うとQ世話し コロナ渦クリスマス特別寄稿「超ホラー世界史奇譚」
2020/12/25
(うとQ世話し コロナ渦クリスマス特別寄稿「超ホラー世界史奇譚」 )
柄にもなく今日は過去の世界史を、ざっとおさらいしてみました。
一つ目
国の為政者は自国益を最大化しようとして国家間で争いを繰り返してきた。
その裏には、自国民を食べさせなければならないというやむを得ない台所事情もあった。
二つ目
その国が発行するお金の信用は、その国の武力に裏付けされていた。覇権国通貨が強いのは、その国の武力が世界最大であるからという場合が多かった。
三つ目
ところが、武力によらず高い信頼性を得た通貨が出てきた。武力の代わりに経済力(国の借金よりも国民の返済能力の方が高い)に裏打ちされた「円」という通貨。
四つ目
それにヒントを得たのかどうかは分りませんが、武力の裏打ちによらない方法で世界を牛耳る事ができる事に気がついた集団が出てきた。
GAFA
五つ目
国が多くの自国民に食い扶持を提供するという、ある意味やむを得ない動機で動いていた事実(尺度)をこのGAFAに当て嵌めてみると、自社社員に食わせるだけにしては、余りに多くの富を得すぎている。最早そんなに稼ぐ必要はない筈なのに。
となると国の古典的な意味での権益確保に当て嵌まらない彼らの「新しい目的」とは何なのか?
六つ目
しかも、彼らは情報、AI、物流、量子コンピュータ等の超最先端技術を独占的に用いることで、どこの国民と言わず「人々の脳」まで支配することが可能になりつつある。
七つ目
今コロナ渦による分断(グローバリゼーションであるか否か)すらも最早、彼らには関係がなくなっている。
その証拠に、今コロナ渦でむしろ逆に大幅に利益を伸ばしている。
八つ目
彼らは「無償の利便性提供」という今迄にない方法で知らぬ間に、国家対国民で国家に対峙してきた国民の側に寄り添う振りをしながら「ひとびとの生活奥深く」に既に入り込んでいて、抜き差しならない状態になり、人々はそれが途切れた時の「禁断ショック症状」に最早耐えられなくなってしまっている(結果只ほど高い物はない、の好例に)
結語
さて彼らGAFAは武力を持った国家すらも超越して、何をしようとしているのか?
かなり怖い結論しか思い浮かびません。
追記)
ぞぉーっとしています。
特に今コロナ渦こそが、彼らにとって、人々の巣ごもりという又とない好機を得て「ひとの脳の操り」の為の「超絶ビッグシャンス」を掴んだという「ホラー奇譚」の可能性については。
(自分の妄想である事を祈ります)
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