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激しい思い込みを改善するたった1つの方法

人間は感情豊かで、時には激しい思い込みで自分自身を苦しめてしまうことがあります。

感情が先走ってしまうことで、本来の自分ではない自分が顔を出してしまうこともありますし、他人を傷つけたり、落ち込んでしまったりすることもあるでしょう。

そんな思い込みに立ち向かい、思い込みを解くことで、より良い人生を送ることができます。

より健全な考え方を身につける方法があります。

この記事では、その方法に焦点を当て、激しい思い込みを改善するためのヒントをお届けします。


激しい思い込みを改善すると、どうなる?

過度な思い込みは、人生を豊かにしません。
柔軟な考え方や価値観を持っている方が、いろいろな豊かな日常のいいところに気づけるためです。

もう少し具体的に、激しい思い込みが解けたら起こる『いいこと』を見ていきましょう。

結論から言うと、以下のような『いいこと』がたくさんありますが、今日は3つの絞ってお伝えします。

まず1つ目は、激しい思い込みをなくせば、自分が成長できるということです。ある種の思い込みは、自分の成長の機会をなくしてしまうことがありますよね。

たとえば、「自分が賢い」と自負している人は、それ以上勉強はしないでしょうし、周りの声に耳を傾けることも少なくなります。
人間である以上、どういう場面でも成長の機会になりますが、そういう気づきを無視するようなことがあれば、成長しません。

ということで、柔軟な考え方で気づきを自分の血肉にできる人は成長できるのです。

そのためにも、激しい思い込みを改善すれば、成長の機会になります。

2つ目のいいことは、「人間関係を良くする」です。
激しい思い込みは、人間関係を築く上で対立を生むことがあります。
よく言えば、「信念が強い」「こだわりを大切にしている」などと表現できますが、言い方を変えれば、「柔軟性がない」「人の話を受け入れない」などの表現になります。

激しい思い込みで、「〜〜しなければいけない」と頑固に言い張る人は、他人との関係で難しいこともありますよね。

一方で、思い込みがなく、人の話をよく聞き、受け入れてくれる人は、いい人間関係が築けます。
相手にも自分にも偏見なく、フラットにコミュニケーションが取れるためです。

3つ目は、ストレスが減るということです。

思い込みが激しいことで、結構なストレスを受けます。
客観的な視点で自分を見れないので、自分で自分を追い込んでしまうこともあります。

たとえば、「男性だから強くいないといけない」「母親なんだから弱音を吐いてはいけない」「上司から言われることは絶対」などの思い込みは、自分の逃げ場を無くしてしまい、苦しむことになります。

「〜でなけれればいけない」などの激しい思い込みを改善すれば、柔軟な考え方で日々を過ごせるため、日常生活でのストレスが減るでしょう。

激しい思い込みを改善する方法

激しい思い込みを解く方法は、いくつかあります。
とはいえ、本質的なことはシンプルにまとめられます。

以下、激しい思い込みを改善するステップです。

自分の思い込みに「気づくこと」

まず激しい思い込みを改善するためには、思い込みに気づかなければいけません。
その正体に気付かなければ、絶対に改善することはできません。気づくためには、仮説を立てましょう。

たとえば、あなたが「人間関係に悩んでいる人」だとします。心の底から自分の素で接することができないと悩んでいます。
そこで、たくさんの仮説が立ちます。

「そもそも、素で接する友達が必要なのか?」
「今までで、素で接することができた人は誰か? どういう状況だったか?」

仮説を立てる

このように振り返っていくと、どんどん自分の思い込みに気づいていけます。

「素で接する友達がいない自分はダメだ」
「深い人間関係を築けない自分は内向的な人間だ」

思い込みに気づく

まずは、これらでどんどん自分の思い込みに気づいていきましょう。

自分の思い込みを「観察する」

次は、その思い込みを観察しましょう。
ここでいきなり、思い込みを矯正しないでください。
なぜなら、その思い込みはあなたにとって大切な「信念」である可能性があるためです。

なにも思い込み全てが悪いわけではなく、あなたにとって役に立つ良い思い込みもあります。
たとえば、先ほどの事例で挙げたような「素で接する友達がいない自分はダメだ」という思い込みが、自分にとって改善したいことだったり、役にたつことであれば、その思い込みはそのままにしておく必要があります。

しかし、自分が目指す人間性と違ったり、不利益になるようなことだったりすれば、改善の余地があります。

「素で接する友達がいない自分はダメだ」という思い込みは、裏を返せば『一人でも生きていく強い信念がある』とも言えます。

「深い人間関係を築けない自分は内向的な人間だ」という思い込みは、裏を返せば『内向的な人は深い思考力や独特な才能を持っている』とも言えます。

これらに、良い・悪いはありません。
あなたにとって、「必要か、不要か」だけで判断します。

このように、観察し、自分にとって必要な思い込みか、不要かを観察してください。

自分の思い込みを「矯正する」

最後に、その思い込みを矯正しましょう。
矯正するためには、その思い込みを手書きでもPC・スマホでもいいので、文章にしてください。激しい思い込みを自分の頭の中だけで改善するのは、至難の業です。

思い込みの観察ができ、見える化できたら、それを矯正していきます。
矯正の基準は先ほども言った世間一般的に良い・悪いではなく、「あなたにとって必要か不要か」です。

もし「不要だ」と判断した思い込みがあるなら、それらを以下をもとに矯正します。

●「なぜ、その思い込みを持っているのか?」
●「思い込みを改善すために、どうすればいいのか?」
●「思い込みが改善できたら、どうなるのか?」

これらを自問していきます。
たとえば、先ほどのたとえ話で言うと、「素で接する友達がいない自分はダメだ」「深い人間関係を築けない自分は内向的な人間だ」でした。

なぜ、その思い込みを持ったのか?
→周りの人たちは、素で過ごしているように見えた。特に学生時代の修学旅行のときに、みんなは楽しそうにしてたけど、自分は「偽りの自分。楽しそうな自分を演じていた」から

思い込みを改善すために、どうすればいいのか?
→自分も実は結構、素になれた友達がいた。その時の状況を思い出して、同じような環境に身を置いてみよう

思い込みが改善できたら、どうなるのか?
→思い込みが改善できたら、人間関係がうまくいくかもしれない。そうなったら、日常生活が楽になる気がする! 自由になれる気がする!

このように、どんどん激しい思い込みを解いていきましょう。
ただ、1回や2回で数十年培ってきた思い込みが改善されるわけがありません。

少しずつでいいので、焦らずに自分の思い込みを見える化していきましょう。こうやっていけば、徐々に思い込みが矯正されていきます。

まとめ

いかがでしたか?
このnote記事では、思い込みの激しい人へ向けて思い込みを改善する方法を解説しました。

誰しもが思い込みを持っており、それ自体悪いことではありません。
ただ、自分が目指す「理想の自分」とその思い込みが違ったら、とても苦しいと思います。

それを少しでも矯正されていけば、誰もが生きやすくなるはずです。
今の世の中、多種多様で激しい思い込みがあるので、それをうまく自分好みに変えていきましょう。


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