【相性考察】難しい!ビクティニVMAX VS 三神ザシアン 十戦一人回し
こんにちは。うっちーと申します。
大型大会入賞などは一度もないですがシティリーグやジムバトルで楽しんでいるポケカプレイヤーです。
暫定ですがCL愛知の開催が決定しました。しかし、今はシティリーグなどの大型大会が開催されていなため環境が分かりずらい状況となっています。そこで今回は一人回しで現環境の相性考察をしてみようと思います。
前回の10戦一人回しの記事はこちら
今回は巷で強いと評判のビクティニVMAXと不動の強さを誇る三神ザシアンの相性考察をしてみたいと思います。
一人回しのルール
この一人回しでは事故の有無関係なく10戦やっていきます。先攻後攻に関してはそのデッキがじゃんけんで勝った時に取りたい方を5戦ずつに振り分けます。
例)三神ザシアンVS連撃ウーラオスではどちらも先攻を取りたいので(私個人の考え)三神ザシアンが先攻で行うゲームを5戦、後攻で行うゲームを5戦行います。
また事故に関してはそのデッキの持つ特性・性質だと考えているので事故を含めて10戦行います。
デッキの紹介
今回使うビクティニVMAXの構築はこちらです
最初はビクティニVMAXとV系のポケモンと組ませていたのですがレッドパーフェクションなどのタッグチームポケモン中心のデッキに勝ちづらい思ったためミュウツー&ミュウと組ませてみました。
三神ザシアンは以前紹介したレシピを使用しました。
ビクティニVMAXで意識したプレイング
まずはビクティニVMAX側で意識したことをまとめてみました。
・1ターン目は相手のバトル場がなんにせよビクティニVにエネルギーを集める。
・ヒードランGXのことを忘れない。
・炎エネルギーの枚数管理を怠らない。
・ビクティニVの「エネバースト」を忘れない。
それぞれ解説すると
・1ターン目は相手のバトル場がなんにせよビクティニVにエネルギーを集める。
一つ目は先攻なら2ターン目からビクティニVMAXでザシアンV、ザマゼンタV、ワタシラガV、クロバットV、クチートGXを倒すことやヒードランGXを絡めてデデンネGXも倒すことができます、後攻なら技「ひろがるほのお」でミュウツー&ミュウGX(以下MM)もしくはヒードランにエネを3枚つけることができ2ターン目にMMで「フレアドライブGX」やヒードランの「ヒートボンバーGX」でアルセウス&ディアルガ&パルキアGX(以下三神)を安定して倒すことやヒードランがいるので最初の手札に溶接工がなくてもデデチェンジ後に溶接工を絡めて1ターン目から攻撃することができます。つまり相手が分からない状態でも様々な選択肢を取ることができ安定させることができます。
・ヒードランGXのことを忘れない。
二つ目はゲームの後半になると自分の場に炎エネがたくさんあったり、溶接工が無いから技が打てないといったことが起きがちです。そこでヒードランの存在を覚えておけば壁にしてある三神やザマゼンタVを倒すことができ、溶接工がトラッシュに4枚あると相手が油断するのでそこでの奇襲にもなり逆転につながります。ただうかつに6エネ「ヒートボンバーGX」を打ってしまうと返しにヒードランが倒されてしまいエネルギーが枯渇してしまうので注意です。
・炎エネルギーの枚数管理を怠らない。
三つ目はこのデッキ構築は炎エネルギーが10枚しか入れておらずうかつにデデチェンジや逃げでエネルギーを消費してしまうと「ひろがるほのお」が必須になってしまい返しにザシアンに倒されてしまいます。
・ビクティニVの「エネバースト」を忘れない。
四つ目はビクティニVMAXの「ダイビクトリー」やMMの技に意識がいってしまいがちですがビクティニVの「エネバースト」によりザシアンやザマゼンタを倒すことができるので忘れないようにしました。
三神ザシアン側で意識したプレイング
次に三神ザシアン側で意識したことをまとめました。
・ビクティニVMAXの「ダイビクトリー」によって一撃で倒されてしまうザシアンV、ザマゼンタV、クチートGX、クロバットVをむやみやたらにベンチに並べないこと。
・三神もしくはMMの2体目の使い方。
・クチートGXの「ハッスルバイト」も忘れずに。
ビクティニ側に比べて意識したプレイングは少ないです笑。
三神ザシアンはHP低いポケモンGX、Vを2回倒してサイド6枚を取りきるデッキなのでビクティニVMAXは比較的HPの低いポケモン(特にHP190以下)で構成されているため、わざわざザシアンVを使わなくてもHPの高い三神やMMで「アルティメットレイ(ハチマキ込み)」や火力最大の「ハッスルバイト」を打つことでサイドを簡単にとることができるので意識した点は少ないです。しかし、だからといって三神ザシアン有利とは限らないです。
・ビクティニVMAXの「ダイビクトリー」によって一撃で倒されてしまうザシアンV、ザマゼンタV、クチートGX、クロバットVをむやみやたらにベンチに並べないこと。
一つ目はこのようなポケモンをむやみやたらに出してしまうことでビクティニVMAXのみで2-2-2のサイドプランを可能にしてしまい最速で3ターンで決められてしまう可能性があります。ビクティニVMAX側は三神、MMを一撃で倒すにはMMで「フレアドライブGX」を打つしかなく三神、MMを押し付けることで相手に4ターンかけさせることができます。
・三神もしくはMMの2体目の使い方。
二つ目は炎系統のデッキは早くて後攻1ターン目から殴ってくるので三神がダメージを負ってしまいアルティメットレイを打つ前に倒されてしまう可能性があります。なので一体目の三神を壁にして二体目の三神でオルタージェネシス、アルティメットレイを打つことが理想です。より理想的なのは相手に3-2-3のフルパワー理論を押し付けることです。
・クチートGXの「ハッスルバイト」も忘れずに。
三つ目は炎系統のデッキは勝手にデデンネGXやクロバットV、ワタシラガVなどのポケモンがベンチに5体並ぶことが多いので手軽にクチート本体かMMで2エネで190ダメージを出すことができます。
結果と考察
結果としては5勝5敗の5分でした。お互い先攻で3勝、後攻で2勝でした。事故はビクティニ側は先攻の時に1回(負け)三神側は後攻の時に1回(負け)ありました。以下が一人回しで気づいたことです。
1「ダイビクトリー」が強すぎる
やはり三神側は意識してザシアンV、ザマゼンタV、クチートGX、クロバットVを2体以上出さないようにし、2体目、3体目の三神、MMで戦うことがメインになっていきます。
2 ビクティニVMAX側の選択肢が多すぎる
炎系統のデッキにありがちなことですがアタッカーが多すぎるので選択肢が多すぎます。なので、大会に持ち込む前に多くの練習を積み正しい選択をできるようにしないといけません。
3 TAGTEAMのみでもビクティニVMAXの押し付けも有効
三神側がTAGTEAMポケモンのみになったらMMを素直に使うのではなく4エネ「ヒートボンバーGX」でヒードランを相手に取らせて「ダイビクトリー」でタッグチームポケモンをとりでビクティニVMAを押し付けることも有効です。またビクティニVMAXを壁にしながら「ひろがるほのお」を打ってベンチのMMやヒードラン、レシリザなどのアタッカーを育てることも有効です。
4 現環境で一番難しい対面
この対面はお互いにVポケモンとTAGTEAMポケモンを盤面次第で使い分け、さらにお互いに「このポケモンにはこのポケモンが有利だ」というのがはっきりしているので色々なことをケアしながら戦わなければなりません。もしかすると三神側に水タイプのアタッカーがまた入るようになるかもしれません。
5 結局後出しじゃんけん
結果は5分でしたが結局お互いが相手に有利なポケモンを用意して戦っていくので溶接工がありエネ加速が簡単にできるのでビクティニVMAXの方が若干有利だと思います。なので三神に水タイプのアタッカーが入る可能性もあります。
さいごに
この対面はCL愛知でも多発すると思います。しかし、この2つのデッキはシンプルで簡単そうに見えますがその中に高度な読み合いやプレイングが必要で努力の差で勝率が格段に変わる対面にも思えました。なのでこのどちらかのデッキを使う場合は今後最も研究が必要な対面だと思います。
言語化って難しい!!
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