サービスから社会の課題について考えてみた
僕は、最終的には全てのサービスが無料化されるべきだと思っている。
ただ、そうなるには長い長い過程が必要なことももちろんわかっている。
今回は、そこで考える必要がある問題を少し取り上げようと思う。
〈サービスを受けるためには〉
自分がよく知っているサービスである、家庭教師を例に挙げようと思う。
いまの家庭教師のあり方について。
僕は、アポが取れたご家庭に1日2~3件回って、体験授業と呼ばれる営業をしていた。
それぞれのご家庭に合わせて、
お子さんの勉強のやり方を提案して、
準備してきた問題を実際に解説してあげて、
こんなふうに教えてくれたらやっていけるかもしれないって親にも子どもにも思ってもらって、契約を取っていた。
※家庭教師という仕事が本当に子どもたちや親たちのためになる仕事かどうかという問題も存在するが、それについては別の機会に話したいので、今回は一旦家庭教師が子どもたちや家族のためになっているものだと仮定する。
家庭教師が人のためになるサービスと仮定する。
そうした場合、本当はみんなに家庭教師というサービスを提供したい。
しかし、家庭教師も生活をしなくてはいけないし、仲介業者として働く我々もお金をもらわないとの仕事を続けていけないので、指導料やテキスト代を提示する。
だが、ご家庭によっては経済的な問題で、受けたい指導を受けられなかったり、使いたいテキストを使えなかったりした。
そこで僕は考えた。
[とある考え]
はじめは、
家庭教師がほんとにいいサービスだとしたら
月々にかかる費用を安くすればみんなサービスを受けやすくなるんじゃないかなって考えた。
家庭教師がいいサービスなんだということを多くの人たちに伝えて、
頼むのが当たり前
長く続けるのが当たり前
という社会を作れば、
長い期間の分割(今は大体最大3年【小学生だと6年】だが、それよりももっと長い期間で月数百円とか)でもご家庭からなんとも言われず、支払い可能者が増えてくれる!
そうすれば、生活の質を下げることなくサービスが受けられる!
ってね。
いいサービスっていっぱいあると思う。
それらを、月数百円で受けることができたらなんて素晴らしいんだろうって考えた。
さらに、
それを実現するにはまず、医療を発達させて、寿命をのばすことが必要だな、とも考えた。
ただ、そういう社会になったとき、格差が生まれたり、差別の原因になる可能性があるのは
健康状態やそれぞれの寿命
健康な人はいろんなサービスを受けられて、不健康な人は信用を失う、サービスを受けられなくなるという社会になってしまうかもしれないなっておもった。
こうなったらこうなったで、まだ生きづらい社会のままなんじゃない??
これではサービスを受けられない人はいなくならない。
[解決法]
みんなが自由にサービスを受けられる社会ってどうやったらできるんだろう。。
そこで、サービスを与えたら何かを受け取るという価値観から変えていく必要があるんじゃないかなって考えた。
そうなると、以前書いた、いまの社会を支配する「交換」という考え方を取り払う必要がある。
お金やそれに代わる何かを交換することをなくす
そうしたらもっともっと世界が明るく、一人ひとりが自分らしく、自由に生きていける。
じゃあそれを実現するためにはどうしたらいいんだ。
↓
一緒にこの問題について考え意見を出し合っていこう!!
いつか、自分の考える「実現のための過程」を話せる時が来たらいいな。
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