【相性考察】因縁の対決!ルカリオ&メルメタルGX vs 三神ファイヤー 十戦一人回し
こんにちは。うっちーと申します。
大型大会入賞などは一度もないですがシティリーグやジムバトルで楽しんでいるポケカプレイヤーです。
はじめに
今回は因縁の対決であるルカリオ&メルメタルGXとアルセウス&ディアルガ&パルキアGXの十戦一人回しをしてみたいと思います。
一人回しのルール
この一人回しでは事故の有無関係なく10戦やっていきます。先攻後攻に関してはそのデッキがじゃんけんで勝った時に取りたい方を5戦ずつに振り分けます。
例)黒馬マホイップVS連撃ウーラオスではどちらも先攻を取りたいので(私個人の考え)黒馬マホイップが先攻で行うゲームを5戦、後攻で行うゲームを5戦行います。
また事故に関してはそのデッキの持つ特性・性質だと考えているので事故を含めて10戦行います。
ルカリオ&メルメタルGX レシピとポイント
デッキコード:p2yp3S-QX3EYA-SpMpMX
・ポケモンは3種のみ
ルカリオ&メルメタルGX、ザシアンV、ザマゼンタVのみです。他のサポートポケモンは一切入っていません。サポートポケモンはこのデッキにおいては負け筋になる可能性が高くなるため入っていません。例えば、ザマゼンタVで詰ませたいのに序盤に展開のために置いたデデンネGXで負け筋ができてしまうなど。以前のルカメタデッキより「守りのデッキ」になったためサポートポケモンを入れなくてもよいというのも理由の一つです。また、ポケモンが8枚と少ないため他のグッズ・サポート・スタジアムに枠を割くことができます。
・クイックボール不採用
最近のデッキではとても珍しいです。このデッキはポケモンをベンチに並べるタイプのデッキではなく、出ているポケモンを回復させながら生かすデッキです。そのため、クイックボールを使う機会は序盤のみでポケモンを場に出さない終盤には邪魔な札になってしまいます。とはいえ、邪魔になるからと言って4枚ではなく2枚採用にしてもその2枚が序盤に使えるとは限りません。そのため、クイックボールは不採用です。
・タッグコール4枚、マオ&スイレン3枚
クイックボールの代わりと言ってなんですがタッグコールは4枚入っています。このデッキには9枚のタッグ系のカードが入っており、それらを好きなタイミングで使用したいため最大枚数入っています。特に、このデッキの肝であるマオ&スイレンは回復して戦っていくのでいつでも打てるようにしたいです。
・メタルソーサー3枚
「鋼タイプなのにメタルソーサー3枚なの?」と思われるかもしれません。このデッキはスピードより着実に盤面を作ることが大事なので急いでエネルギー加速をする場面があまりありません。「ふとうのつるぎ」でのエネルギー加速も多少期待できるので3枚採用です。
三神ファイヤー レシピとポイント
デッキコード:84Yccx-UAburV-GDKcJx
・もはや三神ザシアンではない
以前まで三神の相方筆頭であったザシアンV・ザマゼンタVは1枚ずつの採用になってしまいました。代わりにガラルファイヤーV、スイクンV、ガラルサンダーVが追加され弱点を突くバレッド要素が強くなりました。
・エネルギー付け替え4枚
ほとんどの三神ザシアンではエネルギー付け替えは3枚です。しかし、このデッキはバレッド要素が強くアタッカー・技の切り替えが重要です。また、「じゃえんのつばさ」で加速した悪エネルギーを三神、スイクンV、ザマゼンタVに動かすこともあるので4枚は必須です。
・意外と他は普通
ポケモンとエネルギー以外は三神ザシアンと変わりません。基本の勝ち方はオルタージェネシスGX→ポケモン2体倒すなので当たり前かもしれませんがグッズ、サポート、スタジアムは従来のものと大きく変わりません。
ルカメタ側で意識したプレイング
・攻撃はザシアンVで
相手のザシアンV、ガラルファイヤーV、スイクンVを一撃で倒せるのはザシアンVしかいないです。そのため、基本的にはザシアンVで攻撃をします。
・早くタフネスマントを
このデッキの強みの一つにタフネスマントをザシアンVにつけると相手に一撃で倒されなくなるというものがあります。そのため、相手のザシアンV、ガラルファイヤーVが攻撃できる段階になる前にタフネスマントをつけます。
・ルカメタでも攻撃を
例えば三神に「こうてつのこぶし」で50ダメージ与えることができれば次のターンにザシアンVで倒せる可能性が出てきます。他にもザマゼンタVで攻撃をせざるを得ない時には「こうてつのこぶし」×2+「アサルトタックル」で230まで届きます。また、単純に実質HP290で回復しながら「ヘビーインパクト」の150ダメージを与えることができれば大分強いです。
・こまめな回復を
HPが全回復できなくても相手の隙をついて結晶の洞窟やマオ&スイレンで回復すると相手はダメージの大きい「オーラバーン」や「ブレイブキャリバー」を打たざるを得なくなります。特に、「オーラバーン」だとガラルファイヤーVに30ダメージがかさんでいき徐々に有利になります。また、結晶の洞窟は貼った次のターンにも回復できる可能性があるので積極的に貼っていきたいです。
三神側で意識したプレイング
・タフネスマントの前に…
タフネスマントがつく前に「オルタージェネシスGX」→「ブレイブキャリバー」まで打てることが理想です。まあ、めったにできませんが…
なので、場合によっては「オルタージェネシスGX」なしで「ブレイブキャリバー」もしくは「オーラバーン」でザシアンVを倒しに行きます。
・2-4プラン
先ほどのように「オルタージェネシスGX」なしでザシアンVを倒した場合はその後に「オルタージェネシスGX」を打ちます。その後、ルカリオ&メルメタルGXを倒して勝ちにつなげます。
・エネルギー管理はシビアに
従来の三神ザシアンと同様の感覚でエネルギーをトラッシュすると気づいた時には必要なエネルギーがないという事態に陥ります。悪エネルギーは問題ないですが特に水エネルギー、オーロラエネルギーは気を付ける必要があります。
・優先はザシアンV
相手のポケモンを倒す優先順位はザシアンVが一番です。理由は簡単で技が強力だからです。
結果と考察
ルカリオ&メルメタルGXは3勝(先攻2勝 後攻1勝)、三神は7勝(先攻4勝 後攻3勝)そのうち三神が先攻の時にルカメタに事故が1回起こり三神の勝利になりました。戦う前は互角かなと思っていたので意外でした。
考察
・三神のスピードが以前より増した
以前の三神ザシアンも「ふとうのつるぎ」やメタルソーサーによって十分な速さを持っていました。しかし、今回の三神ファイヤーはガラルファイヤーVの存在により攻撃に移るスピードが増しました。また、「オルタージェネシスGX」後の「フルメタルウォールGX」で三神のエネルギーがトラッシュされてもメタルソーサーに合わせて「じゃえんのつばさ」「エネルギー付け替え」ですぐに攻撃することができました。さらに、2エネでぼちぼちの火力が出せるスイクンVの存在もスピードを増した一因です。
・逆にルカメタはスピードが失われた
今回のルカメタはメタルソーサーが3枚で以前より少し攻撃へのスピードが下がりました。また、三神が「フルメタルウォールGX」によるネルギートラッシュを受けても早くに攻撃に転じてきます。そのため、ルカメタ側が準備する間も回復する間もなく負けてしまうケースは少なくなかったです。
・回復が刺されば強固
ルカメタ側はマオ&スイレンや結晶の洞窟による回復がうまくできればその間にザシアンVやルカリオ&メルメタルGXの準備ができ勝つことができました。
・ボスの指令4枚が強い
三神側のボスの指令4枚+ワタシラガVによりダメージを負ったポケモンや回復しきれなかったポケモンを狩ることができてとても強かったです。
さいごに
このマッチアップはザシアンVが出た当初からの因縁の対決です。昔は割と互角の戦いをしていましたが7:3になってしまいました。このマッチは三神側の「スピード」が全てでした。
次回は「フュージョンアーツ」関連の考察をしようと思います。
この記事が参考になりましたらフォローとスキをよろしくお願いします。
言語化って難しい!!