どうしてもアルコールに勝てない

初投稿から負けた話になってしまった。

私はパートナーと暮らしているが、相手の酒好にいかんせん困っている。

昨夜、「ごめん!帰れない!」と連絡が入ったきり、その後音信不通のまま朝を迎えた。

同棲当初は帰宅するまで待っていたり、迎えに行ったりと手を焼き、その都度喧嘩にもなった。相手は一応反省する素振りを見せるが、結局泥酔してしまうと同じ事の繰り返しになる。

私はアルコール類が飲めない為、泥酔をしたことがない。嫌いではないのだが、必要性をいまいち体感できずにいる身である為、パートナーに対して理解に苦しむ。そのうえ私の家族は皆アルコール類が飲めないのでより理解に苦む。

今回で恐らく4度目の音信不通だ。
4度目といっても、4度中4度目と的中率は100パーセントに等しく、今日も行き場の無い虚しさを抱えている。同じ境遇の方には共感してもらえる気がする。


相手の気持ちを理解しがたい私は自身を宥める為、泥酔、酩酊状態において、相手は無双状態にあり、悪気は無いだろうと思いたかった。
泥酔、酩酊状態において、本人には意識がない場合が多く、自分の行動の制限ができないはずだ。好きなものを気の向くままに嗜んでいるうちに、意識を失っている。きっと相手は楽しい夢でも見ているはず。イコール、相手には悪気が無いはずではないかと。

しかし、世の中には自身で摂取量を制限できる自制の効く人間がいる。自分のことを思い出してくれたら、自制の効かなくなる前に飲酒を控えてくれるのではないか。
その方向で考えをすすめると、私は今日もアルコールに勝てなかったという、素直な回答にぶち当たる。

いつかは酩酊状態にありながらも、アルコールより私を選んでほしいものである。


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