酔った勢いで告白したらまさかの元推しメンで……
〇:クソォ!!俺らのなぁちゃんがぁ!!
男:もう半同棲とか……終わったも同然だろ!!
〇:なぁちゃん〜!!
男:やけ酒だ!!飲め飲め!!
〇:おう!!
西野七瀬の恋愛報道が出た次の日2人は忘れるためにやけ酒をしに来ていた
普段も飲むが1杯程度、その日は5杯ほど飲み干し意識も朦朧としていた時何を思ったのかたまたま歩いていた人に……
〇:あの、付き合ってください!!
??:え……
〇:一目惚れしました!!
??:ふふっ いいよ
〇:……え??
声を聞いた瞬間全細胞が起きろと言った
その場に居た人は……
〇:あ、あ、飛鳥ちゃん。
飛鳥:何驚いてんの 言い出したの君じゃん
〇:………いや。実は。
本当のことなんて言えない……ノリで告白したなんて言えばこの話しも無しになる
〇〇はさっきの酔いは全てどっか行き頭をフル回転にして考えていた
飛鳥:ん?? 迎えに来てくれたんでしょ??
〇:……ふぇ??
飛鳥:約束したじゃん 卒業したら迎えに行って彼女にするって
〇:え、だって。それは誰もが望んでる事で……
飛鳥:飛鳥ちゃんを本気にさせたのが君なのっ
いい?? 11年間傍で応援してくれた人を好きにならない方がおかしいの
〇:………
飛鳥:私がセンターになった時君が号泣してたじゃん笑
〇:あはは、でもそれほど嬉しかった ずっと応援してた飛鳥ちゃんが認められた気がして、おっ
飛鳥:〇〇のおかげで頑張れたんだぞ
ありがとうって言ってやる
飛鳥は恥ずかしそうになりながらも〇〇の胸にうずくまって喋っていた
〇:ふふっ こちらこそだよ、11年間本当にお疲れ様
乃木坂を大きくしてくれて、エースになってくれて
自慢の推しだと言い張れるよ
飛鳥:………っるさいばか
〇:あれ、泣いてる??笑
飛鳥:な、泣いてなんかないからな!!
5年後……
飛鳥:〇〇〜!! どーんっ
〇:おっ 飛鳥か
祐希:パパ〜
〇:祐希〜 おはよう〜
祐希:えへへっ おあお
飛鳥:飛鳥ちゃんは??
〇:ふふっ おはよ 飛鳥
飛鳥:へへっ 祐希顔洗いに行くよ
祐希:あーい
〇:ふふっ
〇〇はあのことを言えないまま飛鳥と結婚し祐希と言う女の子も授かり今3歳になる
飛鳥の要望で自分好みの家を建て自分で一括で払った
やはり本当のお金持ちなんだと再認識した
〇〇は料理をするようになった
祐希の面倒で手放せない時作っているうちにハマり今は飛鳥より料理をしている
祐希:ぷはぁ パパ〜抱っこ〜
〇:ん??よっ
祐希:えへへっ
飛鳥:ほんと〇〇の事好きよね
〇:なんなんだろね笑
飛鳥:満更でも無い顔して、飛鳥ちゃんが1番だぞっ
〇:分かってるよ笑
祐希:んー?? ラブラブッ
〇:どこでそんな言葉覚えた……
飛鳥:あははは!!
3人で朝食を取り〇〇は仕事に向かった
金銭的にはもう飛鳥と〇〇の貯金で難なく暮らせるが飛鳥と〇〇はそれを拒みお互い働いている
特別裕福な生活すること無く平凡な暮らしをしていた
仕事を定時に終わらせいつもとは違う駅に向かった
飛鳥:遅いぞっ
〇:ごめんごめん 祐希は??
飛鳥:梅と与田に預けた
〇:原因は与田だな笑
飛鳥:ふふっそうかもね笑
飛鳥から手を繋ぎ街中を歩き始めた
飛鳥:ねぇ、
〇:ん??
飛鳥:なんであの時告白してくれたの??
〇:………え。
飛鳥:ずっと違和感あったんだ ねぇ、教えて??
〇:何言っても怒らない??
飛鳥:うん
〇:実はあの時なあちゃんの報道があって友達とやけ酒してたんだ、そん時何かを思ってすれ違った人に告白したんだ。
それが飛鳥
飛鳥:……………ふふふっなんだ 私達運命だったんだ
〇:え??
飛鳥:だって全て重なって今があるんでしょ??
その時私じゃなかったらこんなことにはならなかったし
〇:まぁ、そうだけど
飛鳥:ふふっそっか でも。声聴くまで誰か分からなかったって事だよね??
〇:え、あ、はい
飛鳥:しばくよ??
〇:………もうなぐられたよ。
飛鳥:いひひっ まぁいいや 行くよ!!
〇:あ、ちょっと!!
与田:ラブラブ
祐希:ラブラブ
美波:何してんのよ
与田:あの二人を嫌かそうと思ってさっ
美波:ガキみたいなことして、
与田:だってこの子祐希だよ?!私と一緒!!
美波:たまたまよ
与田:絶対私みたいな子になって欲しいから付けたんだ
美波:100ない
与田:へ??
祐希:イチャイチャ
〇:あははは!!
飛鳥:いひひひっ
〇:飛鳥これからも大好き
飛鳥:………飛鳥ちゃんもだぞっ
[完]