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【相性考察】やれんのか? レックウザVMAX VS 黒馬マホイップ 十戦一人回し

こんにちは。うっちーと申します。

大型大会入賞などは一度もないですがシティリーグやジムバトルで楽しんでいるポケカプレイヤーです。

はじめに

 今回は意外と結果を残せていないレックウザVMAXは本当に今の環境で勝てないのか十戦一人回しで検証してみたいと思います。

 相手は環境トップの黒馬マホイップです。こちらの記事で使ったレシピを改良したものを使っています。

レックウザVMAXのレシピ

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デッキコード:nNniNN-4UWwd2-gNLLLg

・ウルガモスV

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 主にフィニッシャーとしての役割です。このデッキは「ダイバースト」や山を掘っていく中で基本エネルギーがたくさんトラッシュされます。そのため、ウルガモスの「さかまくほのお」の火力は計り知れません。このレシピだと最大で360ダメージ出すことができます。また、エネルギー1枚で技を打つことができるので炎ポケモンの中ではボスの指令と相性がとてもいいです。相手のデデンネGXやクロバットV、倒し損ねたVMAXを呼び出して倒すことが多かったです。


・ビクティニV

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中盤・終盤のエネルギー加速手段、サイド2枚のアタッカーとしての役割です。このデッキの主なエネルギー加速手段は溶接工ですが4枚しか入っていないためどうしても打てないターンができてしまいます。他の加速手段としてボルケニオンがいます。しかし、ボルケニオンは後攻1ターン目には強いエネルギー加速ができますがそれ以外のターンでは1枚しか加速できません。そこで、ビクティニVの出番です。中盤・終盤で使うことでレックウザVMAXが倒されなければ相手のVMAXを倒せば勝ちという状況を作り出せます


・ふつうのつりざお

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 数少ない基本雷エネルギーや序盤に落としてしまったポケモンを山札に戻すためのカードです。


・基本炎エネルギー 14枚
 「手札に少しでも高い確率で引き入れたい」「ウルガモスVを強く使いたい」ために少し多いですが14枚採用しました。

黒馬マホイップのレシピ

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デッキコード: LginQn-NI46Jj-LnNn6Q

主に前回との変更点を説明します。

・マホイップVMAX 1枚

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 前回のレシピでは2枚でしたが今回は1枚減らしました。理由は盤面にエネルギーを保つために「キョダイホイッパー」は終盤の締めで1回使いたいと思ったためです。


・リセットスタンプ 2枚

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 やはりリセットスタンプがあることによるサイドが負けている時の巻き返し力は全然違います。また、このカードがあることで序盤に事故が起きた時に安心もできます。


・トレーニングコート 2枚

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 エネルギーリサイクルを減らしたのでエネルギー回収手段として前回より1枚増やしました。

レックウザ側で意識したプレイング

・VMAXワンパンは一回
 レックウザVMAXは意外とVMAXをワンパンすることが難しいです。「ダイバースト」で炎エネルギー4枚必要になります。それを可能にするには2ターン必要になります。そのため、VMAXをワンパンしようとするには隙ができてしまうのでビクティニVやボルケニオンを使った時や相手が止まった時にワンパンを狙います。


・先攻2ターン目には倒す
 1ターン目に手張り、2ターン目に溶接工+手張りで炎エネルギー3枚になります。3枚だと260ダメージ出すことができ相手のVポケモンを倒すことができます。


・サイドプランは臨機応変に
 溶接工を使うデッキのため基本的にバトル場のポケモンを倒していきます。そのため、事前にサイドプランを考えても倒すポケモンは相手のバトル場に左右されてしまいます。最初にVポケモンを倒したら2-2-2、2-3-2を目指し、壁にしてきたマーシャドーを倒した場合は1-3-2を目指します。一応理想は1-3-2です。中盤・終盤になってからボスの指令を使う機会が多いのでそこで取るサイドを調整します。


・相手に3-3のプランは通させない
 これは必須です。相手に一番楽なルートは取らせません。理想は3-2-3です。そのため、ビクティニVやウルガモスVを使うことを常に頭に入れてプレイします。


・エネルギー管理
 このデッキの最重要事項と言っても過言ではありません。これをミスすると最後に「ダイバースト」が打てない、「さかまくほのお」の火力が足りないという事態が発生します。ふつうのつりざおがあっても脳死でエネルギーを2枚戻すのではなく長いプランを考えながら選択します。

黒馬マホイップ側で意識したプレイング

・ゲンミミの使用はよく考えてから
 相手がVMAXのためどうしても相手が進化する前に倒したいと思ってしまいます。そこで、安易にゲンガー&ミミッキュGXを使ってはいけません。特に後攻1ターン目は注意です。「ホラーハウスGX」を打った次のターンに相手のVポケモンを倒せなければただ負け筋ポケモンになるだけです。そのため、後攻1ターン目に無理に「ホラーハウスGX」を打っても相手のVポケモンを倒せる可能性は低いので後1で「ホラーハウスGX」は使いません。しかし、先攻2ターン目なら大幅に相手のVポケモンを倒せる可能性が高くなるので後攻よりは打っていきます。


・並べて殴る
 変な小細工なしでバドレックスをひたすら並べて殴るだけです。ただ、エネルギーの張り先だけは次のアタッカーがいるように意識します。


・受け回す
 相手は攻撃するのに溶接工が必要になります。溶接工を打つとボスの指令を打つことはできません。そのため、一旦ダメージを負ったポケモンをベンチに下げることで相手はなかなかサイドを取ることはできません。このようにVMAXの大きなHPをいかして受け回します。


・「アストラルビット」を忘れずに

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 序盤に倒し損ねたボルケニオンを倒すために「アストラルビット」を使い、レックウザにもダメカンを5つ載せることでレックウザVMAXになった時にHPが270になり簡単に倒せるようになります。

結果と考察

レックウザVMAX5勝(先攻4勝、後攻1勝)、黒馬マホイップ5勝(先攻4勝、後攻1勝)で、はっきりとした有利不利はつきませんでした。

考察
・先に進化した方が勝つ
 結果から分かる通り先攻が圧倒的に有利です。つまり、先にVMAXして相手のVポケモンを倒した方が勝つということです。


・ボルケニオン意味がない?
 レックウザVMAXが後攻を取った時に有利にするために採用しましたが後攻で1勝しかできていないのであまり関係ないのかなと思いました。


・レックウザVMAX側にクロバットが欲しい
 ボスの指令や溶接工を抱えながら手札を補充したい場面があったのでデデンネGXを1枚外してクロバットVを採用したいです。


・ウルガモスVが強い
 終盤にVポケモンをワンパンできるほどの火力を1エネで出せる点が実際に動かしてみてとても強いと思いました。「そうくうのはどう」や「デデチェンジ」でボスの指令を引けることができれば勝ちになるという場面を何回も作ることができました。


・リセットスタンプが欲しい
 レックウザ側にはリセットスタンプが入っておらず終盤のバドレックス側の溜まった手札を流すことができず最後にボスの指令を打たれて負けてしまう場面がありました。


・意外と簡単にバドレックスVMAXをワンパンできる
 前半にレックウザVMAXでVMAXをワンパンすることが意外と難しいと書きましたが1戦に1回くらいの頻度でワンパンすることができました。


・ゲンミミは先攻なら強い
 先攻なら「ホラーハウスGX」を打った次のターンに高確率でボスの指令を絡めてレックウザVを倒すことができとても強かったです。

レックウザVMAX 改善案

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デッキコード: Vv11VF-kHt56D-Fffkbk

・博士の研究を2枚減らしてリセットスタンプを2枚投入しました。
・デデンネGXを減らしクロバットVを追加しました。

さいごに

 結果は五分でしたが現環境であまり目立っていないレックウザVMAXとしては良い結果だと感じました。レックウザは好きなカードなのでもっと煮詰めていこうと思います。

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言語化って難しい!!

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