(オマケの「英語教室」I`m living with him)
2022/2/12
(オマケの「英語教室」I`m living with him)
I`m living with him.
「私彼と住んでいるの」
となれば同棲という事でしょう。
もう少し頓智を聞かせた言い方だと
He is my roommate.
「彼は私のルームメイトよ」
女性にとってルームメイトが男性なら、もうそれはそういう事だとすぐわかるので、ちょっと洒落っぽく遠回しに言い換えた表現です。
この辺までは如何にも英語という感じがします。
しかしそれだけでは面白くない。
こういう言い回しを積み上げていってネイティブレベルになることをわが国では第一番に推奨されているようですが、それでは英語が母国語である人間の後追いばかりをしていることにしかなりません。
そこで一計を案じてみることにしました。
以前にも少しお話いたしましたが、日本的な言い回し、それが日常語であっても格言でもことわざでもいいのですが、それを英訳することで面白い英会話ができないか?できれば外国人にとっても新鮮さや意外さが感じられる新しい感覚の英語が、と思ったわけです。
それで今回の
I`m living with him
をわが国ではよくつかわれる言葉
「同じ屋根の下に住んでいるの」
で表してみました。
Under the same roof (or ceiling or ceiling lump), living with him.
上記のor の最後の奴はちょっと洒落て
「同じ天井の灯の下で済んでいるの」
にしてみました。
試しに英語が母国語ではない在日のEnglish speaker相手に使ってみましたところ、
「面白い言い方ねぇ」
と結構受けはよかったみたいです。
どうせネイティブからみたら異文化の我々日本人が彼らと同等に話そうと言ったところで、他人の土俵で相撲を取るわけですからなかなか首尾よくいく筈もありません。
ならば異文化であることを逆手に取って
Interesting speaking English speaker
になることを試みた方が、創意工夫という只の素材を元に、聞く側にとっても話す側にとってもお互いにメリットがあっていいような気がするのですが、いかがでしょう?
こんなことを言うと「ネイティブ並みに」を旗印に経営をしている多くの英会話学校が不要になってしまう事もありそうですが。
注)
I`m living with him
は正確には
I have been living with him
のような気もしますが、余計な文法要素を省きわかり易くするためにあえて上記の言い方に致しました。