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恋桜 season0 第3話

生駒:それじゃあテスト返すよ〜 

拓馬:絶対勝った

さくら:私だって!!

〇:はいはい 早く取ってきな

さくら、拓馬、〇〇、七瀬の順番でテストが返されていった

この学校は全教科が一気に返ってくるため心がえぐられる生徒が多数存在する

〇:それじゃ結果発表しよっか

七瀬:自信はあるん??

〇:うーん、半々かな笑

七瀬:ならななの勝ちかもなー

拓馬:〇ま、2人で勝負するか

さくら:え〜〇〇も呼ぼうよ〜 

拓馬:3人なら〇〇確定になるだろ?

二人でやるぞ

さくら:確かに……よし!まず国語!!

七瀬:ふふっななの勝ちやな

〇:ご、5点差……

七瀬:じゃあ今度一緒にお出かけしよ?

〇:ん??それでいいの?

七瀬:うんっ それがええねん

〇:分かった いいよ

七瀬:へへっ よしっ

拓馬:んなぁー!負けたぁー!!

さくら:…………

放課後……

真夏:よしっ 皆テスト返ってきたよね??

ていうより、先にみんなの見たけどねっ

誠:どう、どうでした

真夏:なんと、今回1人も居ませんでしたー!!

皆:うおー!!

誠:カンニングした??

浩太:する訳ねぇだろ!ちゃんと勉強したわ!!

瑠斗:珍しい

浩太:やれば出来るんだよ

真夏:ならこれからもやらないとね??

浩太:あっ

拓馬:〇〇凄くね?!

〇:頑張ったね笑

さくら:ねぇねぇ……

〇:ん??

さくら:さくも頑張った、から。

〇:え、うん

拓馬:ガキじゃないだから

さくら:でも。頑張った

〇:頑張ったね

美月:甘いねぇー〇〇君は

〇:え??

美波:頭撫でてあげな??

〇:え、あ、はぁ。

何がいいのか分からず優しくさくらの頭を撫でた

〇:これで元気でた??

さくら:へへっ えへへっ

拓馬:きしょ

さくら:おい

真夏:よし!じゃあ練習するよ!!

皆:はい!!

真夏:まずは新人戦だから先輩が前半に出て差を離してから1年生出よっか

拓馬:おい、〇〇舐められてるぞ

〇:そんなことないよ、僕らだって完璧じゃないんだし

拓馬:まぁ、団体プレーは初心者だからな笑

〇:拓馬は特にね笑

拓馬:おい

真夏:練習はキャプテンに任せるから後はよろしくね?? 会議があるからもう来れないと思うし何時でもいいから切り上げて帰ってね

皆:了解です!!

誠:よし!練習やるぞ!!

皆:はい!!

乃木坂高校バスケ部 3年7人 2年5人 1年6人

マネージャー3人

決して多いとは言えない人数だが東京の中でもかなりの上位に入る強豪校

スキルもずば抜けてる訳では無いが基礎が完璧に出来ている人がほとんど

そして何より体力が尋常じゃないほど多いのだ

誠:まずは10キロランニング 30分以内!!

皆:はい!!

美波:ファイトー

美月:頑張ってー

さくら:〇〇頑張って!!

浩太:幼なじみか??

〇:はい笑

誠:1位取らないとな笑

〇:はは、それはちょっと……

美月:よーい、ドン!!

合図とともに部員全員スタートした

スタメン5人はトップを走り続けている

拓馬:おい、嘘だろ、アレで持つのか

〇:体力、つけないとね

拓馬:燃えてきたー!!

〇:あ、

1周1キロと言われてるコースを10周走り抜ける

通過する度にマネージャーが応援してくれるとやはり元気が出る

それもまた乃木坂高校の強みなのかもしれない……

〇:はぁはぁ

碧人:ほらよ お疲れ

〇:あ、碧人君

唯:〇〇体力無いのによくあんなプレーできるな

〇:ここが、異次元なだけです……

誠:ふふっ 試合耐えれるか??

〇:一応フルで出てましたよ??

拓馬:俺が動きすぎてたからなぁー

それに僕らは〇〇をあまり動かさなかったからね

誠:それってどういうこと??

拓馬:試合したら分かります

浩太:????

10分休憩して1on1、3対2、を各30分ぶっ通しでやっていた

1on1は必ず全員とやるように出来ている為チームメイトの特徴も捉えることができる

そして試合形式の学年別試合が始まる

まずは3年と1年

誠、瑠斗、浩太、圭太、湊

〇〇、拓馬、真生、駿太、宙

〇:よし、頑張ろう!

拓馬:3人はとりあえず見てて〇〇の特徴を掴んだら入ってきて

真生:え、あ、どういうことだ

誠:手加減はしないよ

〇:望むところです

美波:では、3年対1年の試合を始めます!!

さくら:かっこいい

美月:ベタ惚れじゃん

さくら:え、あっ、出てました??

美月:ガッツリね笑

さくら:うぅぅぅ。

美波がボールを上げて試合がスタートした

先制は……

浩太:よっしゃ〜行くぞ〜!!

続く……

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