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"バーチャル"でストリートライブを楽しむということ

前回の記事にて、
Locatone Creator Contest 2022にて、ファイナリストになり、
コンテンツを制作している話をしました。

そのコンテンツが11/1についに公開され、すなわちリリースされ、
SONYのLocatoneアプリをダウンロードしてもらえれば、遊べるようになっております!

是非とも!
皆さん、体験してほしい!
僕らのコンテンツはNo.5 バーチャル渋谷ライブ!〜オンザストリート〜です!

僕らはとにかく"イマーシブサウンド"を使ってるところが肝。
ミュージシャンの音源は全てバイノーラル信号となっており、
また何曲かは実際のストリートライブを、立体音響マイクで収録したものを使っております。


さてそんな今回は、
バーチャルでストリートライブを楽しむということ
についてお話ししたいと思います。

昨今のストリートライブ。
ようやくコロナも少々落ち着いてきて、新宿駅なんかはストリートミュージシャンたちが帰ってきておりますね!

ストリートライブは、やはり新しい音楽との出会いの場であることが一番の魅力かと思います。
普通、ライブを観るにはライブハウスやコンサートホールなどに行かないといけないわけですが、
ストリートライブは、無料だし、立ち止まって聴いてもいいし、歩きながらなんとなーく耳を傾けてもいいし、もちろんCDとか買ってもいい。
その空間には、そのミュージシャンのストリートライブ目当てのお客さんだけでなく、その街に用事があった人がたまたまエンカウントして、たまたま出会えた音楽がある。
それがストリートライブです。

皆さん、最近はどんな感じで音楽を知ることが多いでしょうか?
圧倒的に、サブスクじゃないでしょうか?
僕自身もサブスクやってますし、色んなミュージシャンが定額で聴き放題。最近は音質も良くなって、とても便利で素晴らしいツールだと思います。

また、バーチャルでライブで体感するといえば、当たり前ですが、
家にいながら配信でライブを観れる!
というコンテンツがとても増えました。
これはコロナ禍でいかにライブをお客さんに届けるかを模索して普及していった、素晴らしい結果であります。

どちらも、
家でスマホ一つで音楽を楽しむ
ものです。
もちろん何度も言いますが、
これはとても便利でとても素晴らしいコンテンツです。

しかし、本当にそれだけで良いのか??

一昔前は、自分の足でCDショップに行って、試聴できるものとできないものがあって、たまたまインストアライブなんかやってたりして。
よくわからないままCDを買ってみるとか。
ライブハウスに行って、対バンライブ観るとか。
それこそ、ストリートライブを観るとか。

外に出て、音楽に出会いに行く
というのが主流でした。

そしてそれは、
この出会い方だからこそ出会えた音楽が、確実にあると思います。
ミュージシャンだけじゃない、ファン通しで仲良くなったり、
その街のことを知って、街を好きになったり。
そういうことも、絶対大切なことではないか。

だからこそ、
僕らの作ったコンテンツ、バーチャル渋谷ライブ!〜オンザストリート〜は、
実際の渋谷の街に出向いて、その場でバーチャルの音を聴くという方法に魅力があると思っています。

そこにミュージシャン本人はいないんだけど、
新しいバーチャルな音楽の聴き方として、僕らリスナーは外に出る。街に行く。
ここに、バーチャル渋谷ライブ!の本質があるんじゃないかと思っております。

さらに、ここにイマーシブサウンドの良い点がマッチしてくれました。
その場で収録した立体音は、その場で同じ環境下で聴くことが、聴く人には一番リアルに感じることができるからです。

こんな想いを込めて、
今回のバーチャル渋谷ライブ!〜オンザストリート〜は生まれました。

ゆくゆくは、ARとかと組み合わせて、もっと進化したバーチャル渋谷ライブ!を作りたいと思ってます。(そんなことできるのかわからないけど笑)
この新しい音楽との出会い方は、
きっと音楽が好きな人たちと、ガジェットや新技術が好きな人たちにはヒットしてくれると思っております!

やはりこの長いコロナ禍で、音楽をどう届けるか、聴くかを、色んな人たちが悩み、模索し続けたと思います。
そして、今、ポストコロナに向かって行く中で、
また新しい音楽の聴き方として、一石投じてやるぞ!くらいの気持ちでおります。

是非是非、
体感してくれると嬉しいです!

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