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読書日記1

また東野圭吾作品の話なんですが、
ガリレオシリーズの草薙刑事と湯川学は、夢枕獏さんの『陰陽師』に登場する安倍晴明と源博雅の関係に似てるなと思うところがある。

『陰陽師』では、大抵の問題は安倍晴明が解決してくれる。
博雅が晴明のところに訪ねてきて、何かしら相談すれば、最終的には晴明が解決してくれる流れ。

ガリレオシリーズでも、草薙が湯川を訪ねてきて、事件のことを相談すれば、湯川が助言してくれたり、真相を突き止めてくれるという流れ。

2人の立場は違えど、たしかな友情があるようなあの関係性も似ている気がする。

どっちも好きな作品。

もともと『陰陽師』は夫が読んでいて、夫と付き合っていた時に「1番好きな本で何度も読み返した」と言ってボロボロの陰陽師を貸してくれたのがきっかけで読んだ。
陰陽師は夫が全巻持っていて、1冊読み終わると1冊貸してくれた。

夫もそれなりに読書はする方で、他には三国志など読んでいるようだ。

そんな夫にも是非東野さんの作品を読んでもらいたいと思ってそれとなく勧めているのだが、いまいち気が乗らないようだ。
上記の陰陽師との類似点の内容は、夫に東野作品を紹介しようと思った時に思いついたというか、気がついたことだった。

本は自分が読みたいと思ったタイミングで読むのが一番だから、夫の気が向いた時に読んでもらいたい。

人に強要されて読むのはつまらないからね。
自分が読みたい時に読んでほしい。
そしてぜひ感想が聞きたい。
多分、夫の性格から考えて、読めばハマると思う。

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