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女神と美少女はツンツンデレ??

一般

これは何を指すのだろうか

日常ですることが一般的

非日常的にすることが珍しい

そう言われる社会

でも自分自身が日常的ならそれはもう一般と言っていいんじゃないのか

普通ではありえないアイドルのマネージャー

そして今は日本トップの乃木坂46と言うグループのマネージャーだ

マネージャーだからと言ってメンバーと必ず関わる事では無いが僕は何故か関わらさせられている

メンバーからはただのパシリ扱い

飲み物や運転、送り向かいまでが当たり前

そんなことがもう8年続いてる

何度嫌気が差してやめようと思ったか……

普段していないファンの方は羨ましいと思うかも知れないが裏の顔はアイドルなんかじゃない

ましてや可愛さの欠けらも無いと言えば怒られるが全く無い

特に1期生は……

七瀬:明日は乃木坂の仕事??

〇:うん もうずっと七瀬がいいよ

七瀬:ふふふっ 嬉しいこと言ってくれるやん

そんなことまいやんが聞いたらどう思うやろなぁ

〇:まいの話しは無し笑

七瀬:そんなに嫌いなん??

〇:あんな扱いされて好きでいられる訳が無い

七瀬:あははっ たしかにな ななみんとまいやんには扱かれとったな〜

〇:仲裁に入ってくれる人も真夏と生田でしょ?

叶うわけないじゃん

七瀬:強いからなぁ まぁ、頑張りやっ

"家で待ってるわなっ"

〇:早く帰るよ笑

七瀬:ふふっ 楽しみにしてるでっ ほな

七瀬は密かにウインクをしてタクシーに乗った

〇〇は溜息をつきながら会社に戻り仕事を終え帰宅した

〇〇はまだ実家暮らし30にもなるのだが未だに出来ないと言う方が妥当なのだろう

さくら:おかえり〜お兄ちゃんっ

〇:ただいまさくら 振り入れはいい感じ??

さくら:うんっ!! 今日あすぴーさんが褒めてくれたんだぁ〜

〇:ふふっあの飛鳥がね〜

さくら:ねぇお兄ちゃん明日仕事着いてくれるんだよね?

〇:ん??明日まいの方だけど??

さくら:え?!変わったの?!

〇:え、そうなの??

さくら:ほんと、お兄ちゃんギリギリにしか見ないんだからぁ

〇:ごめんごめん笑

さくら:さく、寂しい……

〇:もう19だぞ?

さくら:年齢関係ないもん いつも1人だし……

〇:仕方ないだろ 仕事忙しいんだから

さくら:じゃあ今日一緒に寝てくれる?

〇:やだよ、さくくるまってくるから

さくら:むぅぅぅ やだっ一緒に寝る!

〇:分かったからその代わりまいだけには言うなよ?

さくら:えへへっ分かったっ!

〇:絶対だからな?!

さくら:さくのこと信用してないの??

〇:してない

さくら:ひどっ!

〇:賀喜にすぐ言うからだろ

さくら:だって嬉しいんだもん〜

〇:黙ってたら明日も寝てあげる

さくら:え、ほんと?!

〇:約束するよ

さくら:んっ

〇:何してんの

さくら:おくひひゃっく

〇:それで1日過ごすつもりか??笑

さくら:うんっ お兄ちゃんと寝たいもん!

〇:ふふっそっか じゃあ風呂入ってくる

さくら:わたしも〜

〇:良いわけないだろ

さくら:いてっ

〇〇は頬ふくらませてるさくらを無視して風呂に入った

〇〇が唯一一人でくつろげる場所でテレビと机まで置いてある

1時間ほど風呂を堪能しリビングに戻るとさくらは手を枕にして眠りについていた

11も下になる妹は可愛くて仕方ない

内心はずっと可愛がってあげたいがあまりにもさくらが独り立ちしない為距離を置いているというのは〇〇だけの秘密だそうだ

〇:さくらお風呂入らないのか?

さくら:んぅはいりゅ

〇:早くしないと先に寝るからな〜

さくら:へ、それはダメ!待っててよ!!

〇:ゆっくり入れよ!

さくら:絶対先寝るじゃん!!

〇:待ってるって笑

さくらはいつも2時間入ってるものを45分で済まし部屋に入ってきた

さくら:とうちゃーく!

〇:ふふふっ じゃあまた明日っ

さくら:誰との電話?

〇:ん??七瀬

さくら:ほんと好きだよねぇ〜 マネージャーがメンバーに手を出すなんて〜

〇:卒業してるし別にいいだろ、

さくら:さくにもそんな目で見てたの〜?

〇:見る訳ないだろ兄妹なのに

さくら:またまた〜

〇:自意識過剰って言うんだぞ

さくら:でもお兄ちゃんの一番好きな人ってさくらでしょ??

〇:家族ならな??

さくら:えへへっそれならいいやっ

〇:まぁ、七瀬が1番だけどなっ

さくら:もう余韻に浸らせてよー!!

〇:うわっ、やめろ!さくら!!

さくら:うりゃっ!!抱きつきの刑だ!

〇:もう暑いからやめてくれ〜!!

──────────────────

飛鳥:それで??

さくら:って話しです

飛鳥:それが昨日の出来事?

さくら:はいっ!

飛鳥:しょーもな練習するよ

さくら:え、あすぴーさんー!

〇:……あいつバカなのか。

白石:随分と昨日は楽しかったんだねぇ〜私が居ない所でー

飛鳥:あ、しーさ、

さくら:あ、え、お姉ちゃん…

白石:さく〜昨日何したのかな〜??

さくら:う、お、お兄ちゃん……

〇:……もう知らん。

さくら:んにゃ〜!!

白石:ふふふっ

生田:あのまいやんほんとに怖いよね、

松村:叱られたい……

秋元:いくちゃん、聞く人間違えてるよ笑

生田:あ、ほんとだ笑

松村:まいやーん!私にも怒ってー!!

午前中は全員で練習をし昼から白石と〇〇は撮影現場に向かった

〇:はぁ……

白石:ため息つきたいのは私なんだけど??

〇:さくらが悪い

白石:〇〇が許すからでしょ

〇:可愛い妹のお願い断れないだろ?

白石:私も妹だけど??

〇:もう、28じゃん

白石:はぁ?!こんな可愛い28歳居ないだろ!

〇:アイドルだからな、やめたらおばさんになる、

バチン!!

──────────────────

白石:今日はよろしくお願いします〜

監督:お、〇〇君、妹さんに喝入れられたの?笑

〇:まぁ、そんな所で笑

監督:白石さんは大物になれるよ

〇:だといいですけどねぇ〜

監督:君も出る?笑

〇:遠慮しておきます笑

8年間ずっと麻衣の仕事はほとんど〇〇がついていた

プロの素質と演技の上達さを身近に感じて少し感動していた

撮影が終わったのは21時〇〇は麻衣を乗せて家に帰っていた

〇:今日演技良かったね

白石:ほんとぉ〜?

〇:うん、女優って感じがしたよ

白石:えへへっ嬉しいっ 今日家に帰れるの?

〇:今日は七瀬の所に行くよ

白石:え〜せっかく皆が揃うのに〜

〇:ふふっそうだな ごめんよ さくを頼む

白石:もぉ〜ねぇ、お兄ちゃん

〇:ん??

白石:私たちが妹で良かった??

〇:そら当然、自慢の妹だよ

白石:ふふふっそっか、私乃木坂卒業しよっかな

〇:いいんじゃない?? 女優白石麻衣として頑張りな

白石:ありがとっ じゃあ卒業記念にお兄ちゃんと旅行に行きたいなぁ

〇:考えとくよ

白石:ほんと?!やったぁー!!お兄ちゃん大好きっ

〇:ふふっありがと ほら、着いたぞ

白石:じゃあまたね!! 七瀬によろしく言っといてっ

〇:おう、おやすみ麻衣

白石:おやすみ〜 はぁ寂しいなぁ

〇〇はそのままの車で七瀬の家に到着した

七瀬:おかえり〇〇

〇:七瀬……ただいま疲れた〜

七瀬:ふふっ3人揃ってほんま甘えん坊やなぁ

〇:七瀬だけだから甘えるの

七瀬:ふふっ分かったってご飯食べよ?

〇:おう!!

一方……

さくら:お姉ちゃん、これ使う??

白石:お、ついに届いた?!

さくら:そう!!お兄ちゃんの等身大抱き枕!

白石:匂いも入手したの??

さくら:昨日バッチリッ

白石:流石っ じゃあ寝よっ

さくら:えへへっ3人で寝るの久しぶりだねっ

──────────────────

〇:ハックション!!

七瀬:大丈夫??風邪ひいたん??

〇:いや、寒気が走った

七瀬:ななが暖めたる

〇:ありがとっ

2人が〇〇に卒業するのはまだまだ先の話しになりそうだ……

Fin

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