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掃除しか取り柄がない僕が乃木坂のエース達に雇われました

飛鳥:ここまで!!

〇:え、狭くない??

飛鳥:文句言うな!!何するか分からないんだから!!

〇:僕をなんだと……

飛鳥:変態っ

〇:歳下には手を出しませんよ

奈々未:歳上には手を出すみたいな言い方ね??笑

〇:あ、え、いや、出しませんよ!!

絵梨花:私ならいいよ??

七瀬:絶対狙ってるやん笑

〇:あ、いや。アイドルですし

白石:よく言った!!

〇:普通です。

奈々未:飛鳥に手を出したら本物の首も飛ぶから気をつけてっ さっご飯作るよ〜

4人:はぁーい

〇:え、本物の首……えぐ。てか飛鳥さん狭いって!!

飛鳥:べーだ!!

1部屋12畳ほどの部屋なのだが〇〇が跨いでいい敷地はベットまでに行く通路とベットのみ

後の敷地は"白いテープ"で飛鳥が囲っていた

もはや人扱いではないと同時にまだ距離があると実感させられた

料理担当は奈々未さん、白石さん

奈々未:飛鳥これ持っていってー

白石:あ、いくちゃんつまみ食いなし!!

掃除は〇〇

買い出しは七瀬さん、生田さん

七瀬:あ、ゲーム機も必要やな

絵梨花:なあちゃんがしたいだけじゃん

飛鳥はと言うと……

飛鳥:宿題終わらなーい!!

1日、1週間と経っていく度にこの生活も悪くないと思った

学校が終わればすぐに帰宅し掃除をこなし、料理は今勉強中……

先生:〇〇〜起きてるかぁ〜

〇:………あ、はい!!

旬:最近ずっとぼーっとしてるけどなんかあった?

〇:え、いや??

旬:バイト忙しいの??

〇:ま、まぁそんな所かな笑

旬:大変だなぁ 

〇:でもやりがいはあるよっ

旬:よくやるよ笑

あ、てかそろそろ遊びに行こうぜ!!

〇:ちょっと聞いてみる!! またね!!

旬:お、おう!!バイトってそんな楽しいもんなんか。やろっかなぁ〜

〇〇は走って帰宅し掃除をし始めた

風呂掃除、洗濯物の片付け、部屋の掃除まではこなせるようになった

残りはご飯なのだが中々上手くできず何度も練習している

メンバーが帰ってくるのは遅くいつも22時を回っている

〇〇はそれまでお風呂には入らず帰りをずっと待っている

今は全員が同じ時間に帰ってくる為一気に賑やかになる

白石:ただいまぁ〜

西野:今日は寿司やで〜

絵梨花:寝てるっ

橋本:ふふっちゃんと練習してんの偉いじゃん

白石:〇〇くんの料理かぁ楽しみだなぁ〜

西野:そうなったら本当に家政婦やな笑

絵梨花:毎日抱きしめよっと

飛鳥:ふわぁ それいくちゃんがしたいだけなんじゃない??

絵梨花:え??違うよぉ〜ご褒美っ

白石:いくちゃん、私達だとご褒美が大きいよっ

絵梨花:あ〜なら七瀬と飛鳥にお願いしないとね

七瀬:………喧嘩する??

飛鳥:お風呂入る〜

白石:2対1だけど??

七瀬:ななみん!!

奈々未:しー!!起きるでしょ

奈々未は〇〇の頭を撫でながら七瀬と会話していた

七瀬:……なんなんななだけ嫌な思いして。

白石:でも〇〇くんの最推しなあちゃんだよ??

七瀬:………え??よし、風呂入ろーっと

絵梨花:え、そうなの??

白石:え、知らない笑

絵梨花:なんてこった。

この前普通の家と言ったが風呂とトイレが5個もあるという意味不明な家なのだ

普通の家とは何なのか分からないがそれはさておき〇〇が目覚めたのはみんなが帰って来て40分後の事だった

〇:ん、ん〜

飛鳥:あ、やっと起きた お風呂入ってきなよ

〇:あ、おかえりなさい 皆さん入ったんですか?

白石:入ってるよ〜晩御飯お寿司だから早くしないと無くなるよ??

〇:え、入ってきます!!

七瀬:〇〇ってサーモン好きやんな?

〇:ちょっと七瀬さん?!

七瀬:いひひっ

〇:ちょっと待っててくださいよ!!

白石:あ、私もサーモン食べる〜

〇:大人気ない……

奈々未:早く入ってきな

〇:はぁい。

〇〇は絶望しながらお風呂に入り25分後に出てきた

〇:まだ残ってます??

奈々未:さぁ??

飛鳥:んっ

〇:残しててくれたんですか??

白石:自分で食べるために取るんじゃなくて〇〇のために取ってたんだって

飛鳥:べ、別に食べられないからだし。やる

〇:ふふっありがとうございます

七瀬:素直じゃないんやからぁ〜

絵梨花:ななみんにそっくり

奈々未:ん??

絵梨花:おっと

白石:あっそうだ 明日みんな休みだしどこか行かない??

〇:うまっ

奈々未:あんたもだからね?

〇:へ??

七瀬:当たり前やん 全員なんやから

絵梨花:どこいく?!

白石:飛鳥どこがいい?

飛鳥:え、私??

奈々未:飛鳥センター祝いよ どこかないの?

飛鳥:動物園!!

白石:お、いいねぇ じゃあ明日動物園ね!

全員:おー!!

〇:美味いなぁ

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奈々未:ほんと、子供なんだから。

七瀬:楽しみすぎて熱出すなんて可愛いなぁ

飛鳥:うぅぅぅ最悪〜

絵梨花:皆が揃って休みって珍しかったのに〜

白石:追い込んでどうすんの

〇:まぁ、仕方ないですよ 皆さんお出かけされるでしょ?

奈々未:いや、私面倒見るよ

白石:ななみんっ

奈々未:ん??あ〜じゃあ頼んどくね

七瀬:〇〇帰ったらゲームしよな!!

〇:はい!!負けませんよ??

七瀬:ええ度胸やなぁ〜

絵梨花:じゃあお願いね!!

〇:はい!!

飛鳥:うぅぅぅ

〇:薬飲まれます??

飛鳥:う

飛鳥はゆっくり身体を起こし風邪薬を飲んだ

薬の効き始めか疲れなのかすぐに眠りについた

飛鳥は冷えピタをいやがり〇〇はずっとタオルを入れ替えていた

〇〇もいつの間にか眠りに着き目が覚めた頃に飛鳥はベットに居なかった

〇:あ、あれ。寝てたのか……

後ろから足音がして咄嗟に〇〇さ目を瞑った

飛鳥は足音を立てないように歩き掛け布団を持ってきていた

飛鳥:風邪引くだろが バカっ

〇:ふふっ

飛鳥:え、起きてたの??

〇:優しいんですね

飛鳥:なっ、いや。そ、そんな事ないし//

〇:治りました??

飛鳥:大分楽になった

〇:ふふっ良かったです

飛鳥:べ、別に感謝してないからな!!

〇:分かってますよ

飛鳥:ん〜ふん!!

白石:ただいまぁ〜

飛鳥:あ、しーさん!!おかえり〜!!

〇:あっ、掃除してね……

〇〇はふと下を見ると少し幅が広くなっていた

白いテープが再び貼られてあるのを見て〇〇は少しほっとして下に降りた

飛鳥:別に、気を許した訳じゃないからな!!

続く……




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