ツンデレと美少女を引き継いだあすかの子達の日常生活 5
ある日の土曜日 飛鳥は七瀬、奈々未、麻衣、絵梨花と旅行に行った為今は3人しか居ない
午前10時頃 〇〇の部屋に小さな足音が聞こえてくる
〇:スゥスゥ……
??:ふふっ お父さん起きて 朝だよ
〇:ん。
??:きゃっ
〇〇は声の方に向き??を抱きしめた
〇:ん、ん??さくら?!
さくら:うぅ、おはお
〇:ごめんごめん 飛鳥だと思った笑
さくら:もうお母さん旅行行ったよ??
〇:え……2日も会えないのに。
さくら:お母さんのことほんと好きだね
〇:あんな可愛いお嫁さんそうは居ないよ
蓮加:さくら〜あ〜!何してんの!
〇:あ、いや、これはだな。
蓮加:蓮加もー!
〇:ちょっとま、
蓮加:ダーイブッ
〇:ぐはっ
蓮加:蓮加もぎゅってして
〇:おりゃ〜!
2人:う〜〜!
蓮加:ギブギブ〜
〇:ふふっ よし、おきるぞ
さくら:ふぁあい
蓮加、さくら、〇〇の順番で下に降り朝ごはんの準備をしていた
ジャン負けで〇〇が作ることになり2人は出来るのを待っていた
さくら:あ、そういえばお母さんと出会ったきっかけ教えてよ
蓮加:あ!そういえば!!
〇:ふふっいいよ 飛鳥と出会ったのは今から20年前
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〇〇は両親の影響で楽器を小さい頃からしていた
楽器を始めて10年経った頃にはプロも称賛するほどの腕になっていた
〇〇は高校の時にプロの音楽団に推薦され今日は初の公演だった
指揮者:お、〇〇緊張してる??
〇:凄く……
指揮者:あはは 初めてなのにソロパートあるもんな
まぁ、これだけは言える、いつも通りの音を聞かせてやれ
〇:はい!!
その頃……
絵梨花:はやく!飛鳥!!
飛鳥:ちょっと待ってよ、はぁあの時ジャンケンに勝ってれば……
絵梨花:絶対後悔しないって凄い所なんだから!
飛鳥:あっそ
絵梨花:終わったあとのあす楽しみだなぁ
飛鳥:何にも変わってないって
絵梨花:またまた〜 うお、やっぱり大人気だね
飛鳥:ひろっ
絵梨花:これでも即完売するんだから、それに今回は私たちと同い年の子がデビューするんだよ?
飛鳥:ふーん
絵梨花:興味無さそう
飛鳥:ない
男:よし、〇〇大丈夫か??
〇:……はい!! 失敗するかもしれませんが、よろしくお願いします!
7人:おう!!
そして幕が上がり公演がスタートした
総勢50人による演奏、飛鳥も初めて聴いたが圧倒されていた
飛鳥:凄い
絵梨花:ね?? あ、あの子だよ 同い年の子
飛鳥:ふーん
絵梨花:え、初日からソロ?!
〇〇は出番になると立ち上がり会場を圧巻させるほど綺麗な音色を奏でていた
誰もがその世界線に入り〇〇の世界が作られた
ソロパートが終わるとお辞儀して着席すると演奏をかき消すほどの握手が起こった
飛鳥:ねぇ、
絵梨花:ん??
飛鳥:あの人なんて名前??
絵梨花:えーとね 齋藤〇〇君だったかな
あすと同じ名字だよ、あ、もしかして恋しちゃった??
飛鳥:え??べ、別に、してないし……
飛鳥は〇〇の音色に一目惚れし演奏が終わると〇〇が出てくるのを待っていた
演奏が終わり1時間半後に〇〇が出てきた
飛鳥:あっ、あのっ!
〇:ん??僕ですか??
飛鳥:はい
男:彼女か??笑
〇:違いますよ笑
男1:じゃ先帰るな
〇:はい!お疲れ様です!! どうされました??
飛鳥:ちょっと、お話しいいですか??
〇:はい。
2人は近くの公園に移動し飛鳥から口を開いた
飛鳥:あの、演奏とっても綺麗でした
〇:あ、ありがとうございます
飛鳥:昔からやられてるんですか?
〇:まぁ、10年くらい
飛鳥:うわぁ凄いですね
〇:いやいや、
飛鳥:あ、あの
〇:はい??
飛鳥:よ、良かったら連絡先教えて頂けませんか、
え、演奏が凄く良くてまた聞きたいなって。
〇:ふふっいいですよ??
飛鳥:あ、ありがとうございます!! やったっ
〇:ふふっ 可愛いですね
飛鳥:へ?!
〇:あ、なんか守りたくなるような人だなって笑
飛鳥:う、ありがとうございましゅ。あ。
〇:あははは はい ではまた
飛鳥:はい//
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さくら:お母さん昔から変わってないね
蓮加:ずっとあのままなんだ
〇:そう
さくら:そこからは?!
〇:そこからはもう飛鳥がツンデレなままお出かけしたりして父さんも好きになったって感じだな
さくら:お父さんもまんまとお母さんの可愛さにハマったんだね笑
〇:そういうこと笑
ずっとそばにいてくれてから音楽界に名が広がったんだよ
蓮加:うわぁ、ドラマにありそう〜
〇:ほんと可愛いよ笑
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飛鳥:くしゅんっ
麻衣:あ、珍しい
奈々未:今頃〇〇君が寂しい〜とか言ってんじゃない?
七瀬:うわ、蓮なんて真逆やからなぁ
絵梨花:私のおかげだからね?!
飛鳥:分かってるよ(会いたいな)
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蓮加:蓮加もそんな出会いしたいなぁ
〇:しなさいとは言えないな笑
さくら:やっぱり寂しいものなの??
〇:そら寂しいよ、2人が彼氏連れてきたら耐えられないかもしれない
蓮加:まだ連れてきたことないからねぇ
〇:子供離れしないとな。
さくら:それでもお父さんの事大好きだよ??
蓮加:そうそう、彼氏以上
〇:……そう言ってくれるから出来ないんだよ。
蓮加:あははは!じゃあ嫌いになろうか?
〇:やめてくれ〜!!
次回最終話……