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コロシアム作戦

※前回見た夢の内容を、お話風に書いています。




そこはラクーンシティの様な不気味な静けさだった。



あーこれは、、、と夢に気づく自分も、ここでは何をすべきで、何に注意するのか分かる。先ほどゾンビをめった刺しにした所から夢は始まっている。


幸いゾンビの倒し方が正面画面のみのバイオと全く一緒で助かっている。新しいやつでは恐怖で悪夢になってしまうと本能が分かっているんだろうか。




古びた箱があって、それを開ける。


中には少し使い古されたマシンガンが入っていて、操作法もしらないのにガシャコンなんていわせて撃つ準備をする。ハーブないんかな・・


知らない外人と話して、ああ、この人はバイオですぐにやられそうなタイプだな、近づかないでおこうとか、こいつは大丈夫だ、とか、体力あって途中まで生き残ってるタイプだとか、怖がって混乱を招くから要注意とか、自分の中でカテゴリに分けて話しかけていく。


最終決戦手前となぜかわかっている自分の頭で、指導者の様に生き残りの住民に声をかけていく。



このネオンの看板が傾いた、ネズミの走るような、映画のジョーカーの様な錆びきって薄汚くなってしまった街は、路地裏にでもいかないともはやゾンビがひしめきあっている。ここまできて背景はミュータントタートルズの様にやや薄暗い緑で、何だかポップに仕上げている所が「夢だよ!」なんて本能が言っている証拠だろうか。不思議と怖くはない。


しかしこのマシンガン弾数が多いだけあって重い。さっきのガタイの良いお兄ちゃんにどうかと思ったが、最悪ブレる事を想定してどこかに置いて高い所から撃つのもありかもしれない。


実際仲間として動くのは少数にして、司会でもやってそうなメンズに声をかける。この人は信用できそうだが、個人的にバーのおやじがなんかひ弱で信頼できかねる。嫌な予感がする。


女性が怖がっている。一応私も同性のハズなんだが、ここは強がりが出てしまう。


さて、この裏路地から秘密裏に繋がっている、生存者避難コロシアムがある。この中に避難者が沢山いる。なぜかうちの母親も姪も義姉いる。男衆はどうした。

ゾンビは数こそ多いが限りがある。このゾンビをコロシアムに閉じ込めて爆殺でもしてしまえば私達は助かるが、おびき寄せるのに頑張らないといけないし、避難も先にしなければいけない。ルートは確保している。



さて、あとから会おうなんて事を言おうもんならうちの家族はまず行かせてくれないのを分かっているので、義姉にだけ言って先導する。

避難者を最後まで護衛に頼んで、空っぽになったコロシアムに仲間と入ると、外からヴヴ・・なんて低い呻き声が聞こえてきだす。



まあ、予想通り来た訳だ。



ここは夢で良かったと思うのは、避難者がしっかり逃げたと自分で分かったりそう出来る事だろう。


ゾンビが大量になだれ込んできたのを見計らってマシンガンで打ちまくり、わざと音を立てておびき寄せる。なんどこれウェーブかなくらいめっちゃゾンビいる。


コロシアムの鍵を順番にかけていって、外に仲間と出ると、ほ、と一息つく。


これで、街はまだ安心なはずだ。






と、まさか、夢だとしても私の頭は安全ではないとここで聴かされる。



嫌な予感がした時は、大体当たる。





「俺は、こうするんだよお!!!!!!!!!!」



バーのおやじが施錠を中から開けたのだ。




混乱の中、それを見ていたのは、自分だけだった。





はあ!!!!!!!!!!!?????????????





撤退している部隊に、外になだれでてきたゾンビが向かっている。



どうする・・・どうする・・・・どうする・・・とりあえず、



「これだけでも!!!!!!!」




漫画か、とか思いながら、コロシアムにメトロ爆弾を投げる。これで大半は雪崩れる様なゾンビが






※夢はここで終わっている。夜中3時。

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