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就活の軸が急に決まった

とある企業のオープンカンパニーに参加していました。

オープンカンパニーというのは、まあざっくりいうと企業が学生に事業内容などの情報提供をするという、紹介メインのイベントです。高校や大学でいうオープンスクールの会社版と言ってもいいでしょう。事業体験をしないことも多いんですが、今回はちゃんとワークもやりました。長めのスケジュールだったのもあってかなり疲れました。

ワークが終わって解説に入ると、僕は密かにzoomのカメラをoffにし、振るわなかった夏インターンの後悔を払拭すべく、秋以降の予定の調べ物を始めました。
この解説を聞いても、将来に生きない、そう直観視したわけです。
「あ、これ向いてないわ」と、本心から思ったからでした。


やったのは、いわゆるロジカルシンキングが求められるワーク。たくさんの情報が与えられて、それを自分たちの力で整理して統合して、顧客に提供する。知的で高度な活動であることは間違いありません。高額な収入も期待できるのかもしれません。

ところが僕には、それが心底あっていない。
周りが短時間で理解を深めていく中で、一人蚊帳の外。具体的な知識が求められたというのもありましたが、一番は理解力のなさ、そして少々の妥協を許しながら進めていく力のなさ、なのだと思います。

僕の性分として「全部わかってしまわないと動けない」というのがあります。「失敗」をしたくないがために、全ての情報を得きってから挑戦をする。全ての情報を得るまでは、人に言われようが自分でやりたいと言おうが、意地でも動かない。

いやほんとはダメなんですけどね。変えたいんですけどね。
ただ、現状がこれの僕にとって、オープンカンパニーでのワークはひどくしんどく心を削られました。なんとか自分の立場を確保しようとメモ役に徹するも、具体的な意見を出すことはほとんどできませんでした。

僕の就活の軸は、やはり「着実さ・堅実さ」なのでしょう。圧倒的な成長や挑戦のできるコンサル業界に身を置いたら、人生疲れちゃう。ようやく、そして急に、これからの根本を左右する軸が決まりました。


失敗に終わったオープンカンパニーでしたが、決して無意味だったわけではないと思います。自分がどのような人間であるか、そして将来的に仕事をしていくとなったときに、何が適性なのか、本当の意味で知ることができたから。おそらくそれは具体的なワークをやってみたからこそ見えた視点でしょう。ひとまずコンサル業界には向いていないっぽいので、これ以降入れてしまっているコンサル系の夏インターンも切るかどうかを勘案しながら、秋以降のインターンに全力を注いでいきたいと思います。

何もしない癖についてはどうにか治したいので就活サービスのメンターと定期的にコミュニケーションをとることにしました。できてなかったら叱ってくれるらしいです。怒られるのが怖くて昨日もESに追われてました。そんなに怖い人ではないんですが (というか年下)、怒られないようにがんばるます。

それでは。うつろでした。



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うつろの雑談部屋
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