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やっぱり70-200は手放せない。

以前、70-200を100-500に買い替えるかどうかで悩み中…みたいな感じでチラッと書いてましたが、現状維持ということで思いとどまりました。
買い替えをどうするかの結論を出そうと思って70-200を携え久々に海に行ってきたんですけど、野鳥をメインで撮るのも面白そうなのですが、大きく撮れなくても、瞳ガチピンじゃなくても、エッセンスの1つとして撮れる場面がある時にちょこんと小さく撮るのもいいかなーと。

そんなこと言いつつコレですよ。ババン!

敢えてコレなんですが、右翼がバッサリ切れてますよね。
1.6倍クロップ(換算320mm)でカモメかウミネコか分かりませんが、波打ち際でくつろいでいた鳥を撮っていた時にたまたま近くに飛んで来たので慌ててカメラを向けつつシャッターを切った時のものです。

「320mmでも飛んでる鳥だとフレーミング難しいなー」と。
こういうのは慣れなんでしょうけど、一旦フレーミングを外すとリカバリーがまあ大変。
そして敵は焦点距離だけではなく、太陽光も
「よく晴れた明るい日がいい」というのは確かにそうなんでしょうけど、その明るさが仇となってファインダーが見えないのもキツい笑
実際の外の明るさとEVFの明るさのギャップとでも言いますか、フレーミングが外れた際に鳥がどこにいるかを確認するためにファインダーから目を離し、見付けたらまたファインダーを覗く…みたいな感じになって、それが慣れてないと割りと大変。
もうね、左手を日除けみたいにオデコのところへ持ってきて、太陽光を遮りながら片手でどうにか撮ってた内の1枚が↑ですわ。ええ。

100-500を片手でどうにか出来る自信は僕には無いです。←
70-200でもいっぱいいっぱいだったのでね。
もちろん、きちんと両手でホールドしながら撮れた場面もあったのですが、それでもやっぱり顔とカメラの間から差し込んでくる日差しは眩しかったです。
まあ、カメラと頭を丸ごと日除け用のタオルか何かで覆ってしまうのが解決策としては手っ取り早い対処法になるのではないかと思います。
第三者からの見た目はどうあれ、ね。
もっとも、その場合フレーミングを外さないスキルも持ってないとキツそうではありますが。

一応きちんとフレーミング出来たものもあります。

これとか、
これとか。

まあ、特に面白味も何もない飛んでいる鳥の写真ですが…^^;

で、これら↑は主題が「鳥」そのものですが、70-200で主題として撮るのはかなり近付けないと難しい。
なので、「鳥がいたので撮りました」くらいの気軽さで撮るようにしておけばいいかなー…という感じにシフトすることに。

例えばこんな感じで。
これは飛んでない3羽のどれにフォーカスしようかと選んでいた時に、左側から別の1羽がフレームインして来そうなのが左目で見えたのでタイミングを合わせて数枚連写した内の1枚。
あと、こういう感じとか。
これたぶんフォルム的に「鵜」だったと思うんですが、水面を走って離水しようとしていたので、その様子を連写で追ってみました。
最初はカラー現像していたのですがどうもシックリこず、ならばモノクロで…とやってみたところ水面を走った軌跡が浮かび上がって来たので「これだな」と。
これまで意識したことは無かったのですが、水面を蹴った時の水しぶきが鳥の後方2つまで等間隔でまだ残ってるのが凄いなーと。
そんなことを知れた1枚。

「鳥を撮っている」という意味では、↑の「飛んでいる鳥(トビ)」と同じなんですが、「1枚の写真」という点で観ると後者2枚の写真の方が面白味があります。
少なくとも僕自身はそう感じました。
まあ、どちらも連写してるんで他にも数枚ずつあるんですがね。

詰まるところ、70-200では野鳥などを大きく鮮明に撮ろうとするのは難しいけど、大きく鮮明に撮れなくても面白味のある写真は撮れる…と、気付けたわけです。

因みに今回一番のお気に入りになったのはなぜかこれ笑
この記事のサムネにも設定してますね。
何でもない、カモメかウミネコの2羽がくつろいでいるところを何気なく撮った写真。
この穏やかにくつろいでいる雰囲気が、今回行ってきた海岸の雰囲気をよく表していたからなのかも知れません。

それはそうと、野生の「鵜」を見たのはたぶん初めてだったと思います。
当然、写真に撮ったのも。

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