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掃除しか取り柄がない僕が乃木坂のマネージャーに雇われました

2018年、この年は乃木坂46の歴史に残る卒業ラッシュが始まった……

だが2017年は乃木坂の最骨頂と言ってもいいほどの快挙を起こした

奈々未が卒業し、白石、西野のwセンター インフルエンサーが発売され更に乃木坂の知名度があがった

18枚目では3期生、与田、大園のwセンターを迎え新たな風を吹かせた

全国ツアーでは初の東京ドームでのLIVEも大成功させた

そして更に乃木坂がメインの舞台、映画 「あさひなぐ」も公開になり日々大忙し

〇〇は案の定ほぼ飛鳥専属になり共に行動していた

〇:皆さん忘れ物ないですか??

七瀬:うん、おっけー

麻衣:大丈夫イっ

絵梨花:いけるよー 飛鳥〜行くよ〜

飛鳥:ちょっと待って〜

〇:寝坊するからだろ

飛鳥:はぁ?!起こしてよ!!

〇:もうそんな歳じゃないでしょ

飛鳥:むぅぅぅ

七瀬:そうやで はよ自律せな〇〇取るからな??

飛鳥:それは!!……いや、いい

絵梨花:ツンデレなんだからぁ〜

飛鳥:うぅぅぅ いくよ!!

〇:はいはい笑

だが忙しくても皆でご飯食べることは変わらず仲も家族のようになっていった

そしてこの年は……

司会者:第79回レコード大賞は乃木坂46のインフルエンサーに決定しました

日本の歌を代表するレコード大賞に輝いた

メンバー全員が心ひとつになって踊れたと話しており、〇〇もそれが伝わってきた

紅白には日村さんも参戦し充実した1年を送った

2018年、20枚目のシングルでは乃木坂46の主人公と呼ばれた生駒里奈の卒業が発表された

センターは白石麻衣、裏センターに生駒里奈が立つことになった

だがもうひとつ表題曲と言っていいほどの期別楽曲が誕生した

「against」 この世で1曲だけの1期生楽曲

初代フロント いくいくほし を先頭にファンからは壮大な反響を及ぼした

21枚目は2度目のセンター 齋藤飛鳥が選ばれた

3期生も多く選抜に入り 夏曲定番になった

22枚目、世間も驚かすニュースが飛び込んだ

西野七瀬  卒業

絵梨花:え、ほんと??

七瀬:うん、25になるし、3期生も大丈夫かなって

飛鳥:後悔はないの??

七瀬:無いよ、これからは飛鳥の時代にするんやで

まいやんといくちゃんも引っ張っていく人になってやっ

麻衣:ふふっ 飛鳥にできるかな〜?

絵梨花:駄々こねてそう〜

飛鳥:はぁ?!それは〇〇にだけ!!あっ……

七瀬:自爆してる子おる笑

麻衣:かーわいっ

〇:僕だけ?!やめてくださいよ……

絵梨花:飛鳥はそれどころじゃないよ笑

〇:え??

飛鳥:…………風呂入る///

七瀬:耐えきれんくなってるやん笑

麻衣:甘えたいんだろうねぇ

〇:まぁそれならいいですけど。

飛鳥:あのバカ//

どんどん卒業が近づいていく度に七瀬は皆と写真を撮ることも増え〇〇はカメラマンになりつつあった

そしてついに紅白の時がやってきた

バナナマンにも見守られ最後のパフォーマンスが終了した

23枚目は3度目のセンター、飛鳥が担うことになり

七瀬に継ぐエースとなっていた

2月のBirthdayLIVEでは4期生も登場し、乃木坂に新しい光を灯した

バスラ最終日では2ヶ月ぶりの西野の姿があった

七瀬は卒業はするもまだ一緒に住んでいたがこのLIVEを気に家を出ると〇〇にだけ伝えていた

七瀬:大阪〜!!声出るかぁ〜!!!

〇:………

今野:随分釘付けだな

〇:父さん、まぁね。最後の晴れ舞台だし。

今野:乃木坂好きになったか??

〇:とっくにね、最初は嫌だったけど今はすごく楽しいよ

今野:そうか、これからも頼むぞ 

〇:うんっ

白石:おまえら、さわげー!!

7thBirthdayLIVEの最終日は限りなく盛り上がった

それほど西野七瀬の存在が大きかったのだと〇〇は改めて実感した

アンコールも3回行い、幕は閉じた。

絵梨花:あす泣いてたねっ

飛鳥:釣られちまった

絵梨花:くしゃって泣いてて可愛かったよ笑

飛鳥:しーさんに釣られちまった

麻衣:その前からウルウルしてたくせにー

飛鳥:し、してないし!!

七瀬:え〜ほんまぁ〜??

なな悲しいわぁ〜

飛鳥:…………してないから!!

絵梨花:あ〜行っちゃった

麻衣:飛鳥は素直になることが課題だね笑

七瀬:ふふっ まぁ、かわええからええやん

〇:ふふっ 帰りますかっ

七瀬:ん??打ち上げいくで??

〇:え??

ーーーーーーーーーー

全員:かんぱーい!!!

〇:なんで僕まで……

麻衣:マネージャーなんだから当然でしょ??

七瀬:私らの近くなんやし感謝しいや??

絵梨花:マネージャーはみんなあっちだからね

〇:ほんとだ、

清楚が売りとは思えないほどの盛り上がり、身内だからこそ分かる芸をしたりして七瀬を明るく見送った

未成年の子達は早めに上がりほぼ一期2期生が残った

〇〇は夜風に当たっていると……

七瀬:あ、おったおった

〇:あ、七瀬さん どうしたんですか??

七瀬:ちょっと笑いすぎて風当たりに来たねん

〇:ふふっ 僕もです

七瀬:なぁ、ななの乃木坂人生充実してたと思う??

〇:……してたと思いますよ??

最初の頃は分かりませんけど携わった時からだとTheアイドルって感じがして、でも女優としてもモデルとしてもしっかりされてたと思います

七瀬:ふふっそっかぁ

〇:七瀬さんはどう思います??

七瀬:最初はいっぱいいっぱいやってとにかくファンを増やしたい気持ちやったけど、途中からはファンに恩返しせなあかんなって思ってきたし楽しくやれたかな

〇:そうですか。 悔いはないんですね??

七瀬:無いなぁ ほんま楽しかった

家族みたいなもんやからな、頼むわな〇〇

乃木坂を支えたって

〇:…………はいっ  お疲れ様でした 七瀬さん

七瀬:ふふっ おおきにっ ななの出るドラマ観るんやで??

〇:当然ですよっ

七瀬:支えてくてありがとうな

〇:…………はい!!

西野七瀬は卒業した、シェアハウスには残り4人

ここからあの悲劇が起こるとは誰も思わなかった……

続く……

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