見出し画像

アニメ一気見のために原作を読む


タイトルの意味

あまりリアルの知人には言ってないんですが、わりとアニメ見るほうなんですよね。
4月からの春アニメの一覧を見てみたらまあそれはそれはいい感じのがいっぱいあって、今のうちからテンションが上がっています。

鬼滅
転スラ
ヒロアカ
魔法科高校
ゆるキャン
ワンルーム、日当たり普通、天使つき。
雀魂 (YouTube)

多いな…

まあ今期もこれくらいは見てるんですけど、いかんせん毎日の電車通学で見るのがノルマみたいになってしまって、いまいち内容をしっかり把握できてないんじゃないかという懸念がありました。できることなら内容を忘れないために一気見したい。

ただ一気見するのには若干のリスクがあります。

①アマプラの無料期間が切れて見られなくなるかもしれない
②放送期間中、思わぬ形でネタバレを食らうかもしれない

上のリストで言えば、「ワンルーム、日当たり普通、天使つき。」はアプリで原作を追っているので一気見しても問題ないでしょうね。しかしそれでも週7アニメ。もう1本くらいは一気見枠にして、電車での執筆の時間も確保できると万全です。

いや、待てよ…

原作を読んでいればアニメが一気見できる…ってコト?

というわけで、原作を読もうという話になったわけです。
無事、タイトルの伏線が回収できました。


第一希望選手〜

さあということで、このうちどれかの原作を読まないといけません。
(雀魂はYouTubeでの配信なのとアニメ原作ではないので除外)

鬼滅
転スラ
ヒロアカ
魔法科高校
ゆるキャン

転スラと魔法科高校はたしかラノベ原作なので、まあ除外でしょう。ラノベは読んだことがないのでわりとハードルが高いです。コミカライズもされてるのかもしれませんが、漫画を読んだら読んだで今度はラノベが読みたくなってしまいそうな気もします。

ゆるキャンは、非常に申し訳ないんですが漫画の画風あんま好みじゃないんよな。今期は制作会社が変わって原作に近くなるようですが、前までの丸目の感じが好きだったんですよね。丸目って描きやすいのかな。「葬送のフリーレン」なんかも原作よりずっと丸目でアニメ化してますよね。こちらもアニメの方が画風が好みです。

となるとヒロアカか、鬼滅か。
まあ答えは一択でしょう。

鬼滅だ!!!!!

まあ、原作完結してるもんね。そこそこネタバレも食らったりしたので、この際もう読み切っちゃいましょうか。
というわけで第一希望選手は鬼滅の刃に決定です。


僕にはお金がない

正確には「お金を使いたくない」。漫画アプリのポイントを恥ずかしげもなく毎日貯めていたような卑しい男です。さあ今から鬼滅を全巻買って読もうか〜とは、なかなか踏み出せません。

そこで思い出したのが、去年研究室のメンバーと訪れたこともある「京都国際マンガミュージアム」でした。あそこならたしか鬼滅が全巻置いてある。しかもうちの大学の学生なら100円くらい割引になります。これはチャンス。

アニメで15巻の初めまでは見ているので、15〜23巻を読もうということになりました。かかる時間は、一気見の経験がほとんどないのでネットの情報の受け売りですが、1巻大体20〜30分くらいかな?というわけで3〜4時間で終わるかな、と見立てをつけ、とはいえ誰かに取られたくはないので朝イチから行って開店直後から読み続けてやろうと画策します。


思ったよりも時間がない

無事起床、開館の10:30より前に到着。時間になったら急いで3階の鬼滅スペースに向かいます。

よしよし、誰もとってない。1回につき5巻まで持っていっていいとの注意書きがあるので、まずは15〜19巻を持って読書タイムのスタートです。

紙のマンガに慣れていないのもあって最初は結構時間がかかりました。15巻終えて大体11:10くらい。あれ、40分経ってる…ということは終わるのは16:30…?閉館は17:30…

ん、なんか雲行き怪しくなってきたな…

と思って読み進めていたら、遠くの方からお兄さんの声が聞こえてきます。

紙芝居〜、紙芝居が始まるぞ〜

マンガミュージアムというだけあって、こういうイベントが水族館のイルカショーのように定期的に開催されるようです。申し訳ないですがそんなのに構っている暇はないのよ、と読み続けていると、向こうの部屋でお兄さんが全力紙芝居を始めました。

素直に思ったことを言ってしまうと…

いや声でかいな!
いやまあいいんだけど!

誰も悪くないんですよ、これ。
わがまま言ってる場合でもないので、しばらく別のことをして、静かになったら読み進めます。


一気に読むと疲れてくる

9巻中5巻が終わり、物語も終盤。時間の制約もあるのでざっと理解しながらサクサク読んでいかないといけません。頭が疲れてきます。

若干眠くもなってきました。隣の席を見たら中国人留学生らしき人が五等分の花嫁読みながら寝こけてました。ああ昔の僕のバイブルが…

朝から飲まず食わずで読み続けているので体力も消耗してきます。「食べないで大丈夫なの?」と言われましても、大丈夫なのでこんな過酷なスケジュールを組んでしまうのが僕なんですよね。体が強いのも褒められたものではありません。

まあそんなこんなで、最後の方はわりと惰性で読んでいたかもしれませんね。とはいえだんだん慣れてきて最後の方は1巻20〜30分で読み切り、そこそこ時間に余裕を持ってミュージアムを後にしました。


一応、読んでみての感想

ネタバレを避けつつ感想を述べるなら

・わりと王道の展開が続いたイメージ。一つ一つの戦いが濃く長めだったので、「あ、もう終わっちゃうんだな」という感じだった。
・主人公の成長はたくさんみられたが、もう少しサブの成長も見たかった。善逸は1つ大きいのがあったけど、伊之助は物足りなかった印象。まあ元々メンタル強めだったからいいのかな。
・カバーの作者コメントから吾峠先生の優しさをひしひしと感じた。作品自体もどこか慈愛や人の温かさを感じる内容になっている (お館様と柱たちの関係性とか)。こういうところが人気になった理由なのかもな、と思う。
・アフターストーリーはちょっとベタすぎるような気もするが、まあいいか。

上から目線ですみません。全部本心です。


何はともあれ、全部読み切った!

楽しかった!疲れた!

やっぱり漫画って楽しい。あとアニメも。
おわり。

あなたの力で、僕が何かをなすかもしれません