【シャニマス】ノクチルのみんなが通っている学校の実在性をとことん追い求めてみる
はじめに
※このnoteは、【さざなみはいつも凡庸な音がする】【ワールプールフールガールズ】【セピア色の孤独】【Feb.】【きっと色褪せるけど】コミュのネタバレがあります。気をつけてください。
こんにちは、常磐という者です。いつもグレ5-6を往復しています。
こないだ七草はづき・にちかの父親である七草弁護士について、現時点で明かされている事実からどのような人物であるかを考察する記事を書かせていただきました。
今回は、前回の考察とは打って変わってまた別の考察に挑んでみたいと思います。
テーマとして選んだのは、ノクチルちゃんの通っていた小学校・中学校・高校の実在性です。
私達が日々生きている社会のどこかにノクチルちゃんがいるかもしれない。シャニマスというコンテンツは、どことなく実在性を意識させてくるような演出が少なからず見られるような気がする。せっかくなら、もっとその実在性を突き詰めてみるのも一興ではないか?そう思い、筆を執ったのでした。
本編
0.4人の出身地といつから一緒なのかの話から考えられること
各アイドルのプロフィールで、嘘の申告でもなければ、彼女たちの出身地は以下のとおりであります。
透→東京都
円香→東京都
小糸→東京都
雛菜→神奈川県
へ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~?????????
そう、雛菜だけが神奈川県出身なのです。
ノクチルの設定として、透と円香と小糸の3人が幼稚園の頃から一緒であって、雛菜が小学校のときから一緒で、それ以来幼馴染として仲良くやってきているというものがありますね。
ならば雛菜だけが神奈川県に住所を置いたまま小学校に通っていたということになるのでしょうか。
結論からいうと、雛菜がそのまま神奈川県に住み続けると設定上無理が生じるのではないかと考えられます。
もし雛菜が神奈川県に住み続けた場合、小学校が私立小学校でもなければ4人が一緒になることはないでしょう。
透と円香の家が例の始まりの永山五丁目バス停の近所に位置している場合、彼女らは東京都多摩市に住んでいるということになるのですが、この多摩市という自治体は、神奈川県川崎市麻生区と隣接する自治体になります。特に、永山五丁目のエリアから川崎市は実に目と鼻の先という地理関係にあります。互いの家を知っていれば、気軽に公園で遊びに行ったり、遊びに行ける距離でありますが、県を超えて公立小学校の越境通学をするということは基本できないはずです。
この越境通学ができない以上、何らかの理由で神奈川県から東京都に雛菜が引っ越してきて、透の通う学区が含まれる小学校で一緒になったと考えるのが自然でしょう。
また、私立小学校というと、殆どの場合、そのまま中高にエスカレーターで進学できるような環境であることが多いです。この多摩地区でいえば、上に付属の中学も高校も存在しないところだと、国立学園小学校くらいしか思いつかないというくらいです。私立小学校で上の学校がくっついてない事自体が大変珍しいことになります。
ですから、もし4人が私立小学校に通っていた場合、中学受験で一度小糸ちゃんが離脱して、高校になって改めて受験をして小糸ちゃんが出戻りをしてきたという不可能ではないかもしれないがいささか不自然な経過を辿ってしまうことになるわけです。
そういうわけで、現在4人は多摩市、それも永山五丁目付近に住んでいるという”実在性”なのだろうと考えるのが自然だろうと考えています。
(ここらへんの話は、雛菜が多摩市民か、川崎市民なのかというテーマで考察を書いているこちらの記事が参考になります。)
1.小中学校はどこになるのだろうか
(1) 出会いのバス停から小中学校を探る
シャニPがあの日バスに乗り遅れたことで浅倉透と出会ったバス停。まさに始まりともいうべきバス停は、京王バスの永山五丁目バス停でした。
当然、透がこのバス停の最寄りに住んでいるという設定になっていると考えられるわけで(むやみな住宅街凸はやめてバス停の見学に留めておきましょう。)、このバス停から少し小道に入ったところに浅倉家と樋口家は隣同士で建っているようだ。
上の画像でどちらが浅倉家で樋口家なのかについては、どうやら『海へ出るつもりじゃなかったし』のイベント内の演出で、左が浅倉家で右が樋口家らしいといわれているようです。
すこしばかり話が脱線してしまいましたが、浅倉家と樋口家のある最寄りのバス停が永山五丁目だとして、その周辺エリアの学区がどのように設定されているのかを多摩市のHPを見て確認すれば自ずとそれっぽい学校が出てくるかもしれません(もちろん学校凸はやめましょう。)。
多摩市、とりわけ京王永山駅周辺のエリアは、戦後の高度経済成長期に多摩丘陵を切り開いて開発された多摩ニュータウンの一角を形成するところで、閑静な住宅街が整然と続いては公園と小学校が結構近い距離に立地しているという場所になります。
このHPを参照すると、永山五丁目の学区が指定されているのは、瓜生小学校というところになりそうです。地図で見てみると…
なんと、すべての始まりのバス停の目の鼻の先の場所に瓜生小学校はあります。
リアル世界にノクチルちゃんがいたとして、通っていそうな小学校というと、この瓜生小学校が確率的には高いだろうなと思われます。
なお、西に少し行ったところに貝取小学校なる学校がありますが、近いようにみえて全く学区が違うようです。これもニュータウンあるあるなのでしょう。
永山4丁目~7丁目までの全部と永山3丁目の一部の番地がこの瓜生小学校に通っているということですから、福丸家も神奈川県から引っ越してきた市川家も、浅倉・樋口家のように隣同士ではなくとも、この丁目のどこかの番地にいる可能性があるということになると思われます。
次に中学校ですが、最寄りのバス停の住所を参考に小学校の学区を固定してみると、そのまま多摩永山中学校に小糸を除く三人が進学していったのではないかなと考えることができそうです。
(2)コミュに出てくる他施設から通っていた学校に矛盾がないといえるか
やはりバス停だけではまだちょっと弱いなと思うところがないではないです。
ならば、ワールプールフールガールズで、雛菜のランドセルを蹴飛ばしたりゅー王に透がバチ切れして飛車をぶん投げたあの公民館のような場所が学校の近くにあったのか、それからシャニPと最初に出会っていたという例のジャングルジムがあるとされる公園が近くにあったとすれば、まさにその場所に住んでいる実在性の傍証になるのではないだろうか。
そう思い、追加で調査を実施してみた。
ジャングルジムについてですが、昨今の公園の遊具の老朽化問題や、遊具の破損で怪我をする子供が時々出るという報道が出るということもあって、かつてはジャングルジムが設置されていたかもしれないが、現在は撤去されてしまっているということもありえなくはないでしょう。
私よりも先に、透が住んでいるとされるであろう永山五丁目周辺の公園を当たってジャングルジムがありそうな公園を探ってみた聖地探索をブログに纏めている先駆者の方がいらっしゃるようなので、その方の研究を引用させていただきます。
永山五丁目周辺にも公園はたくさんあるのですが、実際にジャングルジムがある公園となると、上のブログ記事の調査が実施された時点で既にもう少し離れた場所に3箇所しかないと意外と少ない状態だったようです。
もしかすると約10年以上前には、永山五丁目の公園にもジャングルジムがあった時代があったのかもしれませんが、現在はなくなっているのかもしれません。
ジャングルジムという切り口で補強証拠を探すことは難しそうです。
ならばりゅー王にバチ切れした公民館っぽいところはどこなのだろうか?
永山五丁目周辺の公民館を探してみると、2件ヒットします。
・多摩市 諏訪老人福祉館・地区市民ホール
・貝取コミュニティセンター
このうち後者の貝取コミュニティセンターにはHPがありまして…
ここのコミュニティセンターを拠点に活動しているサークルがいくつかあるようなので、そこをクリックして、『レクリエーション』のジャンルで絞りをかけてみると…
見つけた時に思わず「王手!(ニチャァ)」ってなりましたね。
りゅー王はいたんだ!!!!!!!!!!!!!!!!
少しばかりではありますが、実在性を補強できたのではないかなと思います。
(3)小括
というわけで、現実世界に透たちがいたとして、彼女らの通っていた小学校は、多摩市立瓜生小学校、中学受験を経て一時期離脱した小糸を除く三人が進学していそうな中学校が、多摩市立多摩永山中学校ということになるのではないかと思われます。
何度もしつこいようですが、学校凸はやめようね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
2.ならば高校はどこになるのだろうか
さて、高校となると、もはや義務教育の範囲外になります。小中学校とは打って変わって通学範囲も遠方からということも珍しくないでしょう。電車やバスで時間をかけて通うことだって少なくないでしょう。
これまでのコミュの背景画像やカードのイラスト等から学校の特徴を探ってそれに合致する高校はどこかなと位置情報で絞りを地道にかけていくしかなさそうです。
(1)コミュやカードイラストから読み解く条件
さて、ノクチルのみんなが通っている学校についてですが、大前提として中学までは別々だった小糸ちゃんが合流しているわけですから、高校受験で入れる学校でなければなりません。すなわち、高校からの生徒を募集していない完全中高一貫校の高校並びに中等教育学校は範囲から除外されることになります。
次に、学校の特色についてコミュから想定できるものを掘り下げてみましょう。
①聖蹟桜ヶ丘が通学路の途中である可能性が高いこと
ノクチルの4人は、だいたい京王永山駅の南のエリアである永山五丁目周辺に住んでいるっぽいことは先に述べました。そこから事務所のある聖蹟桜ヶ丘までバスで向かって、そこから京王線・あるいは京王バス等に乗り継いで学校へ向かっているのではないかということが言えそうです。
なぜそう言えるのか、その理由は雛菜の朝コミュにあります。
朝シャニPがいつも通りオフィスで働いていると、雛菜が事務所にやってきます。この日雛菜は朝から特に仕事が入っているというわけでもなく、通常通り学校に行く予定の日です。それにも関わらず呑気に事務所にやってきています。
シャニPはこれに対して、「学校も楽しめば良いんだ」と言って雛菜を送り出します。
もし仮に、雛菜の通っている学校が京王永山駅・小田急永山駅から電車に乗って行くような学校であったとしたならば、わざわざシャニPがいる聖蹟桜ヶ丘まで、学割定期券の範囲外でも関わらず顔を出しているということになります。そうだとしたらさすがにお前シャニPのこと好きすぎだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!😭😭😭😭😭ってなるわけで確かにそれはそれで可愛いのですが、あまり現実的ではないでしょう。
それよりも、永山五丁目付近のバス停から聖蹟桜ヶ丘までバスの通学定期券の範囲内になっていて、そこからまた別の系統のバスに乗っていくか、あるいは京王線に乗っていくからこそ、途中でふらっと事務所に立ち寄っているとみるのがより自然だと思われます。
それから、円香のSRサポカである【Feb.】において、まどこいの2人がバスで聖蹟桜ヶ丘から自宅へ一緒に帰る描写があります。小学校が一緒であったことからも、雛菜も通学で同じバスを使っているとみるのが自然ではないでしょうか。
【Feb.】では事務所からの帰りなのか、学校からの帰りなのかいまいちはっきりしませんが、立ち絵が制服ということから、どちらかといえば学校帰りの日常と取るのが座りが良さそうです。
②それなりの進学実績のある学校である可能性があること
ア. 小糸母を納得させられるだけの学力帯であること
3人とは異なる中学校に進学した人が一人いました。そうです、小糸ちゃんは、中学受験を経て、3人とは異なる私立中学校に進学しました。
自分の意思で中学受験を選択したというよりかは、親が喜ぶからというあまり自我のない感じで、親の喜ぶ顔が見られるのならば頑張ろうという感じで受験に挑んでいたのでした。
しかし、小糸ちゃんは、中学受験でせっかく良い学校に入ったにも関わらず、入った学校は小学校の付属校があって、そこからの内部進学者が既にグループを形成していて、中学受験で入ってきた小糸ちゃんはすっかり外様の人間でした。
入ったはいいものの、突然、友達とどのように話していけばいいのか、どうやって輪に入っていけばいいのか、わからないで見失ってしまったのでした。そうこうするうちに、学校に馴染むことができず、しっかり学校に通うことができなかったと小糸ちゃんの母はシャニPに言っていました。
こうして小糸ちゃんの母がシャニPに小糸の過去について語ったとされるののは、時系列的に、小糸ちゃんが両親に無断で履歴書等を書いてアイドル活動をしていたことが発覚して、シャニPが親御さんと連絡を取ったあのW.I.N.G編の時だと思われます。
無断で娘がアイドル事務所に所属することを決断していたことをシャニPからの電話で初めて知ることになった母として、シャニPに説明を求めることは当然でしょう。
小糸の意思を尊重して福丸家に謝罪もとい説得に向かったシャニPが、小糸母から過去を打ち明けられたのでしょう。
母としては、中学受験をさせて娘にしっかりとした人生を送らせたい、どことなく内気な少女でも、学力があればある程度はなんとかなるかもしれない、そう考えて受験をさせて、小学校の付属校があるような名門私立中学校の合格を見事娘は勝ち取りました。
しかし、娘は学校に馴染むことができず、中学にまともに通えず、中学生活でできなかったことがたくさんあったと考えているわけです。
だからこそ、多少学力レベルを落としても、高校では今までずっと一緒にいた馴染みの透たちのいる学校で再スタートさせて高校生らしい学校生活を満喫させてあげたいと親なりに思うところがあったのだと思います。
シャニPが直談判に福丸家に伺った時、母は娘を一旦自分の部屋に活かせてシャニPとタイマンで話をしました。
小糸にアイドルが務まるとは思わないのだと今までの子育て経験からそう考えているという懸念点を伝え、中学が不登校であったからこそ、高校生活を全うさせたいという希望を示し、すぐにまた受験のシーズン、すなわち大学受験がやってくるからこそ、アイドル活動にかまけている場合ではないことを暗に伝えようとしています。
すかさずシャニPが事務所の中には学業と両立しているアイドル(医学部B判の霧子とか数学が多分めっちゃ☆できる甘奈とか大学生の三峰と夏葉とかね)がたくさんいると説得を試みようとします。
これに対し、小糸母は話を途中で遮って、シャニPにとってはたくさんいるアイドルになれるかもしれない女の子の候補の一人かもしれないが、母にとってはたった一人の娘で、そいつの人生がどうなるかの責任を背負えるのか、小糸にアイドルをやるという進路を取らせることで、実直に勉学を重ねて堅実に大学へ進学してしっかりとした社会人として地道に大成していくという他にありえた未来を潰してしまってでも正解といえる後悔のない選択をさせてやれるとお前はできるのか?という究極の疑問をシャニPに思い切りぶつけてきます。283プロのみんなが大好きだけどシャニPの視界をジャックしているだけで283プロのみんなに認知されていない我々プレイヤーもドキドキで目が離せない話が水面下でありました。
この母、強い…。いくら娘が不登校になるほど追い詰められるからといって、将来の大学進学も一緒に今は考えないことにして高校生活やりたいことをやらせてあげようとそうそう簡単に目標を下げるようなことはできないでしょう。いくら学力レベルを下げるにしても、小糸母的には限度がありそうです。もっとも、小糸ちゃんはそれまでの蓄積と努力できる才能から高校で首席を取れているようです。
イ. 授業内容から読み取れるレベル感
さらに、透たちの通う高校は、小糸ちゃんが受けている授業のとある一コマからも、大学受験を少なくとも意識している進学校寄りの学校である可能性が示唆されていると思われます。
「さざなみはいつも凡庸な音がする」のエンディング冒頭のコミュで、小糸ちゃんは生物の授業を受けているようです。
その内容がこちら
どうやらこの内容、生物基礎ではない方の高校生物、要は理系生物選択の方で取り扱っている内容だそうです。
思い出して欲しいのは、小糸ちゃんは学年1位といえどまだ高校1年生であるということです。高校からの生物基礎の授業の中で少し発展的な内容を取り扱っていると考えても、あえて学校のカリキュラムとして、生物基礎・生物の垣根を超えてリベラルアーツ的に学習指導要領内容を文理問わずやっている(筆者の出身高校でも高2の時に理系に容赦なく世界史Bをやらせたり、文系に数学Ⅲと物理化学を履修して定期テストもしっかりあるなんてこともありました。)ということもあるかもしれません。
いずれにせよ、大学進学に重点を置いていない学校ではここまで高校1年生の段階で踏み込んだ内容をやらないであろうことは想像に難くないでしょう。この授業シーンだけからでも、進学重視の学校である可能性はそれなりにあると言えるのではないかと思います。
③部活動にバレー部・吹奏楽部・美術部・柔道部があること
これらの部活の存在は、コミュの背景画像・サポカの背景・コミュから読み取れます。
まず、バレー部については【ROOKIE!】市川雛菜と【PEEPS!】市川雛菜のサポカに出てくる廊下の掲示板をよく見ると、バレー部部員募集のポスターが貼ってあるのを確認できます。
吹奏楽部についても、【ROOKIE!】のカードで見切れてしまっていますが、「吹奏」の文字が見えていると思われます。おそらくですが、吹奏楽部の部員募集ポスターと見て間違いないでしょう。
美術部については、【きっと色褪せるけど】福丸小糸にて、その存在が明かされています。
柔道部については、ノクチルちゃんのコミュでよく出てくる学校の廊下の背景画像にある掲示板に部員募集のポスターが貼られていることで、その存在を確認できます。
④校舎・設備の特徴
ア. 校舎の特徴
校舎の特徴として、廊下の画像を見ると、窓が上下にスライドする上げ下げ窓が採用されていることがわかります。
この上げ下げ窓は、文明開化の波に乗って我が国も洋風の建築物を作ろうと見様見真似でやっていた時代、いわゆる擬洋風建築が出来上がってくる明治時代頃から見られるようになってきました。その最初期の実例が今回上で紹介している三田演説館となります。校舎に昔ながらのこうした窓が残っているということは、相当歴史のある校舎になるかと思われます。今どきの校舎といえば、普通に横開きのガラス窓だったりアルミサッシが使われているのが普通かと思われます。その中でもこうして昔ながらの窓が採用されていることからすれば、そこそこの歴史のある学校であることが伺えます。
そして、校舎の外見がこちら。
上げ下げ窓が採用されていて、このいかにも昔の県庁の建物のような風格のつくりだとして、木造建築はさすがに無理があろうかと思われますし、消防法的にも怪しくなってきますから、流石に鉄筋コンクリート使用の建物になるでしょう。
そうするとやはり、モダニズム建築と呼ばれるタイプの校舎になってくるのでしょうか…?
けれども、学校の外観のイラストは、上げ下げ窓が採用されているはずなのに、割と近代的な外見の校舎といっても遜色ないもの。昭和モダンでも押し通せそうだし、割と最近の建築の校舎だと言っても問題がないように見受けられますね…。最近の建築だけど校長の趣味でちょっと上げ下げ窓にしたるか~みたいなノリでこうなってたらどうしましょうか。
一方で、雛菜たちが普段授業を受けている教室の窓は、ごく普通のアルミサッシでどこにでもある学校の建付けになっているのですよね、黒板が東向きで南側が左手側ではなく右手側になっているという一般的な学校の教室と真逆になっている点を除けば…
※あとは、ちょっと出典を忘れてしまって大変申し訳無いのですが、この学校には中庭があるようです。
イ. 設備の特徴
これは雛菜のトワコレサポカ、【DIVEIN!】のカードを見ていただければ一目瞭然なのですが、プールが屋外にあるということですね。
雛菜の頭の後ろにうっすらと校舎らしき建物が見えてますが、夏の陽炎でかすれています。おそらくですが、プールは建物の屋上にあるというわけではなく、グラウンドの敷地に設けられていて、周りをフェンスで囲っていると見るべきなのではないかと思われます。
他に学校の設備が描かれているものとしては、【思い出にならない】福丸小糸のカードで図書室が描かれているのですが、これでは何階の図書室なのかいまいちわかりませんし、およそ図書室が存在しない高校ってさすがにないんじゃないかというので考察のキーには今回は入れませんでした。
(2)条件を満たす高校はあるのか
上記(1)で述べた条件を満たすかどうか、ひたすらGoogle Mapとにらめっこしては学校のHPを見てを繰り返して只管探してみたのですが、全てを満たす学校はありませんでした…。
大事なことなのでもう一度言います、ここまで読ませてこんな結果でごめんなさい。すべての条件を満たす学校は存在しないという結論に至りました。
以下、そこそこ条件が合ってきているけれども選外にするしかなかった学校についていくつか挙げていきたいと思います。
ア. 都立国立高校
都立高校といえば、日比谷高校・西高校が進学校としてまず最初に名前が上がってくるわけですが、その次くらいに上がってくる都立の進学校になります。東大に10人くらい毎年コンスタントに合格者を出しているような学校で、場所柄的に一橋大学に進学する人も結構いますし、なんなら下手な関東の私立中高一貫校よりも京大合格者が多い方かもしれません。
校風はとても自由であり、文化祭である国高祭は盛り上がるそう。特徴的な教育活動としては、地元のオーケストラの第九演奏会に合唱隊として参加する行事があるというところでしょうか。
先程述べた条件に照らし合わせてみると…
・聖蹟桜ヶ丘から電車(京王線で分倍河原下車、南武線乗り換えからの谷保駅下車徒歩10分ほど)でも通えるし、京王バス(聖蹟桜ヶ丘駅から乗車して国立高校前バス停で下車)でも通える。
・柔道部以外の部活は存在している。
・進学実績的に小糸母を納得させられる
・屋外にプールがある
そこそこ合致しそうですが…
これだと浅倉透はどうやって高校入試を突破してきたんだ…?となる。確かに進学校には成績は壊滅だけど鉄道に異様に詳しいとか音ゲーがアホみたいにできるとか、校内模試で240人弱中総合200位くらいを取ってバンドと水泳に明け暮れたが浪人して覚醒してあっさり京大理系の合格を勝ち取るやつとか、情報の授業で変なスライドを作ったりトイレットペーパーを中庭でばらまいて遊ぶ奇行も見られるが、ちゃんと慶應に現役で進学していく謎におもろいやつがいるなんてこともあるわけですが、透をこの枠の人間に入れていいのかちょっと躊躇してしまいます。また、彼女の学力レベルについては、朝コミュを見る限りではお世辞にも芳しくありません。少しそこで仮説が苦しいかもしれないと思われます。
それから、校舎で上げ下げ窓を採用するような特別おしゃれ校舎というわけでもないですし、柔道部もありません。
痒いところが届かない候補でした。
イ. 都立立川高校・都立八王子東高校
国立高校には及ばないものの、都立の中ではそこそのの進学校のようです。
電車とバスで通うにしても、聖蹟桜ヶ丘から無理のない距離であること、進学実績的にも小糸母を納得させられる可能性はあること等条件はそこそこ揃いそうなのですが、どちらも柔道部がありません。
立川高校に至っては地上の屋外プールではなく、校舎の屋上に設置されているようです。
そうした点で届かない候補でした。
ウ. 明星学苑明星高校
府中市にある私立高校になります。進学実績としては、GMARCHがボリューム層のように見受けられますが、早慶や旧帝大の合格者も上澄みの方では出ているようですから、一旦中学受験で熾烈な戦いをしてきた福丸家にとって、レベルを落とすにしても、これくらいの進学実績帯ならば小糸ちゃんの努力次第で打開できるし、学校生活を楽しむという点でも十分遜色はなさそうだなといえそうです。
それから、聖蹟桜ヶ丘から府中まで京王線で向かい、府中駅から国分寺駅行きの寺91系統の京王バスに乗って明星学苑バス停で降りて通学できます。距離的にも無難ですし、バスの本数も十分にありますから、雛菜がギリギリ遅刻をしない、小糸ちゃんを事務所の車で送り届けるにしても無理のない距離であると評価できそうです。
さらに、なんとこの学校、柔道部も含めて条件であげた部活動すべてが揃っているのです!!!!!!!
ところが、屋外にプールが無いんですね。あることにはあるんですけど、幼稚園の屋外プールでした…。
うーん、やはり届かない、絶妙に…
おわりに
ここまで只管シャニマスの実在性を追い求めてその痕跡を血眼になって探そうとする頭のおかしい男の駄文をお読み頂きありがとうございました。
ノクチル、最近はポカリスエットとコラボしたり、特にコラボはしていないけれども、まるでノクチルがコラボしたかのようなパッケージデザインの飴が発売されていたりと、実在性を限りなく匂わせているのに絶妙に実在しないのラインを行ったり来たりしているなぁと改めて感じさせられる調査結果となりました。
いや、あの独特のおしゃれな校舎と4人の青春が、多摩丘陵のどこかに息づいているのかもしれないっていう実在性があるのに、探しても探しても見つからないなんともいえない距離感がある。それが、ノクチルなのだと我々は割り切るしか無いのかもしれない。
※もしも、この学校ワンチャン条件合うんじゃね?みたいな話があったら情報ください。モデルになったかもしれない学校が、全国のどこかにひょっとしたら、万が一でもあったら面白いなと思うので。