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マドンナのスキンシップを耐え抜く日常生活

嫉妬心を抱く事、あるいは向上心が湧くこと、好奇心を抱いてしまうとどうしても人は判断をせず突発的な行動を取ってしまう

それが間違いかは結果論しか分からない

判断をせず行動して成功した、失敗した等幾つもある

失敗したら考えて、成功したらすぐ判断する

人間はその繰り返しなのだ……

七瀬:え??ほんまなん??

白石:ほんと!ほんと!

七瀬:今の世の中物騒やなぁ〜

白石:ほんとよねぇ

〇:お前ホントすごいよな あの七瀬と付き合うなんて

鷲:ん??あ〜だろ??笑 見てくれてる証拠だよ

〇:外見だけな

鷲:性格は悪いみたいな言い方するなよ〜

〇:はいはい

七瀬:鷲〜!!帰るで〜

鷲:じゃ!またな!!

〇:おう!!

白石:やっほ

〇:お、おう

白石:ほんと仲良いよね〜

〇:付き合いたてだしな

白石:私も待ってるんだけどなぁ

〇:……やだよ。もう既に周りの目が痛いのに

白石:麻衣ちゃんが可愛すぎるからかっ

〇:自分で言うなよ

白石:じゃあ誰かさんが言ってくれるの??

〇:え、言わない

白石:ほらぁ 麻衣ちゃん寂しっ

〇:はいはい、帰るぞ

白石:え?!いいの?!

〇:言わなくてもついてくるくせに

白石:流石〇〇〜

〇:おい!くっついてくるな!

白石は無意識だろうがむやみに身体を引っ付けてくる

甘えたいのかは分からない

だがこんなことを毎日されるのもあまりいい気はしなくなってくる

2人帰ってる途中麻衣があることを言い出す

白石:ねぇねぇカラオケ行かない??

〇:なぜ??

白石:え〜歌いたい気分なの〜 どうせ暇でしょ??

〇:やる事ある

白石:何よ どうせゲームでしょ??バイト無いんだから行くよぉ

〇:なんで知ってるんだよ……

白石:麻衣ちゃんに分からないことはないっ

半ば無理やり連れていかれ部屋に入ると同時に、

白石:よしっ!!歌うぞ〜!!

〇:どうぞ

白石:えートリセツ歌ってよ

〇:は??なんでよ

白石:まいちゃん〇〇のトリセツ聴きたいなぁ〜

〇:上目遣いやめろ わかったから

白石:えへへっやったねっ

渋々歌いきると白石はスマホを閉じた

白石:流石だねっ

〇:撮ってたろ

白石:そ、そんな事ないよ……

〇:じゃあなんでそんなににやけてんの

白石:え、だって私に向けてでしょ??

〇:……誰が歌えって言ったのよ

白石:嬉しいなぁ もう結婚まで考えてくれてるなんてっ

〇:俺と麻衣が??

白石:当然っ 

〇:やだよ、麻衣と結婚は

白石:なんでよぉ  こんな完璧な幼なじみそうは居ないよ??

〇:ま、まぁね 

白石:あ、分かった!!美月ちゃんにせまられてるんでしょ?! だから私とも付き合わないんだっ

〇:………だったら何よ

白石:〇〇優しいからなぁ 傷つけたくないんだぁ

〇:いや、違う  これよりエスカレートするだろ

白石:ううん、絶対しない!!これが100だもん!!

〇:嘘つけ 前誕生日に一日彼氏なった時何した

白石:えーと膝枕とバックハグと〜、一緒に寝た

〇:すなわちずっとくっついてた訳、分かる??

白石:うんっ

〇:うん、だから無理

白石:えー!!私達もう一心同体じゃんかぁ!!

〇:な訳あるか!!

白石:………なら決めた。もう今日で最後にするからぎゅってして??

〇:今日したらもう無いのか??

白石:うん 約束する

〇:……ならいいよ、おいで

白石:えへへっ はいっ二度と離さない

〇:………まじで覚えとけよ。

2人は結局ほとんど歌わずファミレス感覚でカラオケで滞在した

会話だけだと男友達以上に楽しいのは否定できないが何故か〇〇に溺愛してるせいで暑苦しくなる

翌日も白石と帰りそうになりバイトと言って逃げてきた

〇:はぁ……ったく。

??:先輩っ 

〇:ん??あ、美月ちゃん

美月:お疲れ様ですっ どうされたんです??

〇:幼なじみがね、

美月:あ〜また白石先輩ですか??

〇:そうそう。ほんと疲れるよ

美月:大変ですね笑 私なら〇〇さんのベストパートナーになれますよ??

〇:あはは 嬉しいけど、周りの目が、ね……笑

美月:〇〇先輩かっこいいからかぁ 私は全然大丈夫ですよ!!

〇:いや、美月ちゃんだよ笑

美月:へ??

〇:何回も告白されてるじゃん笑

美月:え、あ〜そうですけど、私は〇〇先輩にしか目がないのであまり気にしてませんね〜

〇:うん、サラッと言うことじゃないからね、嬉しいけど笑

美月:あ、今の告白じゃないですからね?!

それはちゃんと考えてからにしますから

〇:あーえーとまぁうん、ありがとう笑

美月:あ、今日バイトですよね??一緒に行きましょっ

〇:あ、うん、でも手を繋ぐ必要は無いよ??

美月:ダメですか??

〇:いや、ダメって訳じゃないけど、

美月:じゃあ行きましょっ

美月は恋人繋ぎにして腕を組みながらバイト先に向かった

移動中周りの目が痛すぎて〇〇は下を向いて歩くしか無かった

バイト先はファミレス〇〇が入る日は必ず美月も入るため美月目当てで来る人が多い

そのため必ず混む

〇:なんでこんな混んでんの

七瀬:あ、ごめんごめん今日ななもおるからさっ

〇:なんで被せた……

店長:ごめんごめん、俺のミス。今日多分やばいから頑張って給料倍にするから

七瀬:よっしゃー!やるで

〇:ただの巻き添い……てか早く離れて??着替え出来ない

美月:一緒に着替えます??

〇:できるか

美月:もぉかたいんだからぁー

2人は即着替え働いた

案の定店は常に大学生で満員になり常に注文が入っていた

店長、〇〇が厨房をし、七瀬、美月が接客をしていた

店長:あ〜忙しいっていいなぁ

〇:急にどうしたんです

店長:頼むから〇〇やめないでくれよ

〇:どうしてです?? 

店長:美月ちゃんは〇〇がいるからここにいてくれてる、それに〇〇の料理評判なんだぞ?

〇:え、店長は??

店長:それは聞くな……てことで今1番うちが売上トップだから頼むぞ!

〇:まぁ、給料高いので辞めませんけどね笑

店長:あ、後明日から1人来るからよろしくね??

〇:あ、はい

七瀬:注文入ったでー!!

美月:あ〜〇〇先輩かっこいい……

七瀬:……沼に入りすぎやろ。

午後10時閉店し過去最高売上を出しこの日の給料は2.5倍にしてくれると言っていた

鷲:よっお疲れ

〇:お、お迎えか珍しいな

七瀬:やろ??普段せえへんのに

鷲:いや、いつも先帰るからだろ?!

七瀬:あ〜確かにLINE見てないからな笑

鷲:頼むぞ……あ、美月ちゃんまたねっ

美月:はいっ!!  行きましょ??

〇:うん

美月:先輩覚えてます?? 昔助けてくれたこと

〇:え??あ〜覚えてるよ笑 

美月:あの時ほんとに怖くて、でも〇〇先輩の笑顔に助けられたんです。

だから〇〇先輩に彼女が出来ても私はずっと〇〇先輩の事大好きです 

彼女欲しくなったら何時でもなりますからっ

一日だけでも、数時間でも、ずっとずっと待ってますっ

〇:ふふふっ 大袈裟だなぁ でもありがと 心強いよ

美月:私本気ですからね?? 

〇:あははっ 分かったから

美月:あー!絶対信じてない〜!

〇:分かったって〜!!

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店長:今日から入る子ね

七瀬:………まじかよ。修羅場やん。

〇:え、飛鳥??

飛鳥:あ、〇〇じゃん これは楽になりそうだ。

美月:飛鳥さん?!

飛鳥:あっ山お久ーななも

七瀬:久しぶり

店長:え、みんな知り合い??

七瀬:同期

美月:先輩

〇:小学校からの幼なじみです

店長:おーそれいいねぇ いい環境だ、よし!仕事するぞ!!

飛鳥:〇〇

〇:ん??

飛鳥:まだ彼女居ないの??

〇:居ないけど、何

飛鳥:じゃあ飛鳥ちゃんが彼女になってあげよっかっ

〇:……マジで嫌だ

飛鳥:はぁ?!

美月:ライバル2人目……燃えてきたぁぁ!!

七瀬:おぉ、闘争心芽生えた

今日からまたスキンシップしてくる人が増えたとか増えてないのだとか……

[完]


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