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(オマケの「英語教室」alive English dictionary in a town street)

2022/2/9-2
(オマケの「英語教室」alive English dictionary in a town street)
預金はdeposit
振込(又は送金)はremittance
引出はwithdrawal
通帳記入はpassbook update
残高照会はbalance inquiry
これらの単語はATMのパネルに書かれていたのでそれを覚えました。
因みに外国人は、振込はremittanceを使わずにtransferをよく使っております。
聞いているとremittanceはどちらかというと振込より「送金」に近いようです。たぶん故国の家族に送金する場合が多いことを見越して邦銀側がこの訳語を当てているような気もします。
又、ある日駅で乗り越し精算をするために精算機の前に行くと料金精算を英語では
Fare adjustmentと記してありました。
「へぇ、精算というのはadjustmentを使うのか!!」とちょっと驚きました。
想像もしてない意外な単語で、しかも知っている単語でもあったので
「こんな風にも使えるんだぁ」
と驚いたのです。
ところで話は変わるのですが昨日当店の外国人従業員に対して年末「調整」後に源泉徴収所得税会社側、徴収過多の分を1月の給与で返金したのですが、その後の計算で実は徴収不足が分かった為に新たに追加徴収をする事になりました。
しかしある事情からその額が一度に引き去るには結構な金額になるので、会社側からすれば財政逼迫の折、一刻も早く返金して欲しいのは山々なのですが、本人の当月負担額及び本人とその家族の心理的負担を考えるとそうはできず結局はそれを12か月均等割りに「調整」して引き去ることにし、今回2月の給与はその第一回目である事を外国人従業員に説明致しました。
その時思ったのですが、
「年末「調整」の場合は同じ調整でも「ぴったりあわせる(hard landing)、整合を取る」という意味合いが強いのでたぶん前出のadjustment即ち「精算」を使うのだろうな。
(何故ならadjustmentの中にはjust(丁度)の文字が含まれているから)
しかし引去額が大きくて社員負担が多い場合の12か月均等割は同じく邦語訳では「調整」でも「ゆるやかに合わせる(soft landing)、ちょっといじる、計らいをする、勘案する、微調整のレベルで匙加減をする」という意味合いが強いのでadjustmentではなく、むしろarrangementを使った方がよさそうだ
(何故ならarrangementの中には幅を持たせる意味のrange(音響等で使うdynamic rangeや山脈を表すmountain rangがあります)が含まれているから)」
という事でした。
それでその外国人従業員には
We have done a arrangement for you, don`t worry, not once payment, changed to every month payment style, withdrawal per month is not so much.
(調整しておいた。心配するな。一度の支払いではなく毎月返済型に変えておいた。毎月の支払いはそんなに多額にはならないからな)
と伝えておきました。
「街中英語」って結構役に立ちますし、使えますね。
わざわざ何回も事ある毎に辞書は引かなくてもいいかもしれません。
せいぜい確認の為かダメ押しの為位の頻度で。
だって「生きた辞書」が目の前に実使用例実写動画添付の超高級仕様タイプとしてそこいら中により取り見取り状態で、しかも只で転がっている訳ですからね。
使わない方が「据え膳食わぬは男の恥」であるにも比して
「勿体ないもいいところ」というものでしょう。


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