高2で英検準一級を取った話
【おはようございます こんにちは こんばんは】
今回は英検準一級を取った時の話です。少し前の話になりますので、今と違う可能性がありますことご了承ください。
また、準一級でなくても繋がる部分はたくさんありますのでぜひ最後まで見ていってください。
取得した理由
わたしが英検準一級を取得した理由は主に2つあります
……1つ目……
やはり何と言っても大学受験に使えるから
英検を持っていたら有利になる大学は調べると割とたくさんあります。得点を加算してるところが多い印象です。
特に顕著に例でいうと、広島大学ですね。英検準一級を持っていればなんと共通テストを満点扱いにしてくれます。(医学科は条件あり)(条件は変わっている可能性アリ)
つまり、「他の人よりも実質共テを受ける科目数が減る!」「そして英語が激難化しても満点扱い!!」これって心理的にも点数的にもものすごいアドバンテージになると思いませんか?
……2つ目……
自分が到達しているレベルの指標として
英語を学習しているとき、ふと思いました。模試以外で英語を使えるのか?と。いくら問題が解けたからといって実用的な英語力が身についているかはわかりません。
英語話者と話すことにおいて、頭の中で考えている通りに話すことは経験を積まないとほぼ無理です。
いざ英語を使おうとすると変な文法になったり、話すのが遅かったり……といろいろな障害が見つかるものです。そうした点を確認するためにも英検準一級を受けました。
英検の勉強法
……一次試験編……
……使った問題集……
一次試験
旺文社……過去問6回分全問題集
旺文社……出る順パス単
二次試験
旺文社……過去問6回分全問題集
使い方
…問題集…
単語帳を仕上げた後にちゃんと知識が身についたかを確認するのに使う。また、自身と合格ラインの差を知るためにも活用する。
…単語帳…
各自に合った覚え方があると思いますので、自身で一番いいと思う方法で覚える。
私は「毎日◯ページ覚える」と目標を作って取り組みました。
……英作添削……
必ず受けましょう。できれば1ヶ月前ぐらいから初めて行ったほうがいいです。なぜならブランク状態ではミスしまくる上に、小さな凡ミスからかなりの失点を招く可能性があるからです
1か月あれば万全の状態まで仕上げることができるでしょう。
また、別の記事に英作文を安定して取るための方法を記していますので、よかったら立ち寄ってみてください。
https://note.com/uts5525/n/n266e91a67615
……勉強時間……
学校によって進度や内容が異なる上、何年生で受けるかによっても異なるため、一概に「◯◯時間」という風な言い方はできません。
((漢検準一級について執筆した際は時間の目安を書きましたが、それは出題範囲からして誰もが知識なしの状態か始めるため書くことができた、というだけです。))
目安は過去問を解いて平均で70%の正答率を取れるか否かです。かくブレを考慮して4回分ほどは解いておきたいところです。
(ちなみに70%の正答率でも80%の得点率を取れます。恐らく問題ごとの配点が異なるためかと。
正答率 ≠ 得点率であることを覚えておきましょう。)
……二次試験編……
英検準一級の2次試験合格率は意外と高く約80%(公表された2007〜2011年のデータ)です。が、対策しないと普通に落ちるので、対面での練習が必要です。
(また、このデータの罠として、80%なら対策しないでも受かるだろ……と思った人、落ちます。なぜなら多くの人が対策をやりきって望んで80%だからです。無対策な人は20%とかではないでしょうか)
対面練習ができない場合の対策法も少しながら下の方に記します。
対策の流れとしては、まずは対面で練習するよりも二次試験の過去問を見ておきましょう。するとおおよその傾向がつかめるはずです。
例として傾向を挙げるとすると、四コマのところは「改善したと思ったら改善点が新たに出てきた」という流れがほとんどです。
ある程度掴んだら対面練習。5回ぐらいはしておいたほうがいいです。先生も一度にすべての治すべき所を指摘されるのではなく、ちゃんと消化できるようにある程度の数で留めています。
また、改善するべき点を忘れることもあるため全ての改善点を一度に伝え、読み込ませることはしないはずです。なので「面倒くさい……」と思っても、不合格になってもう一度受ける面倒くささや費用を考えて練習をやりきりましょう
そして、対策を受け持つ先生がいらっしゃらない方向けに、私が対策を受けた際に言われたことを書いておきます。ご参考までに
……1……
【早く話さないでいい。むしろ遅すぎるぐらいでいい】
採点官は流暢さを見ているよりはちゃんとある程度文法に則って話せているかを見ています。
速く流暢に話して印象付けようとしてもたいてい失敗してペースを崩すだけになる上にそこまで利点がないので、ゆっくり確実に聞き取れるように話していきましょう。
……2……
【10秒以上止まるな】
基本的に10秒無言だと次の質問に移行します。なので、「hmm…. Ah…. Let me think …..」と時間稼ぎをしましょう。
また、身振り手振りヲツカウノモ効果的です。それだけで頑張って伝えようとしている感が出ます。
……3……
【とにかく印象良く振る舞う】
問題を受け取るときは両手で受け取る、しっかりと相手の目を見て自身を持って大きな声で話す。これだけで「3点,4点どっちにしようか……」というときに高い点がつきやすくなります。
公表されている合格率が高いことからしても、2次試験は落とす試験ではなくちゃんと努力(対策)した人を受からす試験のようなものです。印象良く振る舞うことで少しでも高く見てもらえるようにしましょう
((オマケ))
【当たりはALT採点官】
【【注…あくまでも気休めです】】
外国人の採点官≒ALTの先生です。
ALTだから厳しそう……つたない英語だから不安……そんな心配はいらないです。
ALTの先生は頑張って伝えようとしていたらOK出してくれるように甘い人もいます。大当たりと思いましょう。
いかがでしたでしょうか。
これから受験される方の参考になれば幸いです