はじめてのnote/想いを綴らせてください。
〈うつわ屋 結〉店主さちこです。
店主といってもまだ店舗もなく、ホームページも作成途中です。現在福岡に住んでいますが、数年後主人の転勤で神戸に行く予定でして、そこで店舗を持つことを目標としています。まずはネットショップからにはなりますが、窯元を訪れ、気に入ったうつわを集めたお店をつくる。これが今の私の目標であり、夢です。
noteではお店をつくる中での想いや、うつわとの出会い、それに関わる方との出会い、ありふれた日常、を綴っていきたいです。
日記を覗く…くらいの感覚でみていただけたら嬉しいです。
恥ずかしながら、わたしの自己紹介(もはや私の半生…お恥ずかしい。)と、〈うつわ屋 結〉への決意を書かせてください。
未熟で知識も浅く、主人からはよく社会性がないなんて注意されたりもしながら。お見苦しい点や、誤字脱字も多々あるかと思いますが…寛大な目でお読み頂けたら幸いです。
福岡市内在住の平凡な主婦です。子供は3人おります。長男は中1(反抗期真っ只中)、次男は小4(マイペースであり、週末のサッカーの試合がハード)長女は年長(まだまだ手がかかります)。日々闘ってます笑。
長男が生まれて次男が生まれ、子育て一筋。子育ては時間の長さより質。とよく聞きますし、そうだと思います。でも私は子供との何もしないけど一緒にいる時間が好きで、大切にしたくて、いつか離れた時に、後悔だけはしたくなくて。働かずに、一緒に過ごす選択をしました。主人もそれを望んでくれました。
次男が幼稚園に入園し、少し自分の時間ができ、幼稚園の合間にパートにでました。ちょうど一年後あたりにまさかの3人目の妊娠。うれしさと驚き。パートを辞め、また子育て一筋に戻りました笑。幸せな日々です!そして、末っ子が幼稚園に入園し、再び幼稚園の間だけパートにでました。
でも働きながらいつも思っていました。私は本当はなにがしたいんだろう?
私にはなにができるんだろう?なになら自分がワクワクした気持ちを忘れずに、誰かに貢献できるんだろう?そんな仕事あるのかな?そんな未来があったらいいな…と。
将来の自分を想像しても何もたのしくなく、子育てが終わったら私に何が残るんだろう…。
本気で悩む日々。こんなに悩んだのは初めてかもしれません。結婚も早く、すぐ妊娠したからかもです…怒涛に過ぎていく20代、悩む暇もなかったのかも。気づけば40も近づいてきて、体も痛いし、動かないし笑。なにかを始めるなら最後かもしれない…と思っていました。
そんな中、子供がいる自分でない、自分自身を見つめ直していきました。
すると、ワクワクすることを思い出してきたんです。
いつも子供と公園ばかりで子供中心だった生活。ただ一つ楽しみが、陶器市や雑貨屋、インテリアショップでした。
12.3年ほど前、主人の母のご実家の富山、石川を訪れました。そこで、九谷焼、輪島塗、錫のお店に連れて行ってもらいました。そこには、作家さんのこだわり、想い、素敵なうつわがありました。そこでいくつか気に入ったものを購入したり、義母から買っていただきました。義母が愛用していた食器もいくつかいただいたり。
そのうつわ達は、今も我が家で活躍中です。10年以上経った今も色褪せず、使うと当時を思い出します。毎日毎日扱ううつわ。忙しく手抜き料理になってしまった時も、お気に入りのうつわにのせる一手間で、不思議と罪悪感がなくなり、心にゆとりができ、家族との時間も楽しく過ごせるのです!
私は忙しい日々、うつわに救われていたんだな、と思います。
今ダイソーやセリアでもたくさん食器ありますよね、私も使います!それもいいと思うんです!
でもその中にお気に入りのうつわがいくつかあれば…きっとそれはみなさんの人生を少し豊かにしてくれるのかなと。
作家さんが作るうつわには、言葉ではいい表せないあたたかさを感じます。そんなうつわを作る窯元をたくさんみたい、作家さんの想いをききたい。そして、それをお店にきてくださったみなさまと共有し、ゆたかな暮らしのお手伝いができたら…
40前にして、夢を見つけました…!
主人にいうのもなんだか恥ずかしく、お友達なんてなおのこと…。こんな年になって何を夢みたいなこと?趣味の延長。仕事ぢゃないと。思われるな…。
けど、そんな風に思われてもいいんです。
こんなにワクワクしたの、10代ぶりかもしれません。この気持ちを大事にしたい。そして、それを夢で終わらせたくない。まだ子育ての真っ只中。少しずつ、そして一歩ずつ進んでいきます。そして子育てが終わる頃に、お気に入りのうつわとたくさんの方々に囲まれた生活ができていたら幸せです。
長々となってしまいました。
お読み頂きありがとうございます。
難しい局面も多々あると思います。真剣に焼き物に向き合われている作家さん達に、素人の私がすぐに認めてもらえるなんて思っていません。知識を深め、その土地に触れながら、うまくいかないそんな時間も楽しみながら、ゆっくりと進んでまいります。