拡張する映画「昭和ノ映写室」
こんにちは。北海道知床・斜里町の地元出身地域おこし協力隊たかぎです。
前回の映画shariに引き続き、写真ゼロ番地 知床のはなし。
2022年TOP END6 ゲスト作家は映像作家の三好大輔さん。
「昭和ノ映写室」という地域映画が制作されました。
予告編
昨年から制作が始まり、今年の1月29・30日ゆめホール知床で上映されました。
今回もきっと見た直後の感想が一番だと思うので。。
知らないのに懐かしい。
単純に昭和の映像が「エモい」からだけではないと思う。
たとえばひょうたんプール。私の記憶には全然ありません。
私の少し上の斜里の人は記憶にあるみたいだけど、私はウトロなので、全然知りません。でも聞いたことはあるから、知ってはいます。
きっとその話をしてくれた人たちが、懐かしいと思いながら話してくれたから、私も懐かしい記憶を作り上げていたのかも。
知ってる景色なのに、全然知らない。
同じ町なので、山とか建物とか同じものもたくさん映像に写っていました。同じ場所で、いつも見ている風景と似ているのに、全然違う街のような印象もありました。
懐かしく感じるのに、知らない街でもある。
知っている景色で、話では聞いて知っているから懐かしさも感じるけど、実際にはそこに生きていないのでやっぱり知らない空間。
映画でも、当時の映像を見ながら「あんなこともあった」と話しているんだけど、私は帰ってから自宅で家族と話して、当時の話を聞いたりしました。
映像をみて記憶が呼び起こされて、当時を知っている人の口からでてくる、そして私の頭のなかでまた(想像だけど)映像になる。
観ながら、観終わったあと、どんどん拡張していく映画。
静かに集中してみるんじゃなくて、おしゃべりしながらまた観たいです☻︎
あと音楽がすごく良いです!!
私は音楽の専門的な評価はできないけど、子供たちの合唱もいいし、斜里吹奏楽団の演奏も最高。
まずそもそも、すごく失礼だけど斜里に吹奏楽団があるのを知らなかった。
演奏会があれば絶対に行きます☺︎
この記事本当は、今週の頭ぐらいに公開する予定だったんだけどまたギリギリに。。
明日・明後日(2/19・20)知床自然センターのKINETOKOで追加上映されます🙌
昭和の斜里町を知ってる人も知らない人もぜひ観てみてください😊
ヘッダーは上映後に昔の写真を見たくなって出してきたギリギリ昭和のウトロの海岸。
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