝顔に癒されていた

〇:焼肉だあー!!

飛鳥:好きな物頼んでいいよ

さくら:なんか、嬉しいです こうやって飛鳥さんと色んなことできて

飛鳥:普段しないからね、レアかもね笑

〇:ツンデレなの??

さくら:ふふふっ

飛鳥:………違うから!!

〇:ツンデレ以外ないじゃんね さく姉

さくら:そうだね笑

飛鳥:もぉ そんな事いう子にはお肉あげないからね〜

〇:あ〜!ごめんなさーい!!




〇:ふわぁ ただいまぁー

飛鳥:疲れた〜

さくら:疲れましたねぇー 〇〇手洗いなさいよ〜

〇:分かったー お風呂入ってくる〜

飛鳥:てかなんでえんちゃんもいるの

さくら:明日も休みなので〇〇の面倒みておきます

飛鳥:え、休みなの?! 良いなぁ てか泊まりたいだけでしょ

さくら:へへへっ 

飛鳥:ったくもう ビール呑む??

さくら:はいっ

〇〇がお風呂入ってる間は唯一飛鳥を独り占めできる時間

さくらにとっては大事な時間だった

飛鳥:うんまっ

さくら:〇〇大分と馴染んでくれましたね

飛鳥:うん 嬉しいね 中学ももうすぐで行けそうだし

さくら:〇〇の面倒見すぎてメンバーに対しても子供扱いしてません??

飛鳥:ん〜そうかなぁ自覚は無いけど

さくら:子供扱いするのは私だけにしてください//

飛鳥:なに、えんぴー嫉妬してるの??

さくら:べ、別にそういう訳じゃ

飛鳥:じゃあ今まで通り

さくら:………してます!! 私だけのお母さんなんですから!!

飛鳥:ふふふっ 可愛いとこあるじゃん

えんちゃんおいで

さくら:え、なんですか

飛鳥:いいから

さくら:はい

飛鳥:これからの乃木坂をよろしくね 

さくら:え?? 

飛鳥:今年いっぱいで卒業しようと思ってる



〇:あがったよー あ!!イチャイチャしてる!!

飛鳥:おかえり してないから!それに服着なさい!

〇:あついんだもーん

飛鳥:私たち女の子なんだから!

〇:だってもう家族じゃん

飛鳥:…………え??

さくら:え、今なんて。

〇:だってもう飛姉とさく姉は家族だからいいの

二人:〇〇ー!!!

〇:う、うわぁぁぁ!!なになになに!!

飛鳥:ありがとうー〇〇〜

さくら:大好きだよ〜

〇:も、もう何泣いてるの

2人:〇〇〜!!

〇:2人とも大好きな家族、ちょっと2人とも泣きすぎだってば!!

二人:うぅぅぅ〜

どんな形であろうとも人同士が絆を深めあったり信頼があれば家族になれるのかもしれない……

〇〇はやっと心の扉を開け前を向き始めた

それから一年後飛鳥は乃木坂を卒業し〇〇の子育てとともに女優もやっている

〇:あ、お母さん今日バイトあるから帰り遅くなる〜 いってきまーす!!

飛鳥:あ、私も遅くなるからごは、

ガチャンッ

飛鳥:ったくもう。あ、〇〇お弁当〜!!!

遥輝:〇〇おはよ なんかお母さん呼んでるぞ

〇:え、あ、お弁当〜!!

飛鳥:もうはいっ それと帰り遅くなるからさくらとご飯食べてね??

〇:分かったー ママに言っとく〜 じゃあいってきまーす

飛鳥:行ってらっしゃいっ

遥輝:てかさ〇〇のお母さん若くね??

〇:ほんとのお母さんじゃないけどね、今は家族だよ

さくら:今日帰り遅くなるから〇〇と食べてって、私も遅くなるのに〜

遥香:誰と連絡してるのっ

さくら:え、あ、飛鳥さんだよ

遥香:仲良しだなぁ〜 撮影始まるよっ いこっ

さくら:うん!!

この関係は3人だけの秘密っ

【完】


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