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本の感想※普段の育児日記とは全く関係ありません
『弩アホリズム』読みました。
こんなタイトルつけたらドアホと略されること必至なのに、作者は確信犯なんでしょうか。
本編が中途半端に終わってしまった時、この続きは一生読めないのか!?そんなまさか!!!
何がなんでも最後まで読みたい
連載が無理なら作者が個人のブログか何かで続きを公開してくれないかなとか強烈に思っていた割には、弩アホも堕アホも読む気がありませんでした。
主人公がちがうし、なんか絵もちがうし。
堕の方は作画の人が違うんですね。
それでなんとなく読まずにいたんですが、アホリズムの15巻を買って読んだのをキッカケに、弩アホも読んでみました。
読むとやっぱり面白い。
結局自分は作者の手中なんだろうなと思う。
作者本人は岸が最強キャラだと言っていたけれど、私には三太夫が最恐キャラにしか見えなかった。
三太夫、宝来管理官的な怖さがある。
どっちがより無慈悲なんでしょうか。
宝来管理官の「私はね、泣かずとも馬謖を斬れるのよ」のセリフが大好きです。
一度読んだだけでは、あまり弩の内容が理解できなかったためもう一度読み返してみました。
最初は絵のインパクトが強すぎてあまり内容が頭に入ってきませんでした。
與と融合したママや、湖北の遺体の描写などなど…。
読み返してみて、まぁなんとなくは分かったかなといった感じです。
細部までは理解できてないので、人に説明しろと言われたら無理ですが。
主人公のヒロシくん。地獄で髪が伸びてる姿、狸のしっぽがついてるみたいでかわいいですね。
六道くんはつり目でキリッとした顔だけどちょっとなよっとしてて、ヒロシくんはかわいい顔だけどしっかりした性格なんですね。
どっちも好きです。
「々」をノマというのは知りませんでした。
あと、「臣」の説明で右目を持つ〜のところ、本当に⁉︎と思って漢字辞典で調べてみたら、ほんとうにそう書いてありました。
拳の対義語は平手。
饕餮は中国神話の怪物。
など今回も色々と勉強になりました。
自分だったら、何の文字がいいかなと考えることがありますが、私だったら「解」にします。
刀も出せそうだし、自力で解熱、解毒できそうだし。鍵も開けれそうだし、なんでも解りそうだし…。固まった物を解したり。
何かと便利そうな気がします。
私は元々、中国の歴史が好きなのもあり、あの中華風の独特の雰囲気と、宮条カルナさんの描くキャラクターの絵柄が好きです。
残酷なところも中国っぽい(偏見)
内容はたまにやりすぎてる気がしますが(朝長のとことか)(単行本の最後についてる楢子さんのマンガとか)そのくらいの方が面白いのかもしれません。
とにかく続きが読めて良かった。
叶うなら、作者が決めている最終話まで読めますように。
宮条カルナ先生のさらなるご活躍を心より応援しております。