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弟になった子が私のファンなのでもっと惚れさせてみた2

今でも信じられない日常……

朝起きてリビングに向かうと推しが料理を作っている

美月:あ、おはよう〜〇〇

〇:おはよう。

顔を洗い着替えて戻るとテーブルには料理が並んでいる

朝から手料理3品程並んでいる

今日本一忙しいと言っても過言ではない人なのに……

美月:よしっ 食べよっ

〇:うん。ねぇみづ姉

美月:どうしたの??

〇:毎日お仕事なのに大変じゃないの??

美月:ふふっ 心配してくれてるの??

〇:そら、するよ、大好きな人だし。

美月:もう可愛いな〜 大丈夫だよ  可愛い可愛い弟の為なんだから苦じゃないよ??

それに、癒されてるから疲れなんてチャラだよっ

〇:ほんと?? 何時でも言ってね??

美月:ありがとっ じゃあ一緒に寝る??

〇:いただきます

美月:ふふっ どうぞっ

お姉ちゃんになったから何も言わない〇〇だがもしこの関係じゃなかったら今頃どれだけ苦しんでることだろうか……

「山下美月 卒業のお知らせ」

この言葉を見た時に心臓が圧縮されるような気分になった

だが今は毎日一緒に居る、これ程父親に感謝したことは無い

美月:ん??どうしたの??

〇:ううんっ なんでもないよ 今日は遅くなる??

美月:ん〜そうだねぇ〜  ご飯食べてきていいよ??

お金いる??

〇:ううんっ 大丈夫 僕も今日バイトだし

美月:そう?? お腹すいてたら食べてていからね??

〇:分かったっ

美月:洗い物だけお願い出来る??

〇:うんっ

美月:鍵閉めて忘れ物ないようにねっ じゃあ行ってくるね!!

〇:うん!!頑張ってみづ姉

美月:ありがとっ!!

忙しい時はご飯を一緒に食べれないのが少し寂しいがそんなことは言ってられない

洗い物を済まし水を水筒に入れようと冷蔵庫を開けるとそこにはお弁当があった

〇:え。ここまでしてくれてるの……推しになって間違いじゃなかった。

〇〇は美月に頭が上がらない思いで家を出た


美月:おっはー

史緒里:おはよぉー 

美波:おはよ 美月

美月:おっはー 

美波:最近機嫌いいよね

美月:え??そう??

史緒里:うん、なんかあったの??

美月:ちょっと……

2人:………え〜!!!!

美月:まだ誰にも行ってないから内密にね??

美波:え、ほんとなの??

史緒里:山を推してた子が弟になったの??

美月:そう、もう可愛くて可愛くて

美波:年は??

美月:今高2かな??

美波:うわ、可愛いだろうなぁ

史緒里:今度あわせてよ

美月:やだよ 〇〇は美月の弟なんだから

美波:てか今度美月の家でパーティーする??

史緒里:あ、賛成〜 来るメンバーには言っておいていいよね??

美月:え〜やだよ〜〇〇が居ない時なら良いけど

美波:居ないかも知れないじゃん

美月:なら違う場所でいいじゃん

史緒里:まぁまぁ いいじゃんっね??

美月:分かったよぉ 何もしないでよ??

2人:しないしない

美月:信用ないなぁ


〇:おはようー

柊真:お、〇〇!!見たか?!

〇:え、何が??

柊真:〇〇の推しの美月写真集出すって

〇:………え???

柊真:知らなかったの?? 絶対当日買いに行こうな!!

〇:あ、え、分かった。

昼休み

柊真:なんか最近弁当の感じ変わった??

〇:え??そう??

柊真:なんか凄い栄養満点だよな 母親にしてはこりすぎてる

〇:そ、そうでも無いよ

柊真:ふーん

学校が終わり1度帰宅してバイト先に向かった

終わったのは10時、帰宅したのは10時半頃だった

鍵は空いておらず玄関を開けても電気はついていなかった

〇:まだお仕事か…… 先お風呂入ろっと

30分後……

美月:ただいまあーごめんね〜遅くなって〜 あれ、〇〇〜?? お風呂かな その間作っちゃうかっ

〇:あ、みづ姉おかえり〜 あ〜もうご飯しなくていいからお風呂入っておいでよ

美月:お腹すいてるでしょ??

〇:大丈夫 今日店長と料理作ってきたから

美月:え??

バイト中……

店長:お、いいな 親孝行か??

〇:はい。ちょっとでも楽にしてあげたくて

店長:いいなぁ よしっ じゃあお金はいいから作るか

〇:え、いいんですか??

店長:当然よ いつも頑張ってくれてるしな 賄いと思ってくれていいよ

〇:すみません、ありがとうございます。

美月:う、うぅぅ

〇:え?!みづ姉?!

美月:〇〇〜!!ありがとう〜!!お姉ちゃん嬉しいよ〜!!

〇:う、く、苦しい〜

美月:そんなこと思ってくれてたなんて〜

〇:う、そ、そら推しメンだし。

美月:もう〜。早く入ってくるから待てる??

〇:大丈夫だよ?? ゆっくり入っておいで

美月:ちょっと待っててね!!

美月は走って洗面所に向かった

〇〇はその間に容器から取り出し食べる準備をしていた

そして月日が経ち写真集発売日になった

それまで美月には写真集おめでとうとは言えずにいた

柊真:この日が来ちゃったかぁ

〇:お知らせとか全く見てないから楽しみ

柊真:え??表紙も??

〇:うん。

柊真:まじか、とりあえず行くか

〇:うんっ

学校終わり渋谷のTSUT〇Y〇に向かった

柊真:あれ、おい、〇〇もしかしてあれ……

〇:ん??あっ

美月:よし、こんな感じかな  ん??あれ〇〇じゃん

写真集の事知ってたんだ 友達と買いに来てくれたのかな  帰ったら聞いちゃおっと

すみませんお邪魔しました〜 皆さん沢山買ってくださいね??

柊真:まじ、可愛いな

〇:うん。表紙やばい……

柊真:だよな?! ポスター全部当てるまで買う??

〇:そのつもりでお金もってきたよ

柊真:……流石だな。でも他の店舗で買うと表紙違うけど

〇:ん??まわるよ??

柊真:ガチじゃん。

〇〇は全種類揃えるのは現実的ではないと思い1冊だけ買い帰宅した

美月:あ、おかえり〜

〇:ただいまー

美月:買ってくれたの??写真集

〇:え、う、うん。まさかみづ姉いるなんて

おめでとう 写真集

美月:ふふっ ありがとっ 中身みた??

〇:ううん まだ見てないよ?? 一緒に見る??

〇:いや、大丈夫……まだ開けないから

美月:え〜何でよー

〇:絶対耐えられないよ!! 1th写真集でも耐えられなかったのに。

美月:今回結構攻めたからねぇ

〇:もう少し耐性ついたら見るよ

美月:もう一緒に居るから大丈夫じゃんっ

〇:しかもなんか複雑だし、みづ姉の写真集みんなに見られてるの……

美月:ふふっ 嫉妬??

〇:べ、別に……

美月:可愛いな〜ほんとにもう〜 ずっと〇〇だけの美月だから心配しなくていいよ??

〇:え??彼氏作らないの??

美月:うん、だって〇〇になるし

〇:………え??どういう事??

美月:実はね、これ私が仕組んだ事なの 〇〇と近づく為に

〇:………え??え??

美月:お母さんに〇〇のお父さんと近づけて再婚して姉弟になる。 それで〇〇も20歳になったら親と縁を切ってただの他人になる

そしたら結婚出来るでしょ??

〇:え??嘘でしょ??

美月:ほんとだよ??もう私の夫は〇〇だから

まぁ切らないまま結婚しても問題ないからね

〇:………え。

美月:私も好きだよ?? 異性として

〇:え〜!!!!

写真集発売日に更なる爆弾発言を聞いた〇〇だった

続く……??



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