癖ってそんな簡単に治らない

前回の記事を丸々引き継いだかのような出来事が起こったので書き記そうと思う。


私は現在勤務上、高齢者ではなく色んな子どもを療育する立場にあるのだが、非常勤と言えど中々に頭脳戦やひらめきが命の職である。子どもの思考や行動は常にマッハなので、こちらもついていかなければならない。てか先回りしないとケガにつながるから常に気は張っている。


先に言っておくが、指導すると前回かいた様に思うが、指導ではない。あくまで「教える」事にには特化しない。勤務している所のうりとして、業務特性上、机上課題はあまりしない。

ここでの私が言う「指導」は、先生が子供にこうしなさい、と言ったいわば「何故」とかそういう概念をとっぱらったルールに従えという感じの言い方である。悪い言い方をすれば、子どもを躾するとか、大人に合わさせると言った事だろうか。世の中には勿論丁寧な大人もいらっしゃるだろうけど、この言い方だけだと、子どもはダメと言われるだけでその理由が分からない。

そう、私達の仕事は、何故それがダメなのかを、その子が分かるまで、分かる方法でなるべく楽しく伝えたり、実体験してもらったり、定着するまで分かってもらう事なのである。反対を言えば、それが定着するまでに色んな課題を抱えた子たちに生きる為に必要な「ルール」を伝える仕事も一つの役割であると思っている。



さて、タイトルの通り癖は治らないと書いたが、今日は先輩に

「うつぼさん、大人相手ならその人を見て、言葉を選んでその人が言われて嬉しい言葉や欲しい言葉をかける事が出来るのに。多分人間観察もしてるから、よく見ながら空気を読んでるよね。話が途切れそうになったら場を盛り上げたりしてくれる。気遣いしてるけど、じゃあ、何で大人は出来て子どもは出来ないんかな?」


と言われたのである。褒められてるのか?いいや、私にはその見られていると他者から評価を受けていた自分がいるという事実が怖い。怖いよ、他人の評価。誰よりも気にする。

こう、ほら、陰の者ってさ、そういうの明るく受け止めないじゃん、私がそうしてきた理由はひとえに「嫌われたくない」だから、誰にでも差し支えなく害なく関わっちゃうのよ、そんな時に出てきた自分の言葉は

「周りの事を先に気にしてしまうから・・?」


おま   いう


いやこないだ主とした話とダダ被りじゃあねえか!!!!!!!!!マジで!!!!!!!!!!!!!!


笑うしかない。いや、実際マスクの下の私の口は笑ってた。ドギツイ自分の課題をぶっ刺されてストレス全開回避の笑いよ。これは。核心つかれすぎて未だに本心を貫かれて私の視界は若干ゆらぐ。
けど、昔ほどじゃないのですぐに視界も戻る。


怖いよこの人の観察眼。だから逆にめっちゃ勉強になるし、信用している。


基本的に友達でも上司でも先輩でも、自分にとって核心ついたキツい事言ってくれる人って、時にぶっ刺さって痛いけど、正直だったりやさしさや親切、熱血でそれをしてくれるってわかるからとても信頼できる。そしてそういう人は感情的な人じゃない。淡々と説明してくれるからありがたい。
観察眼が鋭いから内心ビクビクする時はあるけど。


自分の課題はデカイなあ。染みついているなあと思った瞬間でした。



あとは、日常会話大事って言われた。助けてって感じ。




親子の日常会話すら諦めてきた私に日常会話。うーーーんやはりこの職は人生を振り返って壁にブチあたりながら見直す事しか解決策がないなあと思ったので、どんどんぶち 当たって いこうと思います。子どものために。

だって最近だよ、自分から日常会話を聞いてって言う様になったの。成長したと思う


今はしっかり色んな人に助けて貰ってるので言える素晴らしくありがたい言葉だなあと思うけれども。



人の足を温めようと握ったままおねんねしてる主を横目に見ながら今日はお休み。



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