兄のことが好きすぎて元〇し屋にも関わらずマネージャーに雇いました
〇:………うぐっ ぐるじい
美月:あ、ごめん 起こしちゃった??
〇:寝てる人に強く抱きしめるなよ
美月:想いがつい溢れちゃって てへ??
〇:ったく…… 起きるぞ美月
美月:え〜もうちょっと〜
〇:朝ごはん誰が作るんだよ
美月:にぃに〜
〇:だったらどいて
美月:いーやー
〇:はぁ、ったく昔から変わらないな
美月:変わったよ?? 余計にぃにの事好き
〇:はいはい
美月:にぃには??
〇:家族として好き
美月:えへへっ それで充分
〇:起きるぞ
美月:むぅ〜 あ、ねがえちゃったダメ!!
〇:え??
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美波:何この状況
美月:許せない、許せない
〇:ほんとごめんね??
史緒里:〇〇さんとキ、キ、……んぅぅ
美月:あれは事故だからまぐれ!!
史緒里:まぐれぇでもいいもん
美波:乙女な史緒里だ
〇:やってしまった。
今日はよりによって全員集まる日
久保はデレデレのまま仕事に向かい美月はずっと怒っていた
それに勘づかない訳も無く厄介な2人に振り回されることになる……
〇〇はいつも通り変装して出勤し美月専属ではなく乃木坂内の仕事もするようになっていった
理々杏:美月〜 今日お泊まりしていかない??
新しいポケモンのボックス手に入れたんだよね
美月:ほんと?!いくいく!!
お兄ちゃんに伝えとかないとっ
さくら:え?!
遥香:あの〇〇さんに??
史緒里:そう// もう何時でもお嫁にいける//
遥香:しおちゃんはダメ!私がなる!
さくら:いいや、さくがなる!!
??:ねぇねぇ何の話し??
3人:あっ……
??:ゆっくり聞かせて欲しいなぁ〜??
〇:ふぅ 疲れた
美波:お疲れ様です
〇:あ、お疲れ様です
美波:いいですよ タメ口でも笑
〇:ここでは美波さんの方が上ですから
美波:慣れないなぁ この感じ笑
〇:プライベートは美月の兄なんで……
美波:羨ましいです そんなお兄ちゃんもててる美月
〇:そうですかね、
美波:以前なんのお仕事されてたかは分かりませんがいずれは素顔を見せて仕事して下さいねっ
ではっ
〇:………え??ははっ やっぱり敵わないな 乃木坂のキャプテンは
メンバーの方が先に仕事を終え〇〇はその二時間後に会社を出て帰宅した
〇:ただいまぁ〜 あれ、2人来てるのか
今日も泊まるんかな まっいっか あっつ
変装を解き、手洗いを済ませてリビングに行くと……
〇:あっ……
蓮加:あ、〇〇さんおかえりなさいっ
祐希:ほんとだ、めっちゃかっこいい
〇:またやらかした……
蓮加:素顔めっちゃかっこいいですね
〇:あ、ありがとう
祐希:史緒里から全て話しは聞きましたよ??
〇:………なんの
蓮加:知りたいですか??
〇:いや、別に
蓮加:あれ強がってます?? ちなみに美月は帰ってきませんよ??
〇:…………え??
祐希:今日は私たちが〇〇さんの面倒をみてもらいますから
〇:いや、大丈夫だし、僕より大分歳下じゃん
蓮加:心も身体ももう大人ですよ??
祐希:確認します??
〇:いいよ、しないしない 2人の要件はなんなの
蓮加:お、察しがいい〜
祐希:今日だけ私たちの
蓮加:お兄ちゃんになってください
〇:………さっき違和感あったのはそれか
祐希:ね??お願い??
蓮加:お兄ちゃんっ お願い??
〇:………ったよ。
2人:やったー!!
〇:(今1番の期だし、甘えたいのかな)
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美月:ちゃんとご飯食べてるかな
理々杏:そんな心配??
美月:心配だよぉ ゲームしかしないんだから栄養ちゃんと取れてないと
理々杏:ほんと大好きだよね
美月:うーんなんでなんだろうね 私にも分からないけどお兄ちゃんの事が世界一好き
はぁ〜会いたくなってきたー!!
理々杏:ほんと溺愛しすぎ笑
〇:ご飯は作ってくれてたんだ
蓮加:そら、作れるよ 祐希じゃないんだし
祐希:え??私も作れるとよ?!
〇:何作ったの??
祐希:…………全部蓮加
蓮加:へへっ 蓮加頑張った
〇:ありがとっ 蓮加
蓮加:えへへへっ
祐希:あー!ずるいー!祐希も!!
蓮加:祐希はダメだよ
祐希:でもお手伝いしたもん
〇:ふふっ どっちが年上か分からないな笑
祐希もありがと
祐希:うんっ!
蓮加:食べよっ
ご飯の時に美月のことや乃木坂等の話しで大盛り上がりした
蓮加:久しぶりにこんな笑ったかも
祐希:ほんと、美月ってほんと一途だよね
蓮加:でもこんなお兄ちゃん持ったらそうなるかもね
〇:そこら辺の兄となんも変わらないけどね
祐希:なんだろ 安心感が凄いんだと思う
〇:安心感かぁ だと嬉しいな
蓮加:片付けしたら王様ゲームしない??
祐希:やるやるー
〇:ゲームしたいんだけど、
蓮加:え??ゲームじゃん
〇:そうだけど……
祐希:祐希たち放ったらかしにするんだ
可愛い可愛い妹なのに
〇:美月いつもそうだからね
蓮加:だから寂しがるんじゃん
〇:………ぐぅのねも出ない
蓮加:やろ??
〇:わかったよ
割り箸で作ったクジで王様を決めるのだが〇〇は一度も王様になれず
蓮加:このセリフ言って
祐希:メンバーで1番可愛いのは??
〇:なんで全部俺当てなのよ
蓮加:本音を聞けるチャンスじゃん
祐希:にぃにの本音聞きたいなぁ
〇:ったく
そして始めてから1時間後……
〇:よっしゃ!やっとだ
蓮加:お、何にする??
祐希:何でも言う事聞くよ??
〇:このゲーム解散!!
蓮加:絶対やると思った笑
祐希:え〜もうちょっとやろうよ〜
〇:もう限界 ゲームする お風呂適当に入って美月のベットで寝てくれていいからね おやすみ〜
蓮加:おやすみ〜
祐希:やっぱりなんかおかしい、
蓮加:妹なのに
2人:全然構ってくれない
次の日朝になると2人は家におらず〇〇は1人で準備し仕事に向かった
美月:にぃに〜!!!!寂しかったよー
〇: ………ふふっ そっかそっか
美月:寂しかった??
〇:いや、全然 でもやっぱり妹は美月だって思う
美月:え、どういう事??
〇:え、聞いてないの?? 昨日蓮加と祐希来たよ??
美月:はぇ?? 聞いてないよ??
〇:え、こわっ
美月:蓮加ー!!祐希ー!!
待たんかー!!
蓮加:やば、バレた
祐希:逃げろ逃げろー
〇:走るなよ〜!!
美月:こらぁー!!
さくら:何したんだろ
遥香:さぁ?? 美月さんが怒る時大抵〇〇さん関連だけどね
史緒里:あ、〇〇さん、おはよう、ございます//
〇:おはよ 今日はポニーテールなんだ 似合ってるね
史緒里:え、あ、ありがとうございます///
〇:全然とれてねぇ……
続く………