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出版記念インタビュー【桜井翔平】 「挑戦で人生は変わる」Vol.1
こんにちは、UTSUWA出版の生川です。
「出版記念インタビュー」と題して、先日弊社UTSUWA出版から出版され、ベストセラーとAmazonの主要部門で1位を獲得された桜井翔平さんのお話を伺いました。
タイトル「挑戦で人生は変わる」
このnoteは、桜井さんの体験談や書籍では語られなかった部分をインタビューする第一弾になります。
起業家育成ビジネススクール「POLARIS」代表をされている桜井さんの考え方をお伝えして、「起業したいけど……」と二の足をふむ方々の勇気になればと思います。
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株式会社g.a.person
代表取締役 起業家育成ビジネススクール「POLARIS」代表
1981年埼玉県生まれ。営業で、持ち前の負けず嫌いの性格で部長まで登り詰め、5年で最高年商6億円、100人の組織を形成する。しかし、会社の経営難から年収は下がり続け、副業の可能性を模索する中で事業投資詐欺に逢い、全財産を失う。 もがき続ける中で、自分の強みを活かせる教育・コンサルティングビジネスに出会い、4ヶ月で月収100万円を達成する。その後は、月利1000万円を達成し法人化する。 現在は、実業とネットビジネスの経験を融合させたコンサルティング事業を展開し、多くの起業家を育成。 40名以上の月収100万円プレイヤーを輩出、歯科医院グループのマネジメントを行い、半年で月商2700万円から3500万円に成長させるなど成果を上げる。
「挑戦で人生は変わる」の本の中で最も伝えたかったこと
ー インタビュアーの生川と申します。本日は、『挑戦で人生は変わる』の著者、桜井翔平さんをお招きして、本の内容について深く掘り下げていきたいと思います。この本は、詐欺で850万を失った後に年収2000万になるまでのメンタル術について語ったものです。
桜井さん、よろしくお願いします!
桜井:よろしくお願いします!
ー Amazonベストセラー、おめでとうございます。また、電子書籍のリリース、紙書籍で1位を獲得されました。本当に素晴らしい結果です。一時はAmazonの総合ランキングで20位まで上がり、日本で20番目に売れた本になったというのは、本当に驚きですね。
桜井:そうですね。本当は1位になりたかったですが。笑
ー さて、本の内容についてですが、桜井さんがロックが好きということで、一般的なビジネス書とは異なり、名言集のような形で書かれています。それぞれの名言に対して、詳しい解説が書かれている形式ですね。これは、通常のコンサルタントが書く本とは少し違うテイストで、とても面白いと思います。
桜井さん、この本で一番伝えたかったメッセージは何でしょうか?
桜井:「日々を無駄に過ごさず、さっさと行動を起こすこと」だと思います。それが成功の第一歩だと思っています。
ー なるほど。シンプルですね!
桜井さんは過去に副業を試み、その中で失敗も経験したと話されていましたよね。しかし、その経験を行動を起こす勇気に変え、前向きに前進していますよね。
本書では、桜井さんが会社員時代に副業を試みて、最終的に詐欺に遭って850万を失ったという話が語られています。その経験がきっかけとなって、桜井さんは「さっさと行動を起こす」ことの重要性を痛感し、そのメッセージを読者に伝えていると思います。
副業をされていた時、何から行動を起こしていたんですか?
桜井:ぶっちゃけて言うと、昔からお金を稼ぎたいと思って起業したいと思ってたんですが、ビビっていた僕がいました。当時会社員として働きながらも、お金を稼ぎたいと思っていました。そしていろんな副業にチャレンジしたんですが、あまりうまくいきませんでした。
「どうしよう、どうしよう……」と思っていたとき、起業するためにはある程度の資金や人脈が必要だなと考えました。
当時の僕にできることはなにかと探した結果、いろんな場所の飲み会に参加し始め、人脈が少しずつ増えていったんです。
その当時、私は名古屋に住んでいて、あるバーのオーナーと親しくなりました。その方々がイベント事業をやっていて、それを手伝っていたんです。
間をすっ飛ばして話をすると、それがキッカケで詐欺に遭いました。
13年くらい貯めていたお金が全部無くなりましたね……。
ー会社員として13年間貯めたお金がなくなる感覚って、本当に言葉が出ないです。
桜井:僕はそのお金を貸すという感覚であったため、まさか騙されるとは思っていませんでした。しかし結果としては一円も戻ってこなかったのです。詳しい経緯については、ぜひ本を読んでください!笑
詐欺に遭った直後に言われた上司からの一言
ー ヒアリングの中で印象的だったのは、当時勤めていた会社の上司からの言葉だったんですが、そのあたりも話していただけますか?
桜井:当時、詐欺に遭ったことを誰にも言えなかったんですよね。特に家庭のお金に関しては僕がすべて管理していたんです。だからこそ、言えなかったんです。もちろん、両親にも友達にも部下にも言うことができませんでした。本当に苦しくて、不眠症になってしまいました。
でも唯一、僕が打ち明けられると思えた人がいました。それは当時勤めていた会社の取締役でした。その方に相談したとき、その取締役は「それで済んでよかったじゃん」と言ってくれました。
ー その時、どんな気持ちになりましたか?
桜井:実は、そう言われるかなと思っていました。その取締役との関係は、長くて、多くのことを学び、彼の大きな器に助けられたんです。だからこそ、そうやって言われるかなと思っていたら、案の定言われました。
その時、「まぁ、そうだよな」と思えたんです。
本当にその言葉に救われましたね。
「もっと大きな金額を取られてた可能性があるだろ? まだ3桁くらいであれば、お前なら取り返せる。後ろ見ないで前を見ろ」
と言われました。
ー ヒアリングの時に1度聞いてたんですが、改めて聞いてもその上司の方は素晴らしい方ですね。
桜井:本当にそうです。その取締役の言葉がなければ、僕はここにいないですね。
Vol2に続きます…。お楽しみに!