息を吹き返した(きがする)
2021年4月4日日曜日11時から15時
とてもとてもうれしいことがあったのよ
今では使われなくなってしまった建物の
広い1階駐車場スペース
広さは250平方メートルほどか
16m×16m(ごめんちゃんと測ってないけど)
めちゃ広い屋根下
大家さんは今日まで大切に維持管理していた場所
出水家具店として
近くのカラオケ店の駐車場として
でも今はだれにも使われることなく
「息していない」
準備段階で下見に行った時
ここ息してないなと感じたのを覚えてる
しっかりとした柱,屋根,
壁や天井は穴が開いたりしているものの
建屋としては問題ないようにも見えたけど
「息してないなぁ」
よどんだ空気感
掃除していないからとか
壁に穴があるからとか
スプレーアートとか
生き返る瞬間を見ることが出来た感動
しかもイースターの日に生き返るとかちょっと意味深とか
renovation
ラテン語の「re=再び」「novare=新しくする」を合わせた言葉
「Renovation」という英単語が語源
「再生・修復・復活」
また、「Re+Innovation」と解釈されていることも
”Innovation”は「革新」,「刷新」なので再びの革新みたいな
息を吹き返すって感じがした
ふと椅子に座り,真ん中から眺めたとき
苦しい感じがなくなった気がした
リノベーションスクール出水の生徒主催
たった2日だけでしぼり出した企画の具現化
物件に新しい価値を見出さないといけない重圧
想像するだけでも重たい(笑)
空気が重いのか
気持ちが重いのか
椅子に座り,真ん中から眺める時間ができたとき
重りがなくなってる瞬間をみたんだよなぁ
ちょっとだけ浮いてる?ように勝手に感じて
笑顔なっているあの人をみてそんな感じに見えた
素敵な笑顔たち
めちゃ楽しんでる人がいて
どんどん軽くなる空気があって
どんどん息を吹き返していくかんじ
建物も人も
こんな瞬間に立ち会えること
一生のうちに何回あるんだろ
数年前にもほんのちょっとだけ感じたあの感じ
一生のうち何回あるんだろ
まだ何回もあるといいな
古い建物を再利用することや
リノベーションして価値を高めることが
世の中でいろいろ行われているし
自分の周りだけでもどんどん増えている
すこしだけ体験させてもらった
ありがとうございました
renovation
再び新しくする
昔を再び
価値を足し
革新を起こす
歩き始めて数ヶ月
まちがいなく階段を一段上がった
ひとりで,ちょっと感動しながら
ゆっくり椅子にすわって
真ん中からえらそうに眺めながら
ひとりだけめっちゃ仕事さぼって思っていたことでした(ごめんなさい)